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Riot Games、「LoL」10周年記念特別放送「Riot Pls」で新作ゲームと新プロジェクトの進行情報を発表

10月16日 発表

 Riot Gamesは10月16日、「リーグ・オブ・レジェンド」(以下、LoL)の10周年を記念した特別放送「Riot Pls」を実施し、複数の新作ゲームと新たなプロジェクトの制作が進行中であることを発表した。

 なお、「Riot Pls」を記念するイベントは、ボゴタ(コロンビア)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、イスタンブール(トルコ)、リマ(ペルー)、ロンドン(イギリス)、ロサンゼルス(アメリカ)、マドリード(スペイン)、メキシコシティー(メキシコ)、モスクワ(ロシア)、サンチアゴ(チリ)、サンパウロ(ブラジル)、ソウル(韓国)、上海(中国)、シンガポール(シンガポール)、シドニー(オーストラリア)、東京(日本)で開催された。

□「Riot Pls」視聴ページ
https://www.twitch.tv/riotgamesjp

「Riot Pls」での発表内容を紹介

「リーグ・オブ・レジェンド」

 「LoL」では、新しいキャラクター(チャンピオン)のセナが発表された。彼女は既存のチャンピオンであるスレッシュのランタンに閉じ込められた多くの魂のひとつであり、ルシアンの物語に登場して以来、人気の存在となっていた。セナは新たなサポートとして 140体を超える現在のチャンピオンリストに加わることとなり、独自のプレイスタイルを体現する。セナは、10月29日に「LoL」のパブリックベータ環境(PBE)に、そして11月10日に実装される予定。

 10月22日よりPBEにて新たな要素「エレメントの目覚め」がリリースされ、プレーヤーはここ数年で最大のサモナーズリフトの変化を目撃することになる。「エレメントの目覚め」は、プレシーズンに行なわれるゲームプレイの変更のひとつであり、ゲーム内でもっともダイナミックな要素のひとつであるエレメンタルドレイクにもとづいている。これらのプレシーズンの変更は、ライブサーバーでは11月20日に登場予定だ。

 ほかにも、楽しくカオスなゲームプレイが人気のウルトラ・ラピッド・ファイア(URF)が、4年ぶりに期間限定ゲームモードとして、全チャンピオンと共に復活する。また、「LoL」の各シーズンの楽曲を収録した9枚のシリーズアルバムが複数の音楽配信プラットフォームで10月15日よりリリースされている。

 さらに、サモナーズリフトをプレイした全プレーヤーには感謝のギフトが用意される。10月17日から10日間、日本時間10月16日10時までに作成されたアカウントを利用してゲームにログインしてプレイすると、毎日ゲーム内ギフトが手に入る。イベント期間は「LoL」の誕生10周年記念日となる10月27日まで。

□エレメントの目覚めのページ
https://jp.leagueoflegends.com/ja/news/game-updates/gameplay/preseason-2020-gameplay-rise-elements

モバイル版「チームファイト タクティクス」と「エレメントの目覚め」

 オートバトルゲーム「チームファイト タクティクス」(以下、TFT)は、2020年の第1四半期にモバイル版をリリース予定。10月15日よりGoogle Playストアで事前登録が可能になっている。「TFT」は、8人のプレーヤーがフリーフォーオール(自分以外のプレーヤー全員が敵の対戦形式)で戦うストラテジーゲームであり、「LoL」のチャンピオンやアイテムを戦略的に活用して他の7人のプレーヤーを倒していく。

 「TFT」では、「LoL」の世界に存在する豊富な物語やチャンピオン、テーマを活用して、PC版とモバイル版の両方で、3~4カ月ごとに新たなチャンピオンとスキルのセットがリリースされる。PC版「TFT」で2つ目のセット(セット2)となるのが「エレメントの目覚め」であり、エレメントをテーマにしたコンテンツが登場する。このセットでプレーヤーは今までに登場していないキャラクターやアイテムを使って新たな戦略の構築を模索することができる。「エレメントの目覚め」は「LoL」クライアントで11月5日にリリース予定。

□「TFT」のページ
https://teamfighttactics.leagueoflegends.com/ja-jp/

「レジェンド・オブ・ルーンテラ」

 「レジェンド・オブ・ルーンテラ」(以下、LoR)は、「LoL」の世界を舞台にした基本プレイ無料のストラテジーカードゲーム。「LoR」には、「LoL」で人気のチャンピオンたちに加えて、ルーンテラの各地域から新キャラクターや仲間たちがカードになって登場。それぞれが独自のスタイルと戦略的優位性を持っている。

