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超能力者の無敵感が味わえるアクション「CONTROL」を体験

狂気一歩手前の異世界で展開するサイキックアクションアドベンチャー

2019年秋 発売予定

価格:未定

 2019年秋に日本で発売予定のプレイステーション 4/Xbox One/PC向けアクションアドベンチャー「CONTROL」は、超能力と銃を使って敵と戦っていくSF作品である。今回、「CONTROL」のプレイアブルデモに触る機会を得た。

PlayStationブースでの「CONTROL」の様子
【「Control」ゲームプレイ映像 - GAME Watch】
プレイはNVIDIAのイベントで行なえた。撮影できた30分、そのままお届けする

 主人公のジェシー・フェイデンが操る基本的な超能力は、近くにあるものを浮かべ相手に投げつけるもの。重力を操る「GRAVITY DAZE」も同じような攻撃方法があったが、かなりイメージは近い。能力は消費ゲージがあり、高速移動による回避やものの投げつけなどを行なえばゲージが減る。しばらく待てば自動回復するが、連続でずっとは使用できない。

 それと銃だ。この銃は変形式で、1ボタンで性能を切り替えられる。今回のデモではセミオート、フルオートが切り替えられるようになっていて、見た目もガラッと変化するのが面白い。仕組みはよくわからないが、銃は弾が尽きても自動的に充填される優れものだ。

 つまり、本作は敵にものを投げつけつつ、能力ゲージの回復を待ちながら今度は銃弾を叩き込む。銃の弾が尽きたら、再び超能力で……と、超能力と銃を交互に使いながら敵を倒していくゲームとなっている。攻撃力はどちらも申し分ないほど高いので、複数の敵に囲まれてもまったく怖くない。超能力使いの無敵っぷりを、いかんなく体験できるゲームとなっている。

超能力と銃を交互に使いながら敵に立ち向かう

 それにしても、「CONTROL」は現実とはちょっと違う、不思議な世界で展開していく。ジェシーがいるのは、異世界の脅威に侵略されたニューヨークの機密機関。施設の中では職員のような格好をした人が浮いていたり、施設の建物そのものがボコボコと変形したりしている。一体ここで何が起きているのか。非常に惹きつけられる風景だ。

空中に人が浮いている。一瞬で有事とわかるものすごい状況

 ゲームの進行としては、目的地点の到達や目標の達成を繰り返すことで進行していく。特定の箇所にはジェシーが周囲を掌握できるセーブポイントのような場所があって、ここでジェシーが力を込めるとファストトラベルの拠点になったり、超能力や銃などのグレードアップを行なえるようになる。特に銃は、ショットガンになったりチャージショットができる銃にもなったりするようなので、このカスタマイズも楽しみだ。

 今回の30分ほどの試遊ではオーソドックスなアクションアドベンチャーを遊んだという印象だったが、トレーラーを見ているとジェシーが空中に浮かんでいたり、壁や天井が異空間に吸い込まれていったり、異次元の展開が待っているように思う。狂気一歩手前のゾクゾクするような体験をしてみたいならば、ぜひご注目いただきたいタイトルだ。

電源を取り付けてギミックを操作するような、パズル要素もある
銃の持ち替えなしで機能が追加されていく画期的な銃の性能管理画面