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営業利益は98.2%大幅増、最高益を更新。任天堂「2021年3月期 第3四半期 決算短信」を公開

2月1日 公開

 任天堂は2月1日、「2021年3月期 第3四半期 決算短信」を公開した。

 今回公開された決算短信によると、今期(2020年4月1日~2020年12月31日)の連結経営成績は、売上高が1兆4,044億円(前年同期比37.3%増)、営業利益が5,211億円(98.2%増)、経常利益が5,282億円(92.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が3,766億円(91.8%)となり、売上総利益は7,688億円と、前年の4,660億円と比べて65.0%大幅増となり、過去最高益を更新した。

 これに伴い、2020年11月5日公表の連結業績予想は、売上高が1兆6,000億円(前年同期比14.3%増)、営業利益は5,600億円(24.4%増)、経常利益は5,500億円(25.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,000億円(33.3%増)と、今回で軒並み上方修正に。過去最高を見込んでいた通期の最終利益予想をさらに1,000億円引き上げた。

 また、Nintendo Switchに関しても、ハードウェアが2,650万台(10.4%増)、ソフトウェアが2億500万本(20.6%増)と、販売数量予想を上方修正。Nintendo Switch用シミュレーション「あつまれ どうぶつの森」の堅調ぶりや、Nintendo Switch用パーティ「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」等のロングヒット作に恵まれたことが、任天堂への追い風となったとみられる。