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「PUBG」、JAPANサーバーを一時クローズ。以降はKOREAサーバーをデフォルトに

9月5日 クローズ

 PUBG JAPANは、PC用バトルロイヤルシューター「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」において、JAPANサーバーを9月5日に一時クローズし、以降はKOREAサーバーを日本のデフォルトサーバーとして設定する。

 これは昨今発生していたJAPANサーバーにおけるマッチングプール不足からくる、長い待機時間を解消するための臨時措置。PUBG開発チームはマッチメイキングシステムの改善作業を10月実装を目標として進行してきたが、「日本のプレーヤーの皆さんのご不便を改善する」ことを緊急な案件だと判断し、システム改善を待たずしてサーバー統合緊急パッチの適用を決断したという。

 「PUBG」は「リアルタイムに100人が集まる必要がある」というゲーム特性上、新規マップやモードの追加によってプレーヤー人口が分散すると、必然的にマッチング時間の延長が発生する。そうなると日本のプレーヤーはより早いマッチングを求めて他のサーバーでプレイするようになり、JAPANサーバーのマッチングプール不足は加速、結果的にピークタイム以外での円滑なマッチングが難しい状況に陥っていた。

 これを解決するため、地理的に安定したPINGが見込めるKOREAサーバーに対して日本地域からの接続を開放し、以降は日本地域のデフォルトサーバーとする臨時対応を採るに至った。なお、KOREAサーバーでもゲーム内のニュースバナーは日本語、かつ日本地域に向けて表示されるが、JAPANサーバーでのシーズン戦績は全て初期化される。

 開発・運営チームは今後もプレーヤーが快適な環境でプレイができるよう注力するほか、9月6日配信予定の「DONKATSU.TV」などを通じてプレーヤーとのコミュニケーションをより一層強化。アンチチートの強化などにも力を入れていくという。