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「サクラ大戦」シリーズの復活を記念し、HGシリーズで「1/20 光武・改」がプラモデル化! 「新サクラ大戦」に登場予定の「無限」も現在開発中

2020年1月発売予定

価格:3,500円(税別)

 12月12日の「新サクラ大戦」の発売で復活を遂げる「サクラ大戦」シリーズに登場する霊子甲冑「光武」のプラモデルが、BANDAI SPIRITSの「HG」シリーズで発売されることが決定。第59回全日本模型ホビーショーにて、その姿が披露された。

 今回HGで発売されるのは「サクラ大戦2~君、死にたもうことなかれ~」より、「1/20 光武・改」の登場人物別のバリエーション。かつてプラモデルでは、WAVEが同機体を1/24でリリースしているが、それよりも少し大きめの1/20スケールでの登場となる。

「HG 1/20 光武・改(真宮寺さくら機)」。武器は太刀「一本桜」。ずんぐりとした機体の形状も再現

 光武・改をチョイスしたことについてBANDAI SPIRITSの担当者は、劇中で機体の形状が同一のためバリエーション展開がしやすいことを挙げたが、何より同氏が「サクラ大戦2」が好きだったということを強調した。

「1/20 光武・改」のバックショット。特徴的な排気口や背部のに伸びるパイプなどの細部も再現

 このHG光武・改のキットの最大特徴は、ハッチの開閉ギミックだ。このときに見えるコクピット内部の設定は、当時の設定などに曖昧なところがあったために、今回セガゲームスと、「サクラ大戦3」でメカデザイナーとして参加した明貴美加氏に監修を依頼し、プラモデルとしての解釈でのコクピットのデザインが完成。真宮寺さくらをはじめとする搭乗者が乗り込んだフィギュアも付属し、搭乗時のコクピットが開いた状態でも作れる仕様だ。

ハッチが開いた状態の機体。組み立てるときはもっとしっかり見られるはず

 現状のラインナップでは、真宮寺さくら機、大神一郎機が2020年1月に当時発売の予定で、続いて3月には神崎すみれ機が発売予定となっている。設定に合わせた成形色と搭乗フィギュアの他に、装備武器でバリエーションを展開。好きな機体を購入してもいいし、花組で揃えてみるのもいいだろう。

純白の大神機。2本の太刀「白狼&銀狼」を装備している
紺色に近い紫色のすみれ機は、薙刀の「雅」を持つ

 また同シリーズでは、「新サクラ大戦」で登場する新型の「霊子戦闘機 無限」も現在開発中とのこと。またシリーズの評判次第では、「サクラ大戦」各シリーズの機体をプラモデル化する構想もあるそうなので、そちらもお楽しみに。

「無限」の発売を予告するパネルも。設定が光武・改よりも大きいため、スケールは1/20よりも小さくなるかもしれないとのこと