ニュース

日本シーゲイト、ゲーミングドッキングステーション「FireCuda Gaming Dock」を発表

5,000MB/sの爆速Gen4 NVMe M.2「FireCuda 520」も登場

【FireCuda Gaming Dock】

12月後半発売

44,980円(税込)

 日本シーゲイトは11月26日、都内の会場で発表会を開催し、ゲーミングノートPC向けのドッキングステーション「FireCuda Gaming Dock」を発表した。12月後半発売を予定しており、価格は44,980円(税込)。

 「FireCuda Gaming Dock」は、ノートPCと本体をThunderbolt 3により、USB Type-Cケーブル1本で接続して利用するドッキングステーション。大容量のHDDとGen3 NVMe SSDを搭載できるほか、USB 3.1 Gen2ポートや有線LANコネクタなどを備えており、ゲーミングノートPCの機能を大幅に拡張できる。

 発表会に登場した同社の代表取締役社長の新妻太氏は、昨今のゲーミングPC市場について、eスポーツの市場規模の伸びが顕著であるほか、データ量が増大しており、ますますストレージの重要性が高まっていると語る。

日本シーゲイト代表取締役社長 新妻太氏
世界のデータ量の増加傾向
日本でのeスポーツ市場規模推移

ゲーミングノートPCのストレージなどを拡張して利用できるFireCuda Gaming Dock

 続いて登壇した同社の技術本部本部長である横山智弘氏は、ゲーミングPCについて「これまではデスクトップが中心だったが、GPUの向上によりノートPCも増えてきている。モビリティを含めると便利な面もあるが、ウィークポイントがある」としながら、弱点の一つである拡張性について指摘。今回発売されるFireCuda Gaming Dockはさまざまなペリフェラルに対応するほか、大容量のストレージも搭載されるので、ベストソリューションになると話す。

 FireCuda Gaming Dockは、内部に7200rpmの4TB HDDを備えるほか、ユーザーが任意のNVMe M.2(Gen3)を搭載できる拡張スロットも用意される。本体にはThunderbolt 3コネクタやUSB 3.1 Gen2ポート、RJ-45ジャックなど合計10ポートの拡張コネクタが用意されている。Thunderbolt 3に対応しているので、USB Type-Cケーブル1本でノートPCと接続できる。

日本シーゲイト 技術本部本部長 横山智弘氏
本体左には電源ボタンとUSB3.1 Gen2ポート、USB3.1 Gen2バッテリー充電ポート、音声出力端子、音声入力/マイク端子を配置
正面。ヒートシンク内にGen3までのNVMe M.2 SSDを搭載可能。ネジは合計3本で、それを取り外すことで交換できる
本体正面にはカバーが用意されており、取り外してM.2 SSDを装着する
本体右。電源コネクタ、Thunderbolt 3ポート×2(左はノートPC接続用)、DisplayPort、USB3.1 Gen2ポート×3、有線LAN用RJ-45コネクタを配置
FireCuda Gaming DockにはRGB LEDが用意されており、光り方については同社の「Toolkit」アプリで設定が可能だ
Toolkitを使えば、FireCuda Gaming Dockへ、PCストレージのバックアップ、ミラーリングもできる
装着しているドライブ類は、画面で見えているEとFドライブのように、それぞれのストレージが別に認識される
発表会では「Project Winter」を使って、GeForce Experienceによる動画保存/再生のデモも行なわれた

シーケンシャルリードテストで5000MB/sの速度を記録するFireCuda 520

 このほかすでに発売済だが、新製品となるPCIe Gen4に対応するM.2 SSD「FireCuda 520」についても紹介された。

 FireCuda 520は同社が自信を持って発売するSSD。「CrystalDiskMark」を使ってのデモも行なわれたが、シーケンシャルリード(ブロックサイズ:1MiB、キュー:8、スレッド:1)では5,000MB/sを超える数字を記録するなど、そのパフォーマンスは高そうだ。横山氏によると、体感的には大容量のデータをやり取りするときに、とても速く感じられるという。「ベンチマークのデータを見るだけでもわくわくする。FireCuda 520を搭載してデータを図ると『おー』と思うはず。5,000MB/sともなるとすごさがわかる。それが心地いい」と横山氏。ちなみに横山氏自身としては、光らせるM.2 SSDを作ってみたいと思っているのだとか。

 なお、FireCuda 520は500GBが14,980円、1TBが29,980円、2TBが59,980円となっている(いずれも税込)。

FireCuda 520
FireCuda 520の概要。5年保証が付くほか、最大3600TBのTBW、180万時間のMTBFとなっている
こちらはPCIe Gen3対応の「FireCuda 510」での数字
こちらがFireCuda 520の数字。確かにシーケンシャルリードが5,000MB/sを超えている
こちらはIOPSの数字
今回のテスト環境

 今回発表されたFireCuda Gaming Dockについてはかなりの興味を持った。筆者自身もゲーミングノートPCを利用しており、内蔵のセカンドドライブには2TB HDDを搭載しているが、内蔵できるストレージが厚さ7mmまでなので利用できるHDDに限界があり、現状の搭載容量以上のデータをストックすることが難しい。こうした場合に外部ドライブとして大容量ストレージを確保できる意味は大きい。より快適なゲーミングシーンを追究したいなら、FireCuda Gaming Dockの購入を検討してもよいだろう。