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映画「二ノ国」、坂本真綾さん、宮野真守さんら出演声優を発表

「Anime Japan 2019」では声優陣と日野氏のトークショーを開催

2019年夏 全国ロードショー公開予定

 ワーナー・ブラザース ジャパンは、レベルファイブのファンタジーRPG「二ノ国」シリーズをモチーフとした邦画アニメーション映画「ニノ国」に出演する声優陣を発表した。

 映画「二ノ国」は10年もの歳月をかけて構想された超大作映画。主人公たちが暮らす現実世界「一ノ国」と、隣り合わせにある魔法世界「二ノ国」。ある時間をきっかけに「二ノ国」に迷い混んでしまった主人公ユウと幼なじみで親友のハルは「二ノ国」に迷い混んでしまう。そこには2人の幼馴染の女子高生コトナや、近所のお姉さんサキを始め同じ顔のもう1人の人間が存在し、命が繋がっているといわれる。

 ストーリーはまだ明かされていないが、製作総指揮/原案/脚本を手掛けるレベルファイブの日野晃博氏によると「大好きな人は別の誰かの恋人で、恋は叶わない。という状況の中、異世界で愛する人とそっくりな人がいた場合、自分はどういう選択をするのか? ファンタジーな恋愛もあるが、刺激的でスペクタクルが詰まった映画になる」ということだ。

 今回は「二ノ国」エスタバニア王国の参謀ヨキなど5キャラクターの声を担当する声優陣が発表された。ヨキの声は、数々のアニメーション作品への出演のほか「ファンタスティック・ビースト」シリーズなどでも吹き替えを担当している宮野真守さんが、エスタバニア国王を狙う「黒旗軍」の最高指導者ガバラスは、アニメ「遊戯王デュエルモンスターズ」の海馬瀬人役で人気を博し、俳優、監督としても活躍中の津田健次郎さんが担当する。

 また、主人公ユウとハルの幼なじみのお姉さんサキと、エスタバニア王国の姫を守る女戦士ヴェルサ役には、「ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~」のジルージャ役で第38回菊田一夫演劇賞を受賞した坂本真綾さん、エスタバニアの騎士団長バルトンは山寺宏一さんが、そして妖精族ダンパ役には「進撃の巨人」のエレン、「七つの大罪」のメリオダスなどをこなす梶 裕貴さんら実力派の声優が勢ぞろいする。津田さんらからのコメントも届いていてるので合わせて紹介したい。

 3月23日に東京ビックサイトで開催される「Anime Japan 2019」での映画「二ノ国」ステージには、宮野真守さんらが登場し、日野氏とのトークショーが予定されている。映画「二ノ国」は2019年に全国ロードショー公開の予定。

左から、宮野真守さん、津田健次郎さん、坂本真綾さん、山寺宏一さん、梶 裕貴さん

ヨキ役:宮野真守さん
「この度は『二ノ国』に出演できること、本当に光栄です。周りのキャスト陣もとても豪華なので緊張しますが、集中して「ヨキ」役に臨みたいと思います。ヨキは参謀役という事ですが、しっかりと設定を打ち合わせして、彼の事を1番に理解し、そしてキャストの皆さまと、最高の作品を、素敵な世界を作っていきたいと思います。どうぞ、お楽しみに!」

ガバラス役:津田健次郎さん
「日野さんの描く壮大なるファンタジー世界に参戦出来るのをとても楽しみにしています。監督はじめスタッフの皆さんの想い、キャストの皆さんの熱を感じて自分なりのガバラスを演じようと思っています。『ニノ国』どうぞ楽しみにしていて下さい」

サキ/ヴェルサ役:坂本真綾さん
「話題の映画『二ノ国』に出演させていただくことになり光栄です。サキという役柄を通してどんな感情を抱き、どんな発見があるだろうかと、今からとても楽しみにしています。劇場で多くの皆様にご覧いただけたら幸いです」

ダンパ役:梶裕貴さん
「大好きなタイトルの劇場アニメ化ということで、作品ファンとしても声優としても非常に嬉しく思います! シナリオを読ませていただいたのですが、『二ノ国』ならではの設定を生かしたドラマに、早くも感動しました。不思議な生き物・ダンパを演じるのが、今からとても楽しみです。公開をお楽しみに!」

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