 「LoR」のゲームプレイでは、ダイナミックな戦闘が交互に展開し、プレーヤーはスキルと独創性、頭脳を駆使して勝利を目指す。また、「LoR」にはカードの入手方法が複数用意されており、無料プレイでのカード入手だけでなく、ゲーム内で獲得または購入した通貨を利用して好きなカードを直接購入することも可能だ。「LoR」は、PCとモバイルに向けて2020年に正式リリースが予定されており、現在、事前登録を受け付けている。

□「レジェンド・オブ・ルーンテラ」のページ
https://playruneterra.com/ja-jp

「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」

 「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」は、モバイルおよびコンシューマーゲーム機に向けた5v5の新作MOBAゲーム。新たなプラットフォームにあわせて調整されており、PC版の「LoL」とほぼ同じゲームプレイを楽しめる。「ワイルドリフト」では、新しくツインスティックでの操作方法が採用されており、15分~18分で楽しめるようにサモナーズリフトが再構築されている。「ワイルドリフト」は、PC版「LoL」の移植ではなく、プレーヤーに正真正銘の洗練された「LoL」体験を楽しんでもらえるように、ゼロから開発が行なわれている。モバイル版「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」は、2020年のリリースが予定されており、現在Google Playストアで事前登録を受け付けている。

□「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」のページ
https://wildrift.leagueoflegends.com/ja-jp/

「Arcane」

 「Arcane」は、同社が企画と制作を行なう「リーグ・オブ・レジェンド」のアニメーションシリーズ。2020年のリリースが予定されている。豊かな生活を送るピルトーヴァーと抑圧されたゾウンの地下世界が舞台となっており、「LoL」で人気のチャンピオン2人の始まりの物語、そして2人を引き裂く力について語られる。

「Project A(プロジェクト A)」

 スタイリッシュで競技性の高い、キャラクターベースのPC向けタクティカルシューターを開発中。現在「Project A」という仮称で呼んでいる。美しい近未来の地球を舞台に、独自のスキルを持つパワフルなキャラクターたちを操作し、戦術性の高いガンプレイが楽しめる。詳細は2020年に発表予定。

「Project L(プロジェクト L)」

 「Project L」は、「LoL」の世界を舞台にした格闘ゲームの仮称。本作の開発は初期段階であり、現時点ではこれ以上公開できる情報はない。

「Project F(プロジェクト F)」

 「Project F」は、極めて初期の開発段階にあるプロジェクトの仮称。ルーンテラの世界を友達と一緒に渡り歩くことができるよう可能性を模索中。

「League of Legends Origins」

 「League of Legends Origins」は、アカデミー賞にノミネートされたドキュメンタリー作家であるレスリー・アイワークス(Leslie Iwerks)氏による長編ドキュメンタリー。本作の中で彼女は、「LoL」の誕生、そして「LoL」のファンコミュニティ “LoLを史上もっとも多くプレイされたPCゲームにした、また世界でもっとも早いペースで「LoL」をスポーツへと成長させた存在” を追いかける。

 アイワークス氏は、「LoL」を愛するファンとそれを作り上げた先駆者たちの声を通して、開発の初期から2017年に北京国家体育場で開催された「World Championship」まで、この世界的な現象誕生のドラマを追いかける。「League of Legends: Origins」は Netflixを始めとする多くのストリーミングVODプラットフォームで試聴可能だ。

「Karma(Riot Games Social Impact)」

 同社は、全世界で継続的に社会への貢献を果たせるよう、非営利団体「The Riot Games Social Impact Fund(ライアットゲームズ ソーシャルインパクトファンド)」を創設。Karmaプログラムでは、これまでに400万ドル以上が世界中のチャリティーに寄付されており、その多くは「LoL」のプレーヤーたちによって選ばれた慈善団体だ。「秩序の光カルマ」は、その全収益が「The Riot Games Social Impact Fund」の資金となる最初の「LoL」スキンとなる。

「リーグ・オブ・レジェンド eSports マネージャー」

 「リーグ・オブ・レジェンド eSports マネージャー」は、現在開発中のチームマネジメントゲーム。本作では、ファンがマネージャーとなって選手との契約などを行ないながら、世界レベルの「リーグ・オブ・レジェンド」eスポーツチームを結成していく。「リーグ・オブ・レジェンド eSports マネージャー」は、eスポーツのビジネスエコシステム拡大を目的としてデザインされており、本作から得られた収益をこのゲームに登場するプロチームと共有することで、持続的に活動できるよう投資していく。本作は最初にLeague of Legends Pro League(LPL)地域で2020年にリリースされ、その後ほかの地域にも拡大していく予定だ。

□「リーグ・オブ・レジェンド eSports マネージャー」のページ
https://nexus.leagueoflegends.com/en-us/esports/
□公式Twitter
https://twitter.com/lolesports