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高校生eスポーツ選手権「第3回 全国高校eスポーツ選手権」の開催を改めて発表
2020年7月3日 15:19
- 近日発表予定
サードウェーブは、これまで2回開催している高校生を対象にしたeスポーツ選手権「全国高校eスポーツ選手権」について、今年度の大会概要を近日中に発表することを明らかにした。これは7月3日、LFS池袋において開催された「GALLERIA新プロジェクト&新筐体発表会」の中で明らかにされたもので、早ければ来週、遅くとも月内に、具体的な開催概要が発表される見込み。
「全国高校eスポーツ選手権」は、eスポーツを文化として根付かせるためにサードウェーブと毎日新聞社が共同開催している高校生eスポーツ選手権。今年は新型コロナウイルスの影響で、第3回大会の告知が行なえないまま半年以上が経過していた。
今回の発表会では残念ながらスケジュールや競技種目などは発表されなかったものの、「第2回全国高校eスポーツ選手権」のフィナーレで予告したとおりに、第3回大会を改めて実施するということと、そのスケジュールを近日中に発表することを明らかにした。
発表会終了後、複数の関係者にぶらさがり取材を行なってみたが、多くの関係団体と最後の詰めを行なっているということは認めたが、スケジュールや競技種目については最高機密の情報と言うことで一様に口が硬く、確定情報を得るに到らなかった。
発表のポイントは2点で、まず開催時期が12月開催か3月開催か、もう1つはオフラインかオンラインかだ。まずスケジュールについては、2年前の第1回大会の告知が7月9日で、エントリーが9月、予選が12月、本戦が翌年3月。昨年の第2回大会は、12月に決勝大会を動かしたが、告知、エントリー共に4月に行なっている。これを踏まえると12月開催は厳しそうで、3月開催が濃厚だ。
開催形態については、新型コロナウイルスの第二波が襲来しつつある現状を踏まえ、オンライン開催が予想される。中止が確定した全国高校野球と同じで、参加する学生たちに対して絶対的な安全を担保する必要があるためだ。
筆者の予想が当たるにしても外れるにしても、第3回の開催が確定したのは、eスポーツに取り組む高校生にとっては朗報と言えるニュース。果たしてどのような内容になるのか、詳細発表に注目したいところだ。
なお、発表会では、全国の高校生eスポーツアスリートを支援するための取り組み「高校eスポーツ部支援プログラム」が継続して応募受け付け中であることも発表された。先着500校までで、応募締め切りは8月31日までとなっている。まだ校内にeスポーツ部がない高校は、こちらのキャンペーンも注目だ。