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【特別企画】これを読めば「ザンキゼロ」がわかる!謎が謎を呼ぶ“極限状態”のサバイバルRPG
第1回:ゲームの流れはこうだ! 何度でもやり直すことができるクローン人生!!
2018年7月4日 13:30
- 7月5日 発売予定
- 価格:
- PS4 7,200円(税別)
- PS Vita 6,800円(税別)
- 【エクステンド EDITION】
- 9,936円(税込、PS4版)
- 9,504円(税込、PS Vita版)
- CERO:D(17才以上対象)
スパイク・チュンソフトは、プレイステーション 4/PlayStation Vita用ソフト「ザンキゼロ」を7月5日に発売する。「ザンキゼロ」は、「ダンガンロンパ」シリーズを手がけたスタッフによる、完全新作のサバイバルRPGである。
「僕らは何度でも生き返る」というキャッチフレーズも印象的な「ザンキゼロ」。キャラクターはクローン技術により何度でも生まれ変わり、繰り返しプレイしていくことで成長していくのだが、プレーヤーはどうやってプレイしていけば良いのだろうか?
と言うことで、まずはゲームの流れに合わせ、本作ならではの独自の世界観と、ゲームの基本の流れを解説する!
人類の再生をかけた、男女8人のサバイバル生活
「ザンキゼロ」は、1人称視点でキャラクターを操作していくダンジョンRPG。何度も何度もダンジョンなどを繰り返し探索することで、プレーヤーキャラクターを強化し、アイテム類などを収集していくゲームとなっている。
物語は人類が滅亡したとされる世界の「ガレキ島」と呼ばれる孤島が舞台。人類最後の生き残りである8人のキャラクターたちは、記憶が無く、ガレキ島で目覚める。自分たちだけが生き残っている理由もわからない。
そんな中、古ぼけたテレビから流れる唯一の番組「エクステンドTV」から出される数々のミッションに挑戦していくこととなる。
本作の登場人物は全員がクローン人間という斬新な設定。不完全なクローン体は加齢の速度がとても早く、誕生した子供の姿からわずか十数日で老人の姿となり、その後数日の経過で老衰死をむかえてしまう。死因は寿命だけではなく、餓死や襲い掛かる敵に命を奪われることもある。つまり、常に死と隣り合わせにあるのがこのゲームの特徴である。
しかし、命を落としても全員が死亡しない限り、アーケードゲーム筐体のような見た目の謎の機械「エクステンドマシン」を使うことで、幼少期の姿から“何度でも”生き返ることができる。(全員死んでしまうと機械を操作する人が居なくなってしまうので、生き返ることができなくなる!)
死と復活を繰り返しながら、限られた寿命の中でミッションをクリアしていき、人類再生を目指していくのが本作の目的となっている。
【ここがポイント!】
プレーヤーキャラクターは「クローン人間」! 何度でもやり直すことができる!!
ガレキだらけの「廃墟」を探索!
ゲーム自体は、「ダンガンロンパ」シリーズ同様、チャプター形式でゲームが進んでいく。各チャプターごとに主人公が変わり、それぞれのキャラクターのエピソードが語られていく。
ガレキ島に流れ着いてくる廃墟を探索。不完全状態であるエクステンドマシンのパーツを見つけて機能を強化させていくのがゲームの主な流れだ。
廃墟の中は広く、そこはまさにダンジョンと呼ぶに相応しい。何階層にもなって形成されているダンジョンでは、謎解きの仕掛けや凶暴な生物が襲い掛かってくる。パーツが眠る最深部へ辿り着くには一筋縄ではいかず、様々な試練がプレーヤーを待ち受けているのだ。
【ここがポイント!】
まずは、廃墟を探索! クローンを再生してくれる“エクステンドマシン”のパーツを見つけて機能を強化しよう!
まずは、本作のキモとなる、ダンジョンの探索とは!?
先にも述べたとおり、探索の目的はエクステンドマシンのパーツを手に入れること。パーツが隠されているダンジョンの最深部に、全滅することなく辿り着かなければならない。
こちらの命を狙う強敵はダンジョン内をうろついており、発見されると一斉に襲い掛かってくる。ダンジョンRPGではターン制のバトルのゲームが多いが、「ザンキゼロ」では、行動はターン制ではなくリアルタイムで展開していく。リアルタイムバトルということで、移動で敵の攻撃をかわしながら、敵の隙をついてダメージを与えるといった、アクションゲーム的な戦い方をすることもできる。
サバイバルRPGと銘打っているだけあり、ダンジョン探索は常に極限状態にある。時間経過での空腹はもちろん、ストレスや便意(トイレに行きたくなる!)、さらには残りの寿命など、生きるために気を配らなければならないポイントがたくさんあるのだ。
移動をしているだけでスタミナは減少していき、0になると空腹状態となり体力が徐々に減っていってしまう。空腹を回避するには生き物(敵)を狩り、食料を確保しながら進んでいくのがサバイバル術の基本となる。
ストレスは溜まってくるとスタミナの減りが早くなってしまうので注意が必要。「嫌いな食べ物」を食べる他に、便意やダンジョン内で拾ったアイテムの所持重量が一定値を超えてしまうなどでストレスