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丸1日「ディビジョン」漬け!「D2DAY」参加レポート

多くの参加者が時間を惜しんでゲームをプレイし、多くのコスプレイヤーが愛を爆発させた

2月10日 開催

 ユービーアイソフトは2月10日、東京都渋谷区のベルサール渋谷ファーストにて、3月15日発売予定のプレイステーション 4/Xbox One/PC用オンラインRPG「ディビジョン2」の世界観を楽しめるイベント「D2DAY」を開催した。

 本イベントは3月15日に発売を予定している「ディビジョン2」の発売を目前に、本作に関する様々なブースやステージイベントで「ディビジョン2」の世界に浸り、参加者みんなで楽しむイベントだ。

 開場前から参加者が列を作り、シリーズファンのコスプレイヤーも多く来場、ファン向けの物販コーナーも早々に売り切れの商品が続出するなど、参加者のシリーズへの愛、そして待ち望んだ続編への期待の高さを感じるイベントだった。

 本稿ではそんなイベントの模様と、短時間ながらも会場で「ディビジョン2」のプライベートベータ(以下、PBT)版がプレイできたので、こちらのインプレッションをお届けする。

ステージイベントでは古川未鈴さんが本作のスペシャルサポートエージェントを務めることが発表された。発売に向けて様々な活動を行なっていくとのことなので、そちらの展開にも期待が高まる

「ディビジョン」愛に溢れる会場!

 イベント会場はまさに「ディビジョン」一色に染まっていた。会場に入ると目に入るのが巨大な「トミーベア」とフォトスポットだ。「ディビジョン2」を象徴するマスコット的存在であるトミーベアの存在感は圧倒的だ。

 そして会場に入ると100台以上の試遊台が用意されている。事前に行なわれた抽選に当選した参加者は2時間、当日の抽選で選ばれた参加者も1時間と、ガッツリと「ディビジョン2」をプレイできるエリアが用意されていた。

 他にも「ディビジョン」の世界観を体験できるコーナーとして、電動ガンを撃てるシューティングレンジや、オリジナルのタトゥーをペイントできるグリッタータトゥーコーナーなどが設置された。

 なかでも特に人気だったのが物販コーナーだ。「ディビジョン」に関連する様々なオリジナルグッズが購入できるとあってイベント開始時から列が途切れることがなく、イベント開始直後は1時間以上待つような状況だった。早い段階で売り切れのグッズなども出てきており、改めて本作の人気が伝わってきた。

【会場の模様】
「ディビジョン2」の世界観を模したフォトスポット。撮影用の小道具としてゲーム内に出てくる武器をレンタルすることができ、撮影の列が途切れることはなかった
100台以上用意された試遊台は圧巻。多くの参加者が熱心にプレイしていた
売り切れ商品続出の物販と、ゲーム内に登場する銃の電動ガンを撃てるブースも
グリッタータトゥーをペイントしてもらい、気分はディビジョンエージェント!

 そして本作への愛といえば外せないのがコスプレ参加者の多さだ。ゲームの主人公の「ディビジョンエージェント」のコスプレが多いのはもちろんだが、いわゆる敵勢力のキャラクターのコスプレをしている参加者が多かったのも印象的だ。その中には前作の「ディビジョン」で筆者を含め、多くのプレーヤーにトラウマを植え付けた凶悪なキャラクターのコスプレも見受けられた。

【コスプレイヤーの皆さん】
細かな部分まで再現した装備からは、参加者の「ディビジョン」に対する愛がひしひしと感じられる

これが前作から進化した「ディビジョン2」だ!変化する部分もありつつ、コアな部分を受け継ぐ。

 会場では短時間ながらもゲームに触れることができたので簡単なインプレッションをお届けしたい。

 やはり何より印象的なのはその世界観だ。前作はパンデミックが起きた真冬のニューヨークが舞台、今作はそこから7カ月経ったワシントンDCということで、季節もロケーションもまったく異なる。ニューヨークとワシントンで雰囲気が違うのはもちろんだが、特に季節の違いがビジュアルに与えるインパクトは大きい。ちなみに前作のDLCでは"冬"という舞台を使ったDLCが発売されていた。気が早い話だが今後の展開も気になるところだ。

 そしてゲームをスタートするとプレーヤーはディビジョンエージェントの1人となり、まずは作戦基地となるホワイトハウスの奪還を目指すことになる。ホワイトハウスを作戦基地にしてアメリカを混沌から救うというストーリーは文字通りドラマチックな展開だ。

 敵勢力を排除しながらたどり着いたホワイトハウスはかつての大統領官邸としての姿はなく、アメリカの秩序を奪還するべく多くの市民達が協力しながら生活している。多数の怪我人がいて応急処置を受けており、とても落ち着いている状況とは言えないが、自治を取り戻しつつある拠点もあり、拠点を成長させるという要素も追加されていた。

 変化・進化している部分も多いが、前作の要素を手堅く受け継いでいる部分もある。特にゲームのコアとなる戦闘部分は見た目3人称視点のシューターだがベースのシステムはRPG。装備の強さがキャラクターの強さに反映されるので、敵を倒して強力な装備を入手するという楽しさは今作でも健在であり、やはり色付きのアイテム(レアリティの高いアイテム)を入手するとテンションが上がる。

 他にも強烈な個性を持つ敵勢力の存在も相変わらずだし、物語を盛り上げるドラマチックなカットシーンも健在で文字通りにテレビドラマを見ているように気分を盛り上げてくれる。

 劇的に変わった!という点を見つけるには時間が足りなかったが、文字通りの正統派続編という印象だ。弊誌では今後さらに踏み込んだレポートをお届けする予定なので、詳細なインプレッションはそちらでお届けしたい。

 会場では皆文字通り「ディビジョン」漬けの1日を過ごし、少々名残惜しそうな顔をしながら会場を後にしていった。もちろん筆者もその1人で、もっともっと「ディビジョン2」をプレイしたかったし、他の参加者とも交流したかったが、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもの。あとは2月12日までのPBTをプレイしつつ、発売を楽しみに待ちたい。

ディビジョンエージェントの皆さん、次はワシントンDCでお会いしましょう!