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「Oculus Quest」向けアプリストア、サブスクリプションサービスが利用可能に
「FitXR」や「RecRoom」等のプレミアムコンテンツに対応
2021年4月16日 18:10
- 4月15日（米国時間）発表
Facebook Reality Labsは米国時間4月15日、VRヘッドセット「Oculus Quest」向けアプリストア「Oculus Quest Store」において、サブスクリプションサービスを導入した。
本サービスの開始時点でサブスクリプションに対応しているのは「FitXR」、「RecRoom」、「Tribe XR」、「TRIPP」、「vSpatial」、「VZfit」といった6作品のプレミアムコンテンツ。Facebookは、「Oculus Quest」プラットフォームにおけるサブスクリプションをサポートすることで、開発者へのビジネスモデルの支援を開始すると発表している。
これにより、開発者はシームレスに加入者に向けて新しいコンテンツやツール、お知らせなどを提供することができるようになる。一方、加入者はお気に入りのタイトルの限定コンテンツにアクセスすることができるようになる。
また、サブスクリプションサービスの内容はタイトルによって異なり、各サービスを利用するためにサブスクリプションへの加入が必要なものや、あらゆるコンテンツや機能を利用するためにサブスクリプションへの加入が任意のものもある。加えて、既に所有しているタイトルにサブスクリプションサービスが導入された場合でも、購入済みのコンテンツは引き続き利用できる。
「Oculusサブスクリプションサービス」対応タイトル
「FitXR」（開発：FitXR）
「FitXR」は、最先端のVRのフィットネススタジオ。メンバーシップに加入することで、人気の高い「ボクササイズ」と「ダンス」スタジオ、そして近日公開予定の「HIIT」スタジオで、インストラクターの指導と共に新しいワークアウトクラスに毎日参加することができる。さらにマルチプレーヤーモードでは、友達と一緒にクラスに参加可能。「FitXR」は7日間の無料体験も可能となっている。
なお、既に「FitXR」をインストール済みの場合は、アドオンパックを含む購入した全てのコンテンツを引き続き利用可能。また、新しい「FitXR」メンバーシップを90日間無料で体験できる（「FitXR」に初めてログインした日を1日目とする）。
「Rec Room Plus」（開発：Against Gravity）
「Rec Room」は、友達と一緒にゲームをつくりプレイできるタイトル。サービス開始より、毎月6,000トークン（US10ドル相当）の無償配布と毎週4つ星のアイテムが獲得できるほか、ストアのRR＋限定セクションにアクセスできる、などの特典付きの月額メンバーシップ「Rec Room Plus（RR＋）」の提供を開始する。「Rec Room」アプリは、今後も引き続き無料。このアプリではチャットしたり、ハングアウトしたり、プレーヤーがルームを作成したり、自分の何かをビルドすることができる。
また既に、「Rec Room」をダウンロードまたはインストール済みの場合は、以前購入したすべてのアイテムに引き続きアクセスできる。
「vSpatial」（開発：vSpatial Inc.）
「vSpatial」を利用することで、ワークスペースをQuestのVR空間に置くことができ、無制限のモニターに囲まれて集中力を高めることができる。サービス開始より、任意のサブスクリプションサービスを通して、15名用のミーティングルーム、WANリモート接続、バーチャルカメラとマイクが利用できる。「vSpatial」の作業環境（ワークプレイス）ではWindows10のリモート利用、バーチャルモニター、1：1コラボレーションなどのアクセスが可能となる。また、今後も無料で使用できる。
なお、「vSpatial」アプリ内で既に購入済みのアイテムについては、引き続きアクセスできる。
「Tribe XR」（開発：TribeXR）
「Tribe XR」ではVR DJとして、プロのDJが世界中のクラブで使用している機材を使って、トラックのミキシングを楽しむことができる。サービス開始より「Tribe Plus」に加入すると、全てのアドオンデッキやスキン、新しい環境空間、毎月新しいスキン、常駐のDJメンターによるライブビデオワークショップ、3Dオンデマンドレッスンにアクセスすることが可能になる。また、全ての「Tribe」利用者に向けて、クラブ定番の「CDJ3000」と「DJM-900 NXS2 ミクサー」を含む「High-End Pioneer」製品の販売を開始する。
「Tribe XR」を購入済みの場合は、これまで通りアプリにアクセスしたり、レコードを回したり、あるいはバーチャルインストラクターと練習することができる。また、既に購入済みの「Tribe XR」アプリ内のアイテムには、引き続きアクセスできる。
「TRIPP」（開発：TRIPP, Inc.）
「TRIPP」は、毎日新しい瞑想、カスタマイズされた体験、追跡可能なマインドフルネスプロラムなど、心を穏やかにし、集中力を高めることができるタイトル。プレイ方法や呼吸の可視化、様々な呼吸法、美しい風景のビジュアル、そしてバイノーラル録音された音声が効果的に組み合わせられている。40種類以上の瞑想体験にアクセスしたり、毎日「Focus」と「Calm」のTRIPPsが届いたり、体験のカスタマイズや進捗状況を確認したりすることができる。サブスクリプションサービスの加入前に、無料体験ができるデモも用意されている。
「VZfit」（開発：VirZoom）
「VZfit」は、Googleストリートビューのデータを活用して世界を旅しながら全身の有酸素運動を行なうことができるフィットネスアプリ。雪の積もったイタリア・アルプスより太陽の光が降り注ぐオアフ島の海岸まで、Googleストリートビューで1,000万マイル（約1,610万キロ）以上にも及ぶ地球の美しい景色を辿ることができる。1人でも、あるいは友達やトレーニングパートナーと一緒でも、自由にコースを選ぶことが可能。「VZfit」は、ヘッドセットを使うだけでスタンドアップのバーチャル「exerboard」のワークアウトができる。もしくはエアロバイクまたはエリプティカルマシンと連動して使用することも可能となっている。
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