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26種類のミッションパックを持つ「ガンダムF90」がついにMGに!
スタートはEタイプとSタイプから、F90AtoZプロジェクト始動!
2019年4月17日 14:49
- 8月発売予定
- 価格:4,320円(税込)
BANDAI SPIRITSホビー事業部は、通販サイト「プレミアムバンダイ」にて、プラモデル「MG 1/100 ガンダムF90」を8月に発売する。価格は4,320円(税込)。この商品は「F90AtoZ プロジェクト」のスタートとなる商品で、「MG 1/100 ガンダムF90用 ミッションパック Eタイプ&Sタイプ」も同時に発売となる。こちらの価格は2,160円(税込)。
ガンダムF90は、劇場アニメ「機動戦士ガンダムF91」の主役機F91の前に作られた試作機という設定である。それまでMSの製造をほとんど独占していたアナハイム・エレクトロニクスではなく、サナリィ(海軍戦略研究所)の“フォーミュラー計画”によって生み出された機体で、従来の20m近くまで大型していたMSから一新、15mの機体に様々な機能を盛り込んだ。
F90の最大の特徴は全身のハードポイントに取り付けられる豊富なオプション装備にある。AからZまでアルファベットにちなんだ26もの換装装備プランが用意されており、後のF91に繋がるものから、可変機能をもつもの、重装備など様々な装備がある。
一方“プラモデル商品”という視点から見ると、F90は映画などのアニメでは存在しないプラモデル企画として1990年に発売され注目を集めた。基本形態に2つの追加装備をセットにした商品の他、いくつかのバリエーションが登場した。
今回スタートする「F90AtoZ プロジェクト」では、“完全新設計”として素体となる「MG 1/100 ガンダムF90」を製作、そして1990年の発表当時大河原邦男氏がイラストで描き起こした装備だけでなく、設定のみだったミッションパックも描き起こし、そしてプラモデル化をしようという壮大なプロジェクトなのだ。
第1弾はEタイプとSタイプのセットとなる。Sタイプは長距離支援仕様のS(サポート)の役割を前提としている。遠距離ビーム砲“メガ・ビーム・キャノン”を背部に装着。角度が変えられる可動ギミックを搭載。敵に近づかれた時に威力を発揮する“4連装ビーム・キャノン”と“2連装ミサイル・ポッド”。こちらは設定画を再現し、腰部エネルギータンクととのチューブ接続も再現している。
脚部搭載の巡航ミサイル“クルージング・ミサイル”は本体から分離し主翼が出る発射形態を再現可能。メガ・ビーム・キャノンを安定して使用するために使う“支持ジャッキ”は差し替えで伸びた状態にさせ、射撃姿勢を取らせることができる
Eタイプは電子戦仕様のE(エレクトロニック)タイプとなる。今回のプロジェクトのため、大河原邦男氏の手により、新たに描き起こされた電子戦仕様装備だ。電子戦機を象徴する大型レドームは接続アームパーツによりフレキシブルに可動する。敵の電子機器を妨害する“指向性ジャミング・ライフル”を装備。情報収集だけでなく、敵への妨害も積極的に行なうユニークな特性を表現している。
肩部・後腰部には電子戦用のセンサーと思われる装備を装着。腰の後ろの装備も上下に可動。両装備に対応したマーキングデカールも用意され、雰囲気を盛り上げる。プレミアムバンダイオリジナル企画として進行する「F90AtoZ プロジェクト」。今後の展開も注目したい。
(C)創通・サンライズ