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サードウェーブ、秋葉原にeスポーツ専門店「GALLERIA esports Lounge」をオープン

アットホームな雰囲気&GeForce RTX 2080 Ti搭載のハイエンド環境でPCゲームが遊び放題!

12月7日11時15分オープン

会場:GALLERIA esports Lounge

 サードウェーブは、東京秋葉原に構えるPCゲーミング専門店「GALLERIA Lounge」をリニューアルし、プレイエリアを備えた体感型のeスポーツ専門店「GALLERIA esports Lounge」として再オープンする。営業開始は12月7日11時15分を予定し、営業時間は20時まで。eスポーツプレイエリアの利用料金は、1時間350円より。

 eスポーツ大会「GALLERIA GAMEMASTER CUP」や、eスポーツ施設「LFS 池袋 esports Arena」など、eスポーツ事業を積極的に推進しているサードウェーブだが、実は“本拠地”である秋葉原にeスポーツ関連施設がなかった。そこでゲーミングPC「GALLERIA」にフォーカスした「GALLERIA Lounge」をリニューアルし、eスポーツを冠した「GALLERIA esports Lounge」として再オープンを果たすことになった。

 その最大の特徴は、地下エリアにeスポーツプレイエリアが新設されたことだ。これまでのGALLERIA Loungeやドスパラ各店舗のように試遊できるというレベルではなく、「Counter-Strike: Global Offensive」や「League of Legends」の大会が開けるレベルの設備が確保されており、店舗内で1時間350円でガッツリ遊び込むことができる。利用時間はチャージ制で、使わなければ次回以降への持ち越しが可能なため、15分、30分といった短時間の利用も可能となっている。

【eスポーツプレイエリア】
5対5の大会も開けるeスポーツプレイエリア
こちらが1人分の標準セットとなる。ゲーミングギアは自由に付け替えられる
GALLERIA GAMEMASTERはゲーミングデスクの下に隠れている。覗かないと見えないのは担当者的にはやや残念なところか
初期インストールされているアプリケーション。ここにないものは自由にダウンロードして利用することができる
ネットカフェ用のゲーミングデスクが導入されており、必要なボタンと端子はすべて手元に完備されている

 設備の基本仕様は、GeForce RTX 2080 Ti搭載の最新鋭のゲーミングPC「GALLERIA GAMEMASTER GX70R8T」および、リフレッシュレート240Hz/応答速度1ms(GtG)を実現したゲーミングモニター「ASUS ROG SWIFT PG258Q」を採用した試遊環境が向かい合わせに5台ずつ、計10台が用意されている。

 プレイエリアはレンガ調の壁紙に暖色系のじゅうたん、オフホワイトのゲーミングデスクと、靴を脱いで上がりたくなるようなアットホームな雰囲気が特徴となっている。「LFS池袋」に象徴されるように、eスポーツ施設はゲームへの没入感を高めるためにダークでサイバーな雰囲気で統一することが多いが、このプレイエリアはその真逆を行っている。これは「自宅のように落ち着ける雰囲気でゲームを楽しんで貰いたい」という担当者の想いがこめられている。

 ユニークなのは、店内のゲーミングギアを試遊し放題なところだ。標準のゲーミングギアは、マウスとキーボードはGALLERIA標準のもので、マウスパッドはSteelSeries製、ヘッドセットはロジクール製となっているが、プレイエリア奥の棚に数十種類ずつゲーミングギアが置かれており、それらを自由に使うことができる。そこに置かれていないゲーミングギアでも店員に相談すれば使用可能ということで、最新ゲーミングギアを、ハイエンドゲーミングPCでガッツリ遊べる施設が「GALLERIA esports Lounge」ということになる。

【GALLERIA esports Loungeのセールスポイント】
GALLERIA GAMEMASTERの最新モデルでPCゲームが遊べる
しかも気に入ったらその場で買える
ラックに入ったゲーミングデバイスをすべて試遊できる
ゲームパッドもたっぷり
初回登録で全員2時間無料チャージ!
利用にはドスパラアプリ会員の入会が必要となる

 ちなみにゲーミングチェアはDXRACER、ゲーミングデスクは韓国製のPCバン向けの業務用が採用されている。肝心のGALLERIA GAMEMASTERが机の下に隠れて見えないものの、デスク奥のUSBポートや電源ボタンに繋がっており、それらにアクセスするだけで、簡単にPCを起動したり、新たなゲーミングギアを試すことができる。気に入ったPC、モニター、チェア、各種ゲーミングギアはその場で購入することができる。買えないのは法人向けのゲーミングデスクのみということで、これも希望が多ければ販売も考えるとしている。

 GALLERIA Loungeスタッフの意地が感じられたのは、リニューアルし、プレイエリアが新設された後も、取り扱うゲーミングデバイスの点数は変わらないところだ。ゲーミングギアに包み込まれるようなゴチャゴチャ感と、触れて遊べて買えるというGALLERIA Loungeの基本コンセプトはリニューアル後もそのまま受け継がれている。

【GALLERIA esports Lounge 1階】
場所は秋葉原の目抜き通り中央通りの、ベルサール秋葉原やビックカメラ秋葉原がある交差点
1階エリアは、GALLERIA Loungeからほとんど変わっていない。PC、モニター、そして各種ゲーミングギアが所狭しと並べられている

 営業時間は他のドスパラ店舗と同様に11時15分から20時までで、店員もGALLERIA Loungeのスタッフが引き続き担当する。ゲームの対戦相手をして貰ったり、ゲームをレクチャーして貰うことは難しいようだが、PCの使い方は教えて貰えるという。ゲーミングPCを買いたいが、実はゲームの起動の仕方すらよくわかっていないというPCビギナーには、こっそりあれこれ教えて貰えるナイスな施設となりそうだ。

 また、団体での利用や貸し切りにも対応する。10台という規模感は、大学のゲームサークルや、特定のゲームコミュニティが集うにはちょうどいいサイズで、個別に相談に応じるとしている。なお、都の条例に則り、18時以降は、15歳以下の来場者は親の同伴が必要となる。食事は不可で、飲み物は備え付けの自販機やウォーターサーバーのみ利用可となっている。

 筆者は、GALLERIA Loungeがドスパラ モバイル館と呼ばれていた時代から知っている。ショップとしてはそれほど大きくなく、ドンキホーテのようなゴチャゴチャ感が楽しい店舗だったが、今回の幾度めかのリニューアルで、ゲーマーにとって居心地の良い秘密基地が秋葉原にできたなという印象を持った。現在はリニューアルキャンペーンで、2時間までは無料試遊可能(別途ドスパラアプリ会員の入会が必要)ということなので、まずは気軽に利用してみては如何だろうか?

【GALLERIA esports Lounge 地下1階】
まずはキャッシャーで利用登録を行なってからeスポーツエリアを利用を開始する
GALLERIA Lounge地下一階のゴチャゴチャ感は健在。これらのデバイスも試遊することができる
ネットカフェではないため食べ物の持ち込みは禁止で、飲み物は備え付けのみOKとなっている