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視界全てがプラレールの夢空間、特別企画展「両国プラレール駅」開催

幻の両国駅3番ホームでオープニングセレモニーを!

開催期間:2月9日~4月7日ま

入場料:1,000円(税込)より

 タカラトミーは鉄道玩具「プラレール」60周年を記念し、“プラレール60周年×JR東日本 特別企画展「両国プラレール駅」”を開催する。期間は2月9日より4月7日までで、JR西口イベント広場「両国広小路」特設会場にイベント会場がオープンする。入場料は1,000円(税込)より。長い歴史を持つプラレールでも、このように駅とがっしりとコラボレートするイベントはあまり例がないという。

 今回、イベントに先がけ、オープニングセレモニーと内覧会が開催された。セレモニーは「両国駅3番ホーム」で開催、房総特急E257がホームに入線するというイベントが行なわれた。両国駅は通常、総武本線の駅として1番線、2番線が使われている。3番線はイベントや、週末のみ運行されている房総半島向けの特急列車の発着のみに使われる。このため、3番線に入ったことがある人すら限られる、「幻のホーム」なのだという。

あまり列車が入らない「両国駅3番ホーム」に房総特急E257が入線
JR両国駅駅長の西山和弘氏
タカラトミーベーシック事業部竹内俊介氏

 目玉となったE257は、明るいグレイの基本色に、車両の前面に黄色、車体下部に青いラインを配置している。コンセプトは「美しい房総半島」。グレイに近代的な幕張地区、青は太平洋の青、黄色は菜の花をイメージしているという。3番線ホームにこの車両が入るというのは、とても珍しいケースとのことだ。

 今回のイベントの目玉はもう1つ。「JR両国駅のプラレールジオラマ」である。3番線までのホームを再現しているだけでなく、両国国技館、さらには昔運用されていた貨物列車、現在はレストランとなっている旧駅舎なども盛り込まれ、プラレールらしい思い入れが溢れるジオラマとなっている。こちらは駅構内に展示されるという。

タカラトミーより贈られた「JR両国駅のプラレールジオラマ」
過去あった貨物車両や、駅舎なども再現

 そしてメインとなる特別企画展「両国プラレール駅」である。こちらは両国駅西口を出て、特設会場で楽しむことができる。プラレール好きには夢のような空間で、260台以上の車両が展示され、巨大なプラレールジオラマ、多彩なプラレールで思いっきり遊べる「プレイパーク」が用意されている。

 楽しいアトラクションは有料であるが高得点を得られると特製グッズが得られるだけでなく、参加賞のステッカーももらえる。輪投げ、ボーリング、スマートボールなどがある。これらに挑戦するためには1つ500円の“コイン”が必要となる。

 入場料はこのコイン付きのプランが用意されている。通常の入場料は大人も子供も1,000円(税込)だが、コインが2つついたプランは1,800円(税込)。会場でコインを別途買うより200円お得だ。さらに特製Tシャツとコイン2つがついた3,500円(税込)のプランも用意されている。

【特別企画展「両国プラレール駅」】
両国駅西口広場で開催される特別企画展「両国プラレール駅」。
260台以上の車両が来場者を迎えてくれる

 プラレール好きの子供達にとって、視界全てがプラレールで覆われるようなこのイベントは夢のようだろう。巨大なジオラマにある車両全てが動いている光景は、家庭では実現できない。プラレールが好きな子供ならば、連れて行くことでとても喜んでもらえる会場になっていると感じた。歴代プラレールの展示は様々な車両があり、鉄道好きな大人も大いに楽しめるだろう。

 プラレールは95周年を迎えるタカラトミーにとって最も息の長い玩具ブランドとなる。青い線路パーツはその間一度も変わることがなく、様々な車両を乗せ続けているという。プラレールは鉄道好きの親子で楽しめる玩具であり、本物の列車を見ることができる駅とコラボレーションした今回のイベントはとても魅力的だ。

【特別企画展「両国プラレール駅」】
圧巻の巨大プラレールジオラマ
多彩なプラレールで思いっきり遊べる「プレイパーク」
バルーンの撮影コーナー
有料のアトラクションは、挑戦すると特製グッズがゲットできる