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「R6S」、ヨーロッパの強豪「Team Secret」が来日! 日本プロチーム「野良連合」&「GUTS Gaming」と熱戦を繰り広げる

9月15日 開催

 日本HPは9月15日、「東京ゲームショウ 2019」においてプレイステーション 4/Xbox One/PC用タクティカルシューター「レインボーシックス シージ」の大会「Rainbow Six Siege スペシャル国際マッチ 野良連合×Team Secret×GUTS Gaming」を開催した。

 スペシャル国際マッチでは「Six Major Raleigh」にて世界ベスト4という結果を残したヨーロッパのチーム「Team Secret」と日本のプロチーム「野良連合」、「GUTS Gaming」が激突。エキシビションとはいえ一歩も譲らぬ熱い戦いが繰り広げられた。

 「野良連合」vs「Team Secret」のルールはBO3(7ラウンド獲得で1マップ、2マップ獲得したチームが勝利)。「GUTS Gaming」vs「Team Secret」は短めのBO1(1マップ獲得したチームが勝利)にて実施された。

「Team Secret」の選手たち
「野良連合」の選手たち
「GUTS Gaming」の選手たち
本大会のルール

 第1試合は「野良連合」vs「Team Secret」。マップは「銀行」で序盤から「野良連合」の連携のとれた攻めに対して、それぞれの選手が素早いカバーで相手を押さえつける「Team Secret」。「ニトロセル」を使用したリスクの少ない戦い方で相手人数を削っていった。しかしながら「野良連合」も防衛で魅せていきPapilia選手やReyCyil選手がスーパープレイを決め、一気に逆転。連続でマップ獲得し最終的には7対5で「野良連合」が第1マップを獲得した。

銀行では「野良連合」が「IQ」をバン
第1ラウンドは「野良連合」が素早いクリアリングで早めに仕掛けたものの「Team Secret」がしっかり防衛拠点を守り抜く
「展開シールド」を使用した戦略が見られた
音を聞いて「ニトロセル」でのキルを確実にとっていく
Papilia選手の大活躍により1対1の場面で撃ち勝ち、会場からも歓声が上がる

 第2マップは「クラブハウス」。「野良連合」は大会であまり進んでピックしないことから得意マップとは言えないマップでの試合となった。しかしながら序盤はペースをしっかりと握り相手を圧倒。「Team Secret」も中盤から食らいついて延長戦に突入。最後はMerieux選手が大切な局面でしっかりキルを取り、「野良連合」が8対6で勝利となった。

「Team Secret」の人数を1人ずつ削っていった
6対6になると延長戦に突入。8マップ獲得するまでの試合が続いた。

 次なる第2試合は「GUTS Gaming」vs「Team Secret」の試合が実施。こちらの試合は1マップで決着がつくBO1で「領事館」での試合が行なわれた。「Team Secret」が相手の逃げる場所をなくしつつ相手の人数を削り第1ラウンドを獲得。「GUTS Gaming」も相手のラッシュ(一気に攻める戦略)を何とか耐えたものの、「Team Secret」が相手の動きを予想したような攻め方で圧倒。4対1まで差がついてしまう。しかしただでは負けられないと「GUTS Gaming」もここから反撃。ラウンドを取り返したものの7-4で「Team Secret」の勝利となった。

 会場は大歓声で包まれており、貴族氏によれば「選手たちは足音が聞き取りにくい状況もあった」ということだが、日本の2チームに対し「Team Secret」はアウェイという環境を物ともせず前回大会ベスト4の実力を存分に発揮した。11月に日本で初の開催となる世界大会ではどのチームが勝ち上がってくるのかが、今から非常に楽しみになるような試合内容だった。

最後まで攻めの姿勢を崩さず「Team Secret」の勝利となった
【Rainbow Six Siege スペシャル国際マッチ 野良連合×Team Secret×GUTS Gaming】