ニュース

悲鳴嶼行冥も涙。「STOP! 海賊版」の新プロジェクト“きみを犯罪者にしたくない”が本日始動

集英社ら漫画大手が連携し違法サイト利用へ注意喚起

2月16日 発表

 一般社団法人 ABJは2月16日、海賊版サイト撲滅に向けた広報キャンペーン「STOP! 海賊版」において、新プロジェクト「きみを犯罪者にしたくない」を開始することを発表した。

 本プロジェクトは、1月1日に施行された「改正著作権法」を受けて開始される新プロジェクトの第1弾。「改正著作権法」では、これまで音楽と映像のみだった違法ダウンロードの規制対象が、漫画や書籍、新聞、論文、ソフトウェアのプログラムなど全ての著作物に拡大。例えば、違法サイトと知りながら、漫画をダウンロードして読むと、有罪の場合、2年以下の懲役か、200万円以下の罰金、またはその両方が科されることとなる。

 プロジェクトでは、その名の通り「きみを犯罪者にしたくない」をテーマに、秋田書店、KADOKAWA、講談社、集英社、小学館、白泉社といった漫画大手の人気漫画24作品と連携し、違法サイトの注意喚起を行なっていくとしている。また「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」、「キングダム」、「カードキャプターさくら」など、その24作品に登場するキャラクターが描かれた注意喚起ポスターを公開。特設サイトでは、PCやスマホで漫画を読む際に「ABJマーク」のついた正規版配信サービスを利用するようにと呼び掛けている。