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「ガンダム」シリーズが好調を維持。バンダイナムコホールディングス、「2021年3月期 第3四半期決算短信」を公開

2月8日 公開

 バンダイナムコホールディングスは2月8日、「2021年3月期 第3四半期決算短信」を公開した。

 今回公開された決算短信によれば、当第3四半期連結累計期間は、各事業において新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたとのこと。しかし、国内外のトイホビー事業においてハイターゲット層(大人層)に向けた商品や新規IPを活用した商品などが人気となった他、ネットワークエンターテインメント事業において、ネットワークコンテンツの主力タイトルや家庭用ゲームのリピート販売が好調に推移している。

 中でも「機動戦士ガンダム」シリーズでは、プラモデルやコレクターズフィギュアなどの商品が、デジタル活用した販売・マーケティングなどの効果を発揮し好調に。等身大の動くガンダムで話題の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」によるIPの情報発信なども人気となっており、「機動戦士ガンダム」のIP別売上高は、グループ全体で2020年の3Q累計実績が627億円、通期実績が781億円であったのに対し、今回発表された3Q累計実績が676億円、通期見込は925億円という結果になった。

【GUNDAM FACTORY YOKOHAMA】

 また、ネットワークエンターテインメント事業の売上高は、家庭用ゲームが3Q累計実績930億円、通期見込が1,170億円となっている。2020年の3Q累計実績が675億円、通期実績が990億円となっており、その好調さが伺える。