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東京マルイフェスティバル6、15万円以上の「Mk.46 Mod.0」を触れる、撃てる!

最新のエアガンをたっぷり楽しめる秋葉原のイベント開催中

11月16日・17日 開催

開催場所:ベルサール秋葉原 1F

入場料:無料

18歳未満は親同伴でも入場不可

 東京マルイは、「東京マルイフェスティバル6」を11月16日と17日にベルサール秋葉原 1Fにて開催している。本イベントは18歳未満は入場不可となっている。

 毎年恒例となっているエアガンの祭典東京マルイフェスティバル。今回は“原点回帰”をテーマに掲げ、商品の紹介と、実際にエアガンを触れる楽しさ、そして「シューティングレンジ」で、12月12日に発売が決定した新製品・次世代電動ガン「MK46 Mod.0」を撃つことができる。エアガンの魅力をじっくり体験できるイベントだ。

最新商品はもちろん、これまで発売された様々な銃を目にすることができ、構えることができる

 今回のイベントではこの「MK46 Mod.0」の紹介に力が入っていた。弊誌では昨年の「東京マルイフェスティバル5」第59回 全日本模型ホビーショーを前にした発表会ホビーショーの出展でもこの銃を紹介しているが、改めてイベントで紹介された魅力を紹介していきたい。

 「MK46 Mod.0」は東京マルイ初の“分隊支援火器”となる。強力な弾を大型銃で発射し味方部隊を支援する役目だ。重量は6.4kg。手に持つことも可能だが、バイポッド(銃架)を立てて射撃することも可能だ。実銃の5.56mmNATO弾を1分で100発射撃する強烈なリコイルをモーターによって再現し、かつ商品としての耐久性を持たせることに注力した商品だ。

広報の島村優氏
「Mk.46 Mod.0」の担当者・高島拓生氏
「Mk.46 Mod.0」は会場数カ所で展示されていた

 本商品は東京マルイの最新技術でなければ実現できなかった。1つは「アルミ切削技術の向上」。アルミパーツを使うことで質感と耐久性を実現。プラスチックやではできなかった耐久性と、ダイキャストよりも軽く取り回ししやすい適度な重さを実現した。そしてこれまでのアサルトライフルで使われていたウェイト(重り)の倍となる600gの重りを動かすメカニズム。これは6kgを超える本体をきちんと振動させ射手に衝撃を感じさせる強さと、連続使用5万発というこれまでの3万発という基準を超える耐久性を実現させている。

 さらに“安全性”である。FETというセンサーと連動した電子制御システムにより、弾を撃ち尽くしたときや、銃身を交換するとき、装弾時のカバーを開けたときなど、銃の状態を検知して射撃システムが誤作動しないように安全性も配慮されている。銃の再現度や、射撃の楽しさはもちろん、商品としての耐久性や安全性も考慮された商品なのだ。

 会場ではさらに射撃時に振動するダミーカートリッジをアルミ製にしたのは、金属としての光沢、本物に近い真鍮製にするとカートの動きが重すぎ、プラスチックにすると軽すぎるため、アルミに“肉抜き”を施してちょうどよい揺れ具合を実現したことなど、様々なこだわりが語られた。予備のカートリッジも別売りで販売されること、ダミーカートリッジも別売りを購入することで、弾帯をさらに延長することも可能だという。

多彩な機能や開発の苦労が語られた
シューティングレンジで感触を実感できる

 会場では数カ所に「MK46 Mod.0」が展示されその重厚な姿をたっぷりと確認できる。そしてシューティングレンジである。4丁もの試射用銃が用意され、来場者は気軽にこの大型火器を撃つことができる。イベントの開始時から「バリバリバリ」とこの銃ならではの射撃音が鳴り響いており、今回のイベントを象徴する音と言える。筆者はホビーショーで体感したのだが、この連射が驚くほど正確に的に飛んでいくのだ。支援火器というと命中精度より弾をばらまく武器、というイメージがあるが、「MK46 Mod.0」はその正確な射撃でサバイバルゲームで活躍しそうである。

 今回は「MK46 Mod.0」が主役という感じだった。新発表として近代改修が行なわれたAKM47「AKM」をモチーフとしたガスブローバック「AKM」、そして第4世代グロックを再現したガスブローバック「GLOCK 17 Gen4」を発表したが、詳細は今後と言うことだ。今回出展されたものはカートリッジがプラスチック製など製品版とは異なるもので、今後さらに作り込みが行なわれ、特徴なども明らかになっていくとのこと。

新発表となるガスブローバック「AKM」と、ガスブローバック「GLOCK 17 Gen4」。詳細は今後明らかになるという

 他にも注目の新作としてはガヴァメントの小型タイプ「V10コンパクト」。コンパクトなボディに、露出したバレルが黒に塗られていたり、特殊なトリガーを使っていたりとスタイリッシュな雰囲気が楽しいハンドガンだ。キラキラした専用メッキマガジンも楽しい。コンパクトにまとめていながら45口径のリコイルを実感させるため反動システムもこだわりが込められている。マイクロプロサイトにも対応している。

コンパクトでスタイリッシュ「V10コンパクト」

 もう1つが、「MTR16 G-EDITION」。黒いフレームに随所に金のパーツを配置した人気の高いアレンジを行なったカラーバリエーションモデルなのだが、セレクターやトリガーなども金のアクセントが効いており、楽しい。銃は実際の軍隊に使われているようなリアル志向も良いが、こういったキャラクター性を前面に出したようなアレンジも楽しい。コレクションとしての強い魅力を感じさせる商品だと感じた。

黒いフレームに随所に金のパーツを配置した「MTR16 G-EDITION」

 今回も盛りだくさんで、楽しいイベントだと実感した。エアガンは女性プレーヤーなど近年ファンを増やしている。こだわりのユーザーは商品を手に持ち、その感触やリコイルをたっぷり楽しむこともできる。自分の好みの銃を探すのも良いし、最新のモデルの面白さを確認するのも良いだろう。会場を回ることでファン層の厚さも実感できる。週末秋葉原に来る人は、足を運んでみてはいかがだろうか?

様々なエアガンを見て、触って、撃って楽しめる