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【東京おもちゃショー2018】タカラトミーブースの最新おもちゃをチェック!
コミュニケーションロボット「ハロー!QB」や、エンジン音が響く「4Dトミカ」など盛りだくさん
2018年6月8日 15:05
今年「東京おもちゃショー2018」のタカラトミーブースは、注目すべき新製品が目白押しだ。弊誌では同社のメカ&ロボットのレポート記事を掲載済みだが、ここではそれ以外の最新おもちゃを紹介していこう。
ハロー!QB
「オムニボット」のブランドで展開される、タカラトミーのロボットおもちゃの新製品が、今回出展されたコミニュケーションロボット「ハロー!QB(キュービー)」だ。その名が表すキューブ状の本体に6つのタイヤが付いたこのロボットは、ランダムな自動走行だけでなく、かざした手の動きに着いて回ったり、後ろにかざした手に驚いてウィリー走行をしたりと、ユーザーのハンドジェスチャーでコントロールもできる設計だ。
前面にはLEDの顔があり、QBの気分を表示。付属のコントローラーでラジコンのような操作や、カードをスキャンすることで様々なアクションやゲームも楽しめ、後日配信されるアプリでさらにたくさんのゲームができるようになる予定だ。昨年発売され話題となった「COZMO」の機能と価格を抑えた弟分といった印象だ。
トミカ4D
発売から48年のミニカーブランド「トミカ」初の、エンジンを体感する「トミカ4D(フォーディー)」が会場にて披露された。約5cmのダイキャストカーという見た目は普通のトミカながら、スピーカーと振動用モーターを内蔵し、車体を上からプッシュしてエンジン始動、もう1度プッシュすると空ぶかし(ランダムでクラクションも鳴る)、そして転がし走行で走行音が鳴るというサウンドギミックを内蔵。さらにエンジン作動中は本体が振動するというギミックもある。
エンジンサウンドは実写の音を録音したというこだわりで、車種によってエンジン音や振動のパターンも変わる。出展されたサンプルは外部スピーカーに接続するためケーブルがつながっているが、もちろん製品はスピーカー内蔵でケーブルはなくなる。
ハロピカ
「ポケットモンスター」のおもちゃを長く発売している同社の新製品が、この「ハロピカ」だ。ピカチュウをモチーフとしたロボットで、「ピカチュウ!」と話しかけることで振り向いて返事をしてくれる。振り向く、うなずく、嫌がる、笑うなど、声と動きが連動し、ときには「10まんボルト」などのわざを使ってくれることも。
もちろん赤いほっぺはLEDで光り輝く。「ポケモン」シリーズ黎明期の1997年に発売された人気商品「てのひらピカチュウ」の系譜を受け継いだ製品という印象を受ける。
人生ゲーム
発売から50周年のアニバーサリーイヤーを迎える人気ボードゲーム「人生ゲーム」。これまでに61種のバリエーションが発売され、出荷数は1,500万個にも及ぶのだとか。タカラトミーブースの床には入口から人生ゲームのマスが敷かれ、ブース自体が巨大な人生ゲームになっているという、凝った趣向の展示を行っていた。
そんな記念すべき今年のラインナップは、「人生ゲーム タイムスリップ」と「週刊少年ジャンプ 人生ゲーム」の2種類。前者は人生ゲームが発売された1968年からスタートし、現代から100周年の2068年以降の未来までを舞台としたものだ。後者はその名の通り、週刊少年ジャンプとのコラボレーションした商品で、歴代の53作品がゲームに登場。「ワンピース」のルフィや「ドラゴンボール」の孫悟空など、人気キャラクター8人がコマになっているのも特徴だ。