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明日からスタート！ フィギュア・超合金の新作発表会「TAMASHII NATION 2018 青の衝撃」、オープニングセレモニー開催
2018年10月25日 18:48
- 10月26日～28日開催
- 会場：秋葉原UDX/ベルサール秋葉原
- 入場料：1,000円(税込：UDX会場のみ)
BANDAI SPIRITSコレクターズ事業部は、10月26日から28日まで、秋葉原UDXとベルサール秋葉原の2会場で、最新商品の展示イベント「TAMASHII NATION 2018 青の衝撃」を開催する。入場料はUDX会場のみ1,000円(税込)。今回はイベントに先がけ、内覧会と、オープニングセレモニーが開催された。
オープニングセレモニーでは、海外の施策や新しい取り組みなどコレクターズの今後の指標が提示され、さらにお笑いコンビの和牛、女優の松井愛莉さん、声優の鈴代紗弓さんが登場し、仮面ライダーファン待望のフィギュア「S.H.Figuarts（真骨彫製法） 仮面ライダーキバ キバフォーム」、サウンドと光でリッチな演出が楽しめる「超合金魂 GX-86 宇宙戦艦ヤマト2202」などの注目の新商品を前に感想を語った。本稿ではこのオープニングセレモニーを紹介したい。
最初に発表されたのはコレクターズ事業部の今後の取り組み。今後は3つの要素を重視して取り組んでいくという。1つめが「新規コンテンツへの挑戦」。既存のIPだけでなく、様々なコンテンツへアプローチしていく。具体的には10月からコミックスがスタートする「超ケロロ軍曹UC 激闘!! ケロロロボ大決戦」や2019年1月より放映されるアニメ「荒野のコトブキ飛行隊」などにも取り組んでいく。
2つめが「技術・物作りの追求」。日本で企画・原型製作を担当し、その高いクオリティを海外の工場と密接に協力し実現していく。目玉となるのが「大人の超合金 1/350戦艦大和」大スケールで大和を再現、モーターによる砲塔、砲身回転など多彩なギミックを盛り込んでいくという。また、ブランド用の偽造防止シールを作成し、海賊版への対策も行なっていく。
そして3つめが「ワールドワイド展開の拡充」。北米、中国、ヨーロッパや中東、南米にも展開しているコレクターズ事業部だが、この動きをさらに拡大させていく。中国で大きなシェアを誇る通販サイト「アリババ」のECモール「天猫」で商品の取引を開始した。また、7月より北米7都市を巡るツアー「DORAGONBALL NORTH AMERICA TOUR 2018」を開催サンディエゴのコミコンではブースに4万人以上のファンが訪れたという。
コレクターズの方針の発表の後は、和牛の水田信二さん、川西賢志郎さんと、女優の松井愛莉さんがコレクターズの試作品を目の前にし、その力が入った造形に驚きの声を上げた。紹介されたのは、発表されたばかりの、「S.H.Figuarts（真骨彫製法） 仮面ライダーキバ キバフォーム」、ホビーショーで弊誌も取り上げた「超合金魂 GX-86 宇宙戦艦ヤマト2202」、現在受注中の「DOUBLE DECKER! ダグ＆キリル」のフィギュアだ。
「DOUBLE DECKER! ダグ＆キリル」は9月に始まったばかりのシンアニメ。コレクターズはいち早く主役キャラクターをフィギュア化した。さらに今回の魂ネイションでは、秋葉原UDXのビル内のプロントにて、コラボカフェが開催されている。登場キャラクター6人をイメージしたドリンクを購入すると、特典コースターが1枚プレゼントされる。
こういった新製品の中で特に3人が盛り上がったのが「宇宙戦艦ヤマト」である。コントローラー操作で主砲が動き、ヤマトクルー達の熱の入った叫びと共に武器の発射音が鳴り響く。波動砲はカウントダウンでタメを作り、艦首の砲口が白熱する。3人はヤマトへの思い入れはあまりないと言うが、それでもこの音とサウンドのギミックには興奮し、特にコントローラーを操作していた水田さんはノリノリだった。
また、「荒野のコトブキ飛行隊」は主要キャラのフィギュアが紹介された。このアニメは「ガールズ＆パンツァー」を手がけた水島努監督による、飛行機をテーマにしたアニメで、美少女の空戦チームが大活躍するという。声優の鈴代紗弓さんは主人公のキリエを演じる。コレクターズではデフォルメフィギュア「Figuarts mini」をいち早く展開、アニメの頭身のフィギュア「フィギュアーツZERO」や、隼1型に登場したフィギュアなども登場する事がアナウンスされた。
「荒野のコトブキ飛行隊」はかなりコミカルで、キャラクター性を前面に出したアニメになりそうだ。しかしメカ描写は非常にリアル。近距離で位置を変えながら戦うプロペラ機ならではの戦いをアニメでどう再現し、キャラクター達がどう活躍するか楽しみだ。
今回のオープニングセレモニーはタレントを中心としたため、ヤマトのギミックの詳細は紹介されたものの、それ以外の商品に関しては「すごく細かい」、「良くできている」といった感じで、コレクターズの商品ならではのアピールや、ギミックの凄さというポイントに重点は置かれていなかった。それらは「TAMASHII NATION 2018」の会場でしっかりと見ることができた。今回は、例年以上の新商品、試作品が展示されており、非常に見応えのある内容だった。こちらは別稿で紹介していきたい。
今回は明日の朝情報解禁の商品も多く、2回にわけて内覧会での出展アイテムをピックアップしていきたい。会場で商品担当者の話を聞くこともでき、その想いも盛り込んでいきたいので、お楽しみに！