ニュース

日本eスポーツ市場規模が60億円を突破! 今後さらに市場が拡大する見込み

2月13日 発表

 KADOKAWA Game Linkageは2月13日、日本国内におけるeスポーツ市場動向について、2019年の市場規模および内訳、2023年までの成長予測、ファン数(試合観戦・動画視聴経験者)の推移を発表した。

 発表によれば、2019年の日本eスポーツ市場規模は、前年比127%の61.2億円となっている。また、2020年から2023年までの年間平均成長率は約26%と予測しており、次世代モバイル通信「5G」が開始されることで、さらにeスポーツ市場が拡大するという。

※2020年以降の数値は、2020年2月時点での予測

 2019年時点での日本eスポーツ市場の収益項目別割合をみると、チーム・大会へのスポンサー料や広告費といった「スポンサー」の割合が多く、全体の75.7%を占めているという。日本においても、eスポーツ大会の開催やプロゲーミングチームの発足が相次ぎ、スポンサーシップを表明する企業が引き続き増加する傾向にあるとしている。

2019年の日本eスポーツファン数は、前年比126%の483万人となった。今後は、大会数の増加や「5G」による動画視聴の機会が増えることで、eスポーツファンがさらに拡大することが見込まれるという。