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日本ゲーム大賞2019「U18部門」のエントリー受付は12月3日より開始

募集要項を公開

12月3日~ エントリー受付開始予定

 コンピュータエンターテインメント協会は、「日本ゲーム大賞2019『U18(ゆーじゅうはち)部門』」のエントリー受付を12月3日より開始する。

 「U18部門」は、次世代を担うゲームクリエイター発掘を目的に設立された、18歳以下の小中学生および高校生等を対象としたゲーム制作コンテスト。初の開催となった2018年は、全国から100を超えるエントリーがあり、1次審査、予選大会を経て、「東京ゲームショウ2018」のイベントステージで実施された決勝大会での最終プレゼンテーション審査にて各賞が決定し、発表が行なわれた。

 同協会は、「2020年度からのプログラミング教育必修化により、誰もが“プログラミング”を学べる時代がやってきます。これまで以上にゲーム制作を行なう環境が整い、18歳以下の若い世代の才能に一層の注目が集まる中、本賞を通して次世代の人材育成および産業の振興に今後より一層力を入れてまいります」とコメントしている。

日本ゲーム大賞2019「U18 部門」開催概要

スケジュール

・12月3日:エントリー受付開始
・2019年3月29日:エントリーおよび作品受付終了(20時)
・2019年4月:1次審査
・2019年6月:予選大会(場所:東京都内を予定)
・2019年9月:決勝大会(場所:「東京ゲームショウ2019」イベントステージ/幕張メッセ)

応募資格

・西暦2001年4月2日以降に生まれた人。
・日本国内在住者に限る。
・応募作品数の制限はない。
・グループでの応募も可能。グループの人数は最大5名までとする。
・予選大会および決勝大会でのプレゼンテーション発表に参加できる人数は、最大3名までとする。
・グループの構成員全員が、同じ学校に所属している必要はない。

作品テーマ

 作品テーマの指定はなし。自由な発想で、独創性溢れるゲームを作成可能。

作品基準

・応募作品は、単体で実行できる実行環境に限る。対象プラットフォームは以下の通り。

【対象プラットフォーム】
 Windows、Mac もしくは、Webブラウザ上で動くもの

・応募作品は、CESA倫理規定に則るものに限られる。
・応募作品は、プレイアブルなものとする。
・応募作品に関するあらゆる権利が、応募者自身に帰属する、若しくは、第三者の著作物、肖像、商標及び、その他第三者の権利の対象となるものを使用する場合は、当該使用に関する適法な許諾を受けて制作された作品に限る。

応募方法

 応募作品データ、応募作品のプレイ映像データ、及び、応募者情報、作品紹介コメント、操作方法等を、指定のWebフォームよりアップロードする。

※1次審査はプレイ映像、作品紹介コメントをもとに行なう。プレイ映像データは、作品の特徴がわかる90秒程度の動画ファイルを準備すること。
※厳選な審査とするため、プレイ映像・作品データ(ゲーム画面)には学校名や個人名は入れないこと。

審査と表彰

 1次審査はプレイ映像の視聴と作品紹介コメントを審査して、予選大会に進出する作品を決定する。予選大会では、作品の試遊審査および応募者のプレゼンテーションにより決勝大会へ進出する作品を決定する。決勝大会へ進出する作品は、予選大会での審査員のアドバイスを参考にして作品をブラッシュアップする期間がある。ブラッシュアップされた作品は、作品の試遊審査と「東京ゲームショウ2019」のイベントステージで開催される決勝大会での最終プレゼンテーション審査の評価により各賞を決定、発表する。

 審査では以下の点を中心に評価される。

【作品審査】
作品点:ゲーム、娯楽作品、娯楽としての面白さ
独創性:独創性、新規性、目新しさ、驚き
構成力:実装上の様々な工夫や発明の、無理の無い実装
技術点:プログラム、アート、サウンドなど技術的な完成度

※それぞれの項目の採点の比重は異なる。作品点と独創性は特に注目して審査するところとなる。

【プレゼンテーション】
構成:ストーリー構成
資料:資料の完成度と工夫
話し方・動作:プレゼンテーションスキル

表彰

金賞:副賞20万円
銀賞:副賞10万円
銅賞:副賞5万円

※最終審査結果は、決勝大会当日に確定し、表彰式が執り行なわれる。
※決勝大会進出作品は、「東京ゲームショウ2019」にて設置する「U18部門」ブースにて試遊展示される。(会期:2019年9月12日~9月15日、会場:幕張メッセ)

 注意事項など詳細は、「U18部門」公式サイトを見てほしい。