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【クリスマスおもちゃ見本市】うまい棒が変形合体するロボ、缶の中のミニチュア、ぷにぷにほっぺの電子玩具などユニーク商品をピックアップ!

9月5・6日開催

会場:東京都立産業貿易センター

※業者のみ入場可能

 おもちゃショーや、見本市は様々な玩具メーカーの動向を一気に見ることができる。今回もユニークな新商品を多数見ることができた。本稿では特に印象に残った商品をピックアップしていきたい。

【マルカ】
老舗の玩具メーカー・マルカの新製品は「うまい棒」とコラボレーションした「ダガッシン」。うまい棒から変形するロボットが、さらに合体するという本格的なロボ玩具だ。原材料などが書いてあるところがロボの必殺技やバックストーリーなどになっており、担当者の並外れたこだわりが見てとれる

【やのまん】
パズル玩具で知られるやのまんは缶の中にミニチュアを組み立てられるキット「ミニチュアット」を発売。ファンタジックな世界観で人気を博している。LEDも内蔵しており、世界を美しく飾り立てる。年末に向け、スノードームのような透明なドームの中にミニチュアを組み立てるキットを販売していく

【シー・シー・ピー】
ラジコンメーカーシー・シー・ピーは低年齢層を意識した片手で操作できるコントローラによるドローンを発売。両手にスティックがあると子供はどうしてもガチャガチャ動かしてしまうため、あえて高度を操作する機能をボタンに集約したという。「ハイブリッドウィング」はおもちゃ然とした見た目ながら、ドローンモードと、ラジコン飛行機モードの2つの操縦モードを搭載、赤外線で打ち合う対戦も可能な多機能ラジコンだ

【セガトイズ】
電子玩具「もっちりペット」は、あえて操作ボタンをスクイーズ素材にして、ムニッとした感触を楽しませるミニゲーム集。スマホ/タブレット玩具にはついにキーボードのオプションも登場した。水洗いすることでイヌ、ネコ、ウサギのどれかになるサプライズ玩具「Who are you?」も大人気だ

【カワダ】
ナノブロックの新製品で注目を集めるカワダ。生活感のある家具を作ることができる「ナノルーム」も人気を集めている。自分で組み立てた部屋の“住人”としてフィギュアの販売も開始する他、ユーザー参加のコンテストも実施予定とのこと

【ザ・アクセス】
今回筆者が特に注目したのは、20年近く変形ロボット玩具を販売しているという老舗の玩具メーカーザ・アクセス。昨今はリアルな動物フィギュアがロボットに変形するシリーズで人気を得ている。これは動物園や水族館が販売する場所となったためとのこと。社内で企画と設計を行ない、工場と協力して変形システムを考えているという。最新作はダイオウグソクムシとマンタのロボだ