ニュース

Nintendo Switch版「夜廻と深夜廻 for Nintendo Switch」発売決定

少女たちが不気味な夜の街をさまようシリーズ2タイトルがセットになって登場

10月25日 発売予定

価格:
パッケージ版 6,980円(税別)
ダウンロード版 6,980円(税別)
CEROレーティング:C(15歳以上対象)

プレイ人数:1人

 日本一ソフトウェアは、Nintendo Switch用ホラーアクション「夜廻と深夜廻 for Nintendo Switch」を10月25日に発売する。価格はパッケージ版、ダウンロード版共に6,980円(税別)。

 本作は、2015年10月に発売されたPlayStation Vita用タイトル「夜廻」と、その続編となる、2017年8月に発売されたPS Vita/プレイステーション 4用タイトルの「深夜廻」をひとつのパッケージに収めたもの。「夜に潜む恐怖」をテーマに、夜道を探索するホラーアクションゲームだ。少女は夜の闇の中に消えた大切なものを探して、幾度となく夜の街に繰り出していく。今回は、ゲームの世界観やストーリー、主人公の少女たちを紹介する。

不気味なお化けから逃げ回る原点のタイトル「夜廻」

【「夜廻」ものがたり】

幼い少女は飼い犬を連れ、
赤く染まった夕暮れの道を散歩していました。
しかし、彼女の不注意によって犬は事故に合い、
どこかへいなくなってしまいます。

空っぽのリードを引いて帰ってきた少女を見た姉は、
犬を探しに外へ飛び出していきました。
ひとり残された少女も遅れて家を出ますが、
そこに広がっていたのは、見知った昼間と違う顔をした、
不気味な夜の街でした……。

幼い彼女は生まれて初めて、「死ぬこと」について考えました

消えた愛犬ポロを探すために、姉と2人で不気味な夜の街を探索

 プレーヤーは消えた愛犬・ポロと姉を探す少女となり、不気味な夜の街を探索する。街の中には少女の自宅や公園、古い学校、さびれた商店街などが存在し、所々に発見やイベントがあり、様々な場所を訪れて、愛犬と姉の手がかりを探していく。

【ゲームの流れ】
真夜中、家を出て夜の街へ
街を探索し、愛犬と姉の手がかりを探す。発見や出来事に応じてゲームが進行
その日の探索を終えると、次の夜へ。少女の「日記」を読むことで、過去の出来事などを確認することができる
【探索する】
道沿いや道端には様々なものが立ち並んでいる。大半のものは暗闇に包まれているが、懐中電灯の光を当てることで判別が可能になる。時には何かが“落ちている”こともあり、懐中電灯であたりを照らしながら、探索を進めていくことが大切だ
【「?」と「!」】
夜道を歩いていると、少女の頭の上に「?」が表示されることがある。「?」が出た付近には何か調べられるものがあり、近づくと「!」に変化する
対象の近くでAボタンを押すと、誰かの「落し物」を拾ったり、アクションが発生する。「?」が出たときは、注意深くあたりを調べてみよう

出没する「お化け」たち

 夜道には様々な姿形をした“お化け”が出没する。お化けの多くは悪意や敵意を持っており、少女を見つけると襲ってくる。お化けたちに見つからないように、探索を進めていこう。

【街灯下の影】
街灯下に佇む人の形をした影。人のようでいて、人ではない別の何か
【子供の霊】
事故で命を落とした子供の霊。何が楽しいのか、大きな口をあけて笑う
【道ふさぎ】
大きな目と口を上部に持つ異形。クモのような足で街を這いずる

主人公がドキドキすると、画面が脈打ち、行動に制限が入る「心臓音システム」

 お化けが近くにいると、少女の心拍数が上がり、心臓音と共に画面が脈打ち始める。心臓音が鳴っている間は長い距離を走れなくなったり、一部の行動にも制限がかかる。お化けの中には普段は目に見えないものもいるので、心臓音が聞こえ始めたら注意しなければならない。

【隠れる】
お化けは、マップにある「草かげ」や「看板の裏」に隠れることでやり過ごすことができる。隠れている間は画面が暗転し、見える視界が狭くなるが、心臓音に併せてお化けのいる位置が明滅するため、大体の場所を知ることできる

「夜廻」のシステムを踏襲しつつ、新たな要素を加えた「深夜廻」

【「深夜廻」ものがたり】

夏休みが終わるころ。
ふたりの少女は裏山へ、花火を見に出かけました。

しかし、夜が更けるにつれ、帰り道がわからなくなってしまいます。
繋いでいた手を離した際に、ふたりははぐれてしまいました。

ふたりの少女は何者かが潜む不気味な夜の街を、
勇気を振り絞って冒険します。

ふたりの視点を入れ替えながら、物語は進む

 「深夜廻」でプレーヤーが操作するのは「ユイ」と「ハル」という2人の少女。彼女たちはお互いを探して夜の街をさまよう。一方の少女で体験した事は、もう一方の少女での探索に役立つ場合もある。

【ユイとハル】
ユイはハルの親友。明るい性格をしている。花火大会の帰りにハルとはぐれ、夜の街を彷徨う。子犬を2匹飼っている。ハルは物静かな性格をしているが、勇気を出して、夜の街に繰り出しユイを探す。

奥行きを楽しめるサイドビュー演出

 通常は、斜め上からの見下ろし視点でゲームが進行するが、一部のマップでは、サイドビュー視点へと切り替わる。サイドビューのマップでは、遠くの山や町並みなどの背景が1つの画面に収まり、奥行きを感じられるようになる。まるで飛び出す絵本に迷い込んだような光景が広がる。

手に入れるとゲーム進行が有利になる「おまもり」

 物語を進めていると「おまもり」を手に入れることがある。「おまもり」を身につけることで、小石を多く持てる、スタミナが減りにくくなる、早く走れるなど有益な効果を得ることができる。

2人の前に現われる新たな「お化け」たち

 今作にも登場する「お化け」たち。時には悪意をもって2人に襲い掛かってくることも。

【コトワリさま】
鋭利な刃物を手にした巨大なお化け。不気味な音を立てながら、どこまでも果てしなく少女を追いかけてくる
【凶悪なお化け】
道端で待ち伏せをするお化け。手に持つ鉈には、血が滴る
【赤ん坊の霊】
不気味な赤ん坊の大群。少女には目もくれず、群れで這いずり回る
Amazonで購入