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日本最大級のeスポーツオンラインコミュニティ「Esportsの会」が発足

プレーヤーとチームを支えるオンラインコミュニティ

1月8日 発表

 eスポーツ業界アナリストの但木一真氏と、Crosshare代表の荒木稜介氏は、eスポーツ業界を活性化させるためのDiscord上のオンラインコミュニティ「Esportsの会」を2018年11月26日に設立した。

 「Esportsの会」は、但木一真氏と荒木稜介氏がツイッター上で告知し、設立されたDiscordアプリケーション上のサーバーに存在するオンラインコミュニティ。その後、弁護士の松本祐輝氏とプランナーの小澤脩人氏が管理人として参画し、現在は4人体制で運営されている。

 今まではeスポーツに関する議論や意見交換をできる場が少なく、産業の発展を阻害する課題として情報収集・情報発信の難しさがあった。「Esportsの会」は、新しくeスポーツ関連の事業を始めたい、チーム運営を始めたい、イベントをプロデュースしたいという企業、社会人、学生があらゆるコミュニケーションを取れるプラットフォームを目指していく。

 同会では、今後、eスポーツ関係者およびeスポーツに意欲的な人たちを繋ぐオンライン/オフラインコミュニティを運営していくと同時に、プレーヤーやチームが継続的に活動するための支援活動を行なっていくとしている。

「Esportsの会」について

 「Esportsの会」には、招待リンクより参加することができる。サーバー内には円滑なコミュニケーションが促進されるよう議題ごとにチャンネルが細分化されており、各チャンネルでは活発な議論が行なわれている。

議論する

 毎週異なるテーマについてざっくばらんに議論している。eスポーツ業界には様々なステークホルダーが存在するので、立場の違いから議論が滞ってしまうことがあるが、ここでは双方の立場の意見が取り入れられている。また、ここで行なわれる各テーマに関する議論を振り返られるよう、テーマ毎に独立したチャンネルが設けられており、議題も常時募集が行なわれている。

募集する

 人同士がつながる機会を提供している。「Esportsの会」のネットワークを活用し、業界内外のコネクション作りをサポートしている。「チームによる選手募集」、「選手によるチーム募集」、「企業・運営によるスタッフ募集」などのチャンネルを通じて、あらゆるリクルーティングや人的流動性の促進が可能。

告知する

 不特定多数の人向けにプレスリリースする場所を提供している。小規模で始まるインフルエンス力の少ないチーム・選手・関係者は、発信力というハードルを抱えているが、このチャンネルで告知することで多くの人に知ってもらうことができる。具体的には「大会開催の告知」、「チーム発足の告知」、「eスポーツ関連サービスの告知」などのカテゴリが設けられている。

雑談する

 eスポーツに関連する呟きや思いつきなどを共有している。例えば、<Business>のカテゴリでは、eスポーツに関する様々なリサーチレポートを共有し合う場が設けられており、たくさんのメンバーが活用している。また、<地域>のカテゴリでは、日本各地で進められているeスポーツ普及活動の取り組みについて議論しており、各地域のeスポーツ協会も参加している。

2018年12月24日時点で立ち上がっているチャンネル