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これぞアクションゲーム! 「デビル メイ クライ 5」ファーストインプレッション

デビルブレイカーを使いこなせ! 極上の感触で楽しめるスタイリッシュアクション

【デビル メイ クライ 5】

2019年3月8日発売予定

価格:6,990円(税別、パッケージ版)

 カプコン期待のアクションゲーム「デビル メイ クライ 5(以下、DMC5)」が、Gamescomでついにプレイアブル出展を果たした。メディア向けのみならず、一般向けにもXboxブースで公開され、試遊しようと詰めかけたファンで長蛇の列ができた。筆者も体験することができたのでファーストインプレッションをお届けしたい。また、ディレクターの伊津野英昭氏ら開発チームとの単独インタビューも収録することができたので、後ほどお届けしたい。

【Devil May Cry 5 'Devil Breaker' Trailer】

Xboxブースの「DMC5」試遊コーナー

 「デビル メイ クライ」といえば、スタイリッシュアクションだ。泥臭く、無骨に、ではなく、如何に華麗に、カッコ良く、クールに敵を倒すか。「DMC5」は究極的なまでにそのスタイリッシュさに磨きを掛けており、目の前の敵を蹴散らすことに快感を覚えるゲームになっている。

 グラフィックスはかつて無いほど美しく、ド派手。それでいて重くなることはなく、絶えず俊敏な動きが可能となっている。また、連続技や難度の高い技を決めることでスタイリッシュランクが向上し、それによって戦闘BGMが変化するという仕組みが取り入れられており、“自らの妙技にどんどん酔える”ようになっている。このあたりはカプコンは抜群に巧い。

【スクリーンショット】
このクオリティの映像がリアルタイムでグリグリ動く。衝撃的だ

 今回のデモ版はネロが主人公。獲物は対悪魔用の剣レッドクイーンと、連装銃ブルーローズ、そして「DMC5」の新要素となる“新たな右腕”デビルブレイカーだ。デビルブレイカーは「DMC5」のプロローグで“悪魔の右腕”を失ったネロのために、武器アーティストのニコが作ったという設定の特殊武装。

 基本機能として金属のワイヤーフックを射出するワイヤースナッチという機能を備え、悪魔に向けて射出することで敵を引き寄せたり、巨大なボスに対しては自らが急接近する手段として使える。それに加えて攻撃手段としてそれぞれ電撃や反射レーザー、時空操作、肉弾戦特化などの固有の特性を持ち、複数のデビルブレイカーを切り替えながら戦っていくことになる。

【ネロの獲物】
レッドクイーン
ブルーローズ
デビルブレイカー
ワイヤースナッチ

 このデビルブレイカーの武器としての最大の特色は、“壊れる”ということだ。各デビルブレイカーには特性に応じた必殺ギミックを持っており、溜めて発動させることで戦局を左右する一撃を放てる一方で、あっさり壊れ、2度と使えなくなる。ネロはこのデビルブレイカーを最大4つまで持つことができ、1つのステージを手持ちのデビルブレイカーだけで乗り切らなければならない。

 もっとも、デビルブレイカーはフィールド上に回復アイテムなどと同じように落ちており、補充が可能。このためボス戦限定ではなく、雑魚戦でも積極的に使えるようになっている。プロデューサーの岡部氏眞輝氏は“中二感”、ディレクターの伊津野英昭氏は、“壊れることでピンチ感を演出する”という独特の表現で、デビルブレイカーの魅力を語ってくれたが、デビルブレイカーを駆使したスタイリッシュアクションは、「DMC5」のコアといえる要素だ。

【様々なデビルブレイカー】
オーバーチュア
ガーベラ
ラグタイム
パンチライン

 伊津野氏によれば、デモのステージはミッション2ということで、今回はデモ用にチュートリアル的な情報がポップアップ表示され、短時間でゲームを覚えながらボスに挑むという流れになっていたが、実際にはもっとじっくり遊び方を学びながら遊べるようになっているという。

 デモステージでは、崩壊した市街を舞台に次々に襲いかかる悪魔を、剣や連装銃、そしてデビルブレイカーを駆使して、華麗になぎ倒していく。ボス ゴリアテの手前には、これ見よがしに赤い電話ボックスが置かれ、電話を掛けることで、相棒のニコがワゴンで駆けつけてくれる。デモ版ではただ来てくれるだけで、機能としては未実装だったが、実際には車の中で移動式のショップおよびデビルブレイカーの並べ替えなどが行なえる。

【移動式店舗“Devil May Cry”DMCモーターホーム】
街の電話ボックスから呼び出すことができる

 ゴリアテ戦は、ゴリアテのアクションによって戦場そのものが次々に変化し、目まぐるしく状況が変化する中で、落ち着いてスタイリッシュアクションが決められるかどうかがキモとなる。ボス戦ではさすがのネロも攻撃一辺倒だけでは倒しきれず、適宜回避運動を取りながら、チャンスを見計らってデビルブレイカーの必殺技を繰り出していく必要がある。

 トレーラーにもそのシーンが含まれているが、デビルブレイカーのひとつ「バスターアーム」は、ボスを投げ飛ばすことができるなど、ボス戦に合わせて適切なデビルブレイカーを装備しておくということも攻略のコツになりそうだ。

【ボスを投げ飛ばす】
デビルブレイカーのひとつバスターアームは、ボスすら投げ飛ばすことができる

 という理想的なプレイは初回のプレイではできず、実際にはあっさりゴリアテに粉砕されてゲームオーバーになってしまったが、アクションゲームの手触りとしてはこれ以上無いぐらい極上で、日本を代表するアクションゲームになると同時に、アクションゲームの水準をまた一段引き上げる存在になるという手応えを得られた。東京ゲームショウではGamescom以上の内容が発表され、待望のプレイアブル出展も行なわれる予定。ぜひTGSでは「DMC5」を体験することを強くオススメしておきたい。

【ダンテも参戦!】
デモでは見ることができなかったが、「DMC」シリーズの主人公のひとりダンテも参戦する。詳細は東京ゲームショウで公開されるようだ