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「鬼滅の刃」歴代興収1位は少し先に!? 東宝、「千と千尋の神隠し」の興行収入を上方修正

12月15日発表

 東宝は、日本の歴代最高興行収入1位を記録している映画「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)の興行収入について、現在の308億円から、316億8,000万円に上方修正したことを明らかにした。映画.comなどが報じた。

 「千と千尋の神隠し」は、2001年7月に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画。ベルリン国際映画祭でアニメーション部門で金熊賞、アカデミー賞では長編アニメーション賞を受賞するなど、日本を代表するアニメ映画としてその名を世界に轟かせている。

 今回の加算分は、今年6月から8月まで全国372館で再上映された際の数字を加算したもので、加算額は8.8億円。同時上映された「もののけ姫」も8.8億、「風の谷のナウシカ」は7.3億、「ゲド戦記」は1.5億をそれぞれ加算。累計201億8,000万円となった「もののけ姫」が「ハウルの動く城」の196億円を抜いて、歴代7位となった。

 現在、同じ東宝配給作品「『鬼滅の刃』無限列車編」が302億8,930万7,700円で歴代興収2位に付けており、歴代興収1位となるのは時間の問題となっている。

【千と千尋の神隠し】

【「鬼滅の刃」無限列車編】