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「ミニ四駆ジャパンカップ2019」、今年のサーキットは「ミラクルバロンサーキット2019」! キッカーフラップや、バランシングストレートにいかに挑むか?

6月15日より開催

 タミヤは6月15日よりミニ四駆の全国大会「ミニ四駆ジャパンカップ2019」を6月15日より開催する。10月末の決勝大会まで、全国14会場で実施される。

 今回発表されたのは今年のサーキット「ミラクルバロンサーキット2019」のレイアウト。全長225mのコースとなり、様々な難所が用意される。「ミニ四駆ジャパンカップ2019」では、小学4年生から中学3年生までの「ジュニアクラス」、親などと共同制作したマシンで出場できる中学3年生までの「ファミリークラス」、高校生以上の「オープンクラス」に加え、初心者向けの「トライアルクラス」を新設。さらに2019年チャンピオンズ認定者の「チャンピオンクラス」の5部門で争われる。特に「トライアルクラス」でどのような展開になるか楽しみだ。

 コースレイアウトは以下の通り。直進性や車体重量も考えさせられる戦略性の高いものになっている。選手達がどのようなマシンで挑むか注目だ。

【コースレイアウト】

「デジタルゾーン2」(新セクション)

ミニ四駆グランプリ2019スプリングの『ステップサーキット2019』でも登場した「デジタルゾーン」がさらにデジタル度を増してパワーアップした複合セクション。マシンが右へ左へ激しく揺さぶられる2連続のデジタルコーナーの後に上下方向にマシンがジャンプする2連続デジタルドラゴンバック、さらに2連続のデジタルコーナーが待ち構えます。スタート直後にマシンをトップスピードにのせるためにここでの減速を防ぐ事がポイント。2周目以降はスピードに乗った状態でセクションに突入するので要注意。

「キッカーフラップ」(新セクション)

高さのあるストレートが途切れジャンプする部分にフラップ型の装置を設置。軽いマシンはフラップが下がらずに上向きにジャンプ、重いマシンはフラップが下がりコース路面と平行にジャンプ。マシン重量によってフラップの動きに変化が加わり、軽量なマシンはジャンプでコースアウトする危険性も。フラップが反応する重量や角度は会場によって異なる可能性もあるぞ。

「ライジングファントムチェンジャー」(新セクション)

レアセクション「ファントムチェンジャー」がさらに進化。スピードに乗ったマシンが緩やかなスロープを登り、幅広の踊り場に着地後、さらに角度60度の急斜面を駆け上るというスピードとパワーが要求される要注意セクション。

「バランシングストレート」(新セクション)

ストレートコースの両サイドの幅が広がり、マシン幅ギリギリのストレートの両サイドにある路面が低くなり、まっすぐに走らないとシャーシが路面に接触し、大幅なスピードロスにつながる可能性が。マシンの走行安定性に大きな影響のあるセクションだけに入念なセッティングが必要だ。

「富士通ポップ」

ジャパンカップを提供する富士通乾電池の名がついた90度カーブ「富士通ポップ」。マシンがハイスピードの状態で通過するため、一見、簡単に見えるが侮れない急カーブセクション。

「ニューエラ ターン」

チャンピオンキャップのサポートを行うキャップブランド・ニューエラの名を冠したコーナー。コース後半に向けてマシンを加速させるために、スムーズにコーナーを通過するのがポイント。

「フラップストレート」

上りスロープ後のストレートに待ち構えるコース路面に特殊な素材を採用したエリア。果たして特殊素材とは一体どんな素材なのか?コース実物の登場を待とう!