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「クラロワリーグ 世界一決定戦2018」明日開幕!

開幕に先駆け、Supercellと出場チームによる記者会見を開催

11月30日 開催

会場:幕張メッセ 国際展示場ホール6

 Supercellは、Android/iOS用対戦型カードゲーム「クラッシュ・ロワイヤル(以下、クラロワ)」の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ」において、「クラロワリーグ 世界一決定戦2018(英語正式名称:Clash Royale League World Finals 2018、以下:世界一決定戦)」を、幕張メッセ 国際展示場ホール6にて12月1日に開催する。

 開催に先駆けて11月30日には記者会見が行なわれ、Supercellの関係者及び出場チームのIMMORTALS(北米代表)、Team Queso(ヨーロッパ代表)、Vivo Keyd(ラテンアメリカ代表)、Nova Esports(中国代表)、KING-ZONE DragonX(アジア代表)、そして日本代表のPONOS Sportsが登壇。大会の開催経緯や選手たちの意気込みが語られた。

記者会見で登壇したSupercell「クラロワ」ゲームチーム セス・アリソン氏とeスポーツリード ティム・エブナー氏

 そもそも「クラロワリーグ」とは全世界で計44のプロチームが参加する公式eスポーツリーグ。北米、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中国、アジアで計5つのプロリーグが開催されており、リーグに参加するプロチームの選手は先に行なわれた「クラロワリーグ20勝利チャレンジ」で勝利を収めた、世界トップレベルの実力を持つプレーヤーたちだ。

 そんなプロたちが集い、世界最強の座を争う「世界一決定戦」がここ日本で開催される。「クラロワリーグ」初の世界大会が日本で開催されることになったのは、日本において先の「クラロワリーグ20勝利チャレンジ」を突破したプレーヤーが中国に次いで多く、eスポーツシーンの盛り上がりを見せている国だからだという。ちなみに、大会のチケットは販売開始からわずか2時間で完売するほどの勢いだったということで、日本での「クラロワ」人気の高さが伺える。

 また、続いて記者会見で登壇した選手たちは口々に「国や地域の誇りをかけて戦う」と述べ、明日の試合への意気込みを語った。また、日本代表のPONOS Sportsを代表して登壇したみかん坊や選手兼監督は、「目の前のチームすべてに全力を尽くす」とした。

出場チームの選手たち。KING-ZONE DragonXのホー選手からは、注目選手としてみかん坊や選手の名前も挙がった

 また、記者会見の後には実況・解説を務める岸大河氏、ドズル氏や、Supercellの関係者、そしてチームメンバーに対する質疑応答の時間も設けられた。

左から日本語実況・解説を務めるドズル氏と岸大河氏、キャスターのアンドリュー・ガイ氏とクラッシュ ウィズ アッシュ氏
ティム氏(左)とSupercell クラロワリーグ コミッショナーのクリス・チョー氏(右)
セス氏(左)とSupercell「クラロワ」ゲームチーム ステファン・エンブロム氏(右)

 世界大会は文字通り世界で最も上手いプレーヤーたちが集う戦いだ。Supercellのスタッフ一同、こうした大会の開催に当たり、非常に興奮している様子が見て取れた。また、開催地となる日本のユーザーたちの熱量に対する感謝、そしてスキルの高さについても度々言及された。

 ちなみに、会場には世界中からのメディアが詰めかけ、かなり国際色豊かなインタビューとなっていた。出場チームの地元から駆け付けたメディアは熱心に質問を投げかけ、選手たちはここでも明日の試合への意気込みを語りつつ、飛んでくる様々な質問に対してにこやかに、そして時に真剣な表情で対応していた。

 なかでも日本代表PONOS Sportは自身の強みを「チームワーク」と語る。2vs2に関しても「毎日みんなで練習ができる環境で、かなりの練習時間を割いているのでどの国よりも強い自信がある」と自負しており、明日の勝利にも期待が持てそうだ。

 最後にPONOS Sportは、「開催国として出場するということで、ここで勝てれば日本のeスポーツは一層盛り上がる。ここで優勝して世界に日本の存在をアピールしていきたい」とコメント。質疑応答を締めくくった。

PONOS Sportの選手たち

 明日の試合は複数言語で全世界に向けて配信される。もちろん日本語チャンネルも用意されており、Supercellによれば「配信の楽しさ」にも非常に力をいれているという。世界最高峰の大会という一大イベント、そして日本代表PONOS Sportの戦いを、是非見届けてほしい。