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【クリスマスおもちゃ見本市】タカラトミーの今年のテーマは「サプライズ」
「開封」、「驚き」、「コレクション」の3つの要素がそろったおもちゃを多数発売
2018年9月6日 10:30
クリスマス商戦に向けたおもちゃの業者向け展示会「クリスマスおもちゃ見本市」が、9月5日から6日にかけて東京都立産業貿易センター台東館にて開催されている。この秋から年末にかけて発売予定の各社の新製品が多数展示され、会場には多くの関係者が集まった。ここではその中で、タカラトミーの新製品を紹介していきたい。
今年タカラトミーはテーマに「サプライズ」を掲げ、「サプライズトイ」と呼ばれる製品に注力している。サプライズトイとは、「開封する楽しみ」、「驚きの要素」、「コレクションできる」という3つの要素を備えたおもちゃのこと。いわゆるボックスタイプのコレクションフィギュアではあるものの、テーマにあるとおりどの製品にも「サプライズ」の要素が詰め込まれているのが大きな特徴だ。
その筆頭となる「L.O.L サプライズ シリーズ3」は、これまでシリーズ2まで発売された女の子向けのサプライズトイで、1つのカプセルに様々なサプライズが仕込まれている商品だ。メインターゲットは小学生前後となるが、デザインの可愛さや着せ替えの楽しみ、コレクション性の高さなどから、20代~30代の女性にも人気があり、世界で累計なんと5億個を販売しているという人気のおもちゃである。
このシーズン3の商品には、全部で9つのサプライズが仕込まれていて、カプセルを決まった順番で開けていくと、袋入りになった小物や衣装などの着せ替えアイテムが1つずつ出てきて、最後に出てくるヒモを引っぱると、メインのフィギュアがクラッカーのように飛び出してくるというビッグサプライズを楽しめるのだ。
仕込まれたサプライズは全部で9つ。子供達がおもちゃを開けるときの1番楽しい瞬間を、1つで9回楽しめるというわけである。タカラトミーはこの他にも「ディズニー ドアラブル」、「ピグミーポップ サプライズ!」、「うまれて!ウーモ ナゾたま ver.2」などのサプライズトイを出展していた。
タカラトミーのロボットトイ「オムニボット」シリーズでは、新しい機能や動きを盛り込んだ「ハロー!ズーマー ミニチュアダックス」と「ハロー!はらぺこラビット」とが展示された。前者は発売済みの「ハロー!ズーマー」と同じイヌ型ロボットで、こちらは手足を細かく動かしてじゃれつくような動きを楽しめるというもの。
また50種類以上の音声に対応し、20種以上のアクションを返す機能を持っている。付けた名前の認識もできるという。一方、後者はウサギ型のロボットで、「食べさせ遊び」のギミックを内蔵。紙でできたおやつを口に差し込むと、本当にパクパクと食べてくれて、たくさん食べさせるとお尻から食べかす(刻まれた紙)が出てくるという仕組みだ。両製品とも手軽さを重視し、複雑な設定を必要とせず、親しみやすさを強めたペットロボットとなっている。
「ゾイドワイルド」や「トランスフォーマー」、「新幹線変形ロボ シンカリオン」など、男の子向けトイの新製品ももちろん充実。一部撮影禁止のものを除いて、近日発売のものを紹介していこう。