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東京秋葉原の「GALLERIA Lounge」が全面リニューアル
ワンストップですべて揃う! 「GALLERIAアウトレット」など新企画もスタート
(2015/12/3 16:58)
ドスパラとサードウェーブデジノスは12月3日、東京秋葉原のショウルームスペース「GALLERIA Lounge」において、同ラウンジのリニューアルに関する記者発表会を開催した。
発表会には、サードウェーブ関係者に加え、ゲームキャスターのStanSmith氏や、本誌ライターとして活躍するゲームライターの佐藤カフジ氏、新たにスポンサード契約を交わしたプロゲーマーチームRascal Jesterの選手が参加し、ハイエンドPCがもたらすVRゲーミングの可能性についてのレクチャーや、「League of Legends」の1on1エキシビションマッチを通じて、リニューアルされた「GALLERIA Lounge」を愉しんだ。
今回のリニューアルの大きな特徴は2点あり、1つはその場でゲーミングPC GALLERIAや、パートナー各社のゲーミングデバイスがその場で購入できるようになったこと。もうひとつは使用済みの貸出機を、プレミアムを付けて販売する「GALLERIAアウトレット」をスタートさせたことだ。
これまでGALLERIA Loungeでは、GALLERIAをコアとしたPCゲーミングの世界を、マウスやキーボード、ヘッドセットなど多彩な周辺機器もひっくるめて体感でき、イベント等の開催を通じてゲームファンに発信していくという、“PCゲーミングに特化した情報発信基地”としての機能に重きが置かれていた。PCショップ「ドスパラ」を展開するサードウェーブとしては、その場で買えないようにしたのは意図的なもので、買いたいユーザーに対してはドスパラ本館や別館を案内していたが、来場者からはその場で買いたいという希望が多かったことから、GALLERIAアウトレットのスタートを機に、PCゲーミングショップとして再スタートを図る運びとなった。
もちろん、その場でGALLERIAやゲーミングデバイスを体験できるという体験施設としての機能はそのまま残しており、PCゲーミングに詳しいスタッフも常駐させる。その上で、気に入った製品があれば、その場で買うことができる。GALLERIAに関しては、その場で発注して数日後自宅発送という手順になるが、年末は標準モデルの在庫も用意し、その場でGALLERIAを持ち帰れるというボーナス期ならではの施策も行なっていく方針。
そしてもうひとつの新施策となるGALLERIAアウトレットは、e-Sports大会や各種ゲームイベント、メディアへのレビュー機材などで貸し出した機材を、現品限りの1点ものとして販売するというもの。貸出機は、クライアントのニーズに合わせてスペックや機能がカスタマイズされており、スペシャルモデルになっているケースが多い上、ゲーム大会で使用されたモデルは、優勝者のサインなども記入した上で販売するなど、プレミアム感たっぷりの施策となる。
商品はすべて1点もので、現品限り。行く度に品揃えが変わるため、秋葉原に赴いた際に、掘り出し物を求めて定期的に立ち寄ってもらいたい考えだ。なお、通常モデルの場合、数割値下げした値段で販売する予定で、サイン入りモデルなどの特別品は正規価格より高くなることもありうるという。これまでありそうでなかった非常に楽しみな施策だ。
サードウェーブデジノス代表取締役社長田中基文氏は、「これまではゲーミングPCを持つ喜びを伝えてきたが、今後は趣向を変えてライフスタイルの提供まで踏み込んでいきたい」と挨拶し、ゲーミングPC「GALLERIA」がまた新しい一歩を踏み出したことをアピールした。
また、重大発表として、プロゲーミングチームRascal Jesterへのスポンサー契約を発表。今後、Rascal Jesterは練習用PCにGALLERIAを使い、ユニフォームのロゴにもGALLERIAの文字が入る。田中氏によると、契約期間は1年間ということで、特に具体的な目標は定めずに、e-Sports振興のために大いに暴れて貰いたいと語ってくれた。
なお、Rascal Jesterは、「League of Legends」に加え、「Counter-Strike Global Offensive」にも参戦することを表明し、マルチゲーミングチームとして活動していく方針を明らかにした。