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MSI、GeForce RTX 20シリーズを搭載したノートパソコンを発表
ベゼルを薄くして大画面を実現したモデルも登場
2019年2月1日 19:42
エムエスアイコンピュータージャパンは2月1日に都内で発表会を開催し、先日発表されたNVIDIAの最新GPUであるGeForce RTX 20xxシリーズを搭載したマシンの内覧会を開催した。
内覧会の冒頭で、同社のノートPC営業部 部長のリッキー・チャン氏があいさつ。チャン氏はNVIDIAについて、重要なパートナーであると語り、「MSIのブランド戦略の大きな柱としてゲーミングPCを扱ってきたが、最新のBCNのデータによると、昨年のゲーミングPCの売り上げがNo.1となる見込みだ」とチャン氏。
そしてGeForce RTX 20シリーズを搭載したノートPCをようやく送り出すことができたと語るチャン氏だが、「今年はeスポーツ元年。ゲーミング体験をできるコンセプトコーナーをさらに増設して、日本のeスポーツの支えとなることが重要」としながら、「最新のモデルを続々と日本の皆様に届けられるよう努力していく」と語った。
またNVIDIA JAPANマーケティングマネージャーであるピーター・チェン氏は、今回MSIのノートPCに搭載されたGeForce RTX 20xxシリーズの「RTXアーキテクチャ」について解説。RTXアーキテクチャから初めて、リアルタイムレイトレーシングが可能になり、表現がより豊かになったことを強調した。
また同社が開発した「MAX-Qデザイン」についても言及。GeForce RTX 2080にもMAX-Qテクノロジが採用され、性能の向上が図られていると紹介した。なおMAX-Qデザインについては、以前掲載した記事があるので、そちらを参考にして頂きたい。
これがMSIのゲーミングノートPCラインアップだ!
では今回登場する同社のゲーミングPCについてご紹介していこう。
まずはGeForce RTX 2080とMAX-Qデザインを採用した「GS75 Stealth」だ。天板にはゴールドエンブレムを配置しているほか、ヒンジにはゴールドのキャップを採用。吸気口の面積を増やして冷却性能を向上させている。なおタッチパッドは従来のものよりサイズアップして操作がしやすくなった。狭額縁の液晶パネルを採用し、さらに薄く、軽くなった。液晶パネルは144Hzのリフレッシュレートに対応。動きの激しいゲームでもなめらかに表示してくれる。
「GE75 Raider」は、ノートPCゲーマーから支持されている17.3インチモデルをできる限り小さくしてほしいという要望から開発された。パフォーマンスを最大限発揮するところにポイントを置いた製品だ。
「GL63」だが、高機能を受け継ぎつつ、GeForce RTX 2080を搭載し、狭額縁を採用したことでサイズを小さくしつつ、ワンランク、ツーランク上のパフォーマンスを実現した。液晶パネルもGLシリーズ初の120Hzゲーミング液晶パネルを採用している。
「GF75」は新しいデザインのエントリーモデルゲーミングノートPC。15.6インチの「GF63」の後継で、狭額縁を採用したほか17.3インチとサイズアップした薄型モデル。本体にはアルミの合金パネルが採用されている。GF72と比べると14%小さく28%薄く19%軽くなっている。またMAX-Qデザインを採用している。
「GT63 Titan」は15.6インチのゲーミングノートPCで最高のパフォーマンスを実現するために作られたウルトラハイエンドモデル。GeForce RTX 2080を搭載し、4Kパネルにより高解像度なゲームプレイが可能だ。
「GS65 Stealth」は15.6インチの狭額縁デザインゲーミングノートPC。より正確な操作感のある「Silky Smoothタッチパッド」を採用した。
「GE63 Raider RGB」は天板にLEDのバックライトを搭載したモデル。こちらにもGeForce RTX 20xxシリーズが搭載された。