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PERFECT GAMING!、「GALLERIA」アンバサダー、ケイン・コスギさんがゲームへの想いを語る。「跳び箱22段と同じくらい感動した出来事」とは?
2018年12月20日 16:40
サードウェーブは、12月20日、東京・池袋のLFS池袋にて、ゲーミングPCブランド「GALLERIA」シリーズのアンバサダーとして、俳優のケイン・コスギさんが就任したことを発表した。
ケインさんは俳優、スポーツマン、そしてゲーマーとして知られている。様々なゲームに親しんでいるが、昨今では「League of Legends(LoL)」の実況プレーヤーとしても人気を集めている。ゲームに対する真摯で熱い取り組み方はユーザーの共感を呼び、ゲームファンからも人気の高い人物である。
最初に登壇したサードウェーブ取締役副社長の榎本一郎氏は、「色々なことを決めるときには社内で意見がぶつかるのですが、ケインさんへのアンバサダーの指名には満場一致で決まった」と語った。ゲームに対してこだわりを持つスタッフ達が、全員が声を揃えてケインさんを推薦した。このため榎本氏がケインさんと会うのは今日が初めてとなったが、会って社内スタッフ達がケインさんを推薦する理由に納得したという。
サードウェーブはこの1年eスポーツ事業に力を入れてきた。日本eスポーツ連合(JeSU)への加盟、そして4月にゲーマーのための施設、LFS池袋を立ち上げた。榎本氏はLFSの立ち上げが大きなきっかけとなって様々なメーカー、業界への関わりが加速し、eスポーツを盛り上げていくという動きが大きくなったと語った。その流れの中で榎本氏が大きなイベントとして力を入れているのが毎日新聞社と共同で行なう、「全国高校eスポーツ選手権」だ。
サードウェーブは、高校の部活動での機器導入を容易にし、部活動としてeスポーツを楽しむ高校生を後押しするために「eスポーツ部 発足支援プログラム」を実施、12月末に全国の高校の部活動として参加したチームがオンラインでの対決を繰り広げる「全国高校eスポーツ選手権」がスタートする。ケインさんはこのイベントにも参加する。
そのケインさんが「GALLERIA」シリーズのアンバサダーとしてユーザーに伝えるメッセージは「PERFECT GAMING!」。「PCゲームをPERFECTに遊び尽くそう」、「『GALLERIA』シリーズはPCゲームユーザーをPERFECTにサポートします」という意味を込めてのメッセージとなる。
ケインさんは手で「G」の形を作るポーズを披露、ケインさんのさわやかな笑顔とGのポーズをアピールするポップがサードウェーブの店舗に配置される。またケインさんはアンバサダー就任に際し、最新の最上位機種「GALLERIA GAMEMASTER GX70RT」を使ってゲームを楽しんでいる。ゲーム実況などにも活用しているという。
今回、ケインさんの広報アンバサダー就任を記念し、12月20日から2019年2月28日までの期間、「勝利の"G"Twitter投稿キャンペーン」を開催することが発表された。ケインさんが紹介する勝利の証「G」のパフォーマンス、または「G」に見えるものを撮影し、Twitterに投稿することで、優秀作にゲーミングPC「GALLERIA」がプレゼントされる。
応募方法はGALLERIA公式Twitterをフォローし、「G」写真または動画にハッシュタグ「#perfectgaming」をつけて、twitterでつぶやくだけ。応募した中から厳正な審査の結果、各賞を受賞された方に賞品がプレゼントされる。
【グランプリ】は、ケインさんも使っている一名様「GALLERIA GAMEMASTER GX70R8T デスクトップPC」。【「G」パフォーマンス優秀賞】は「GALLERIA XF デスクトップPC」、【「G」に見える優秀賞】は「GALLERIA GCF1060GF ノートPC」をプレゼント。写真だけでなく、動画での応募も可能だ。受賞はTwitterのダイレクトメッセージで通知されるとのこと。キャンペーンの詳細はこちらを参照して欲しい。
「勝つためには勉強が必要」、真摯に向き合うケインさんのゲームへの想い
発表会ではサードウェーブのスタッフで特にゲームへの知識が深い桑園勉氏、瀧吉祐介氏を加えて、ケインさんがいかにゲームが好きかを語るトークライブも行なわれた。ケインさんは1歳半から空手を始めたが、その頃ほぼ同時にゲームも始めていたとのこと。ATRIのゲームマシンで、ゲームに親しみ、空手大会で優秀な成績を収めるとご褒美でゲームをねだっていたとのことだ。
そんな彼が「オンラインでの戦い」に目覚めたのが2009年に発売された「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2」。このゲームでオンラインでの戦いに飛び込んだケインさんは、負けるのが悔しくて1日中手榴弾を投げる練習に費やしたこともあったという。
「当時僕はマンションに住んでいたのですが、回線が遅かった。早速業者に申し込んで最新の通信環境構築を目指した。それでも仲間達には“回線が遅い”として戦うメンバーから外されて悔しい思いをしたこともありました」とケインさんはオンラインにはまり始めた思い出を語った。ケインさんは最新作「コール オブ デューティ ブラックオプス 4」もやりこんでおり、犬を使うキャラクターがお気に入りとのことだ。
特にオンラインでの対戦はやめ時がわからなくなる。ケインさんはまずフィジカルトレーニングでとことん身体を鍛え上げてから、ゲームに没頭し、気持ち良く寝る、という生活を心がけているとのことだ。「トレーニングは1日中ずっとやるわけにはいきませんが、ゲームは本当にずっとやれます。トレーニングよりゲームプレイ時間が長いのは、子供の頃からです」とケインさんは語った。他にも「ホテルで泊まるときには何よりも回線が大事」など、オンラインゲーマーならではの意見が飛び出した。
そんなケインさんが強く打ち込んだのが「LoL」。2年前にハマり、今では実況を行なうほどまでにはまり込み、最初の目標であるランク「ゴールド」を達成した。このときのプレイでは思わず泣くほどに感動したという。「跳び箱22段を達成した時くらいうれしかった。『LoL』はチャンピオンの特性も、アイテムも勉強しなくちゃいけない。難しいから面白い、だからこそ楽しいです」と、ケインさんならではの言葉で気持ちを語った。
トークショウではケインさんのゲーマーならではの濃い話を、桑園氏、瀧吉氏が解説し、わかりやすく、そしてゲームに詳しい人にはさらに楽しい内容になった。サードウェーブスタッフに加え、今回司会を担当した平岩康佑氏の深い知識にも感心させられた。平岩氏は朝日放送テレビのアナウンサーから「eスポーツキャスター」へ転身したeスポーツ業界の注目人物の1人だが、質問や合いの手でその深い知識、ケインさんへの注目の高さが伝わってきた。
続く質疑応答でケインさんが期待を語ったのは「日本の『LoL』プレーヤー」へだった。ケインさんは今年、日本の「LoL」チームが世界を舞台に奮戦していることを応援しており、次のシーズンに大いに期待していることを語った。そして「いつか日本のeスポーツイベントが、東京ドームでできるようになって欲しい」と、日本のeスポーツへの盛り上がって欲しいという想いを語った。
ちなみにケインさんはクリスマスも「ひたすらゲーム」とのこと。「レッド・デッド。リデンプション2」のストーリーモードをガッツリプレイしていく予定とのことだ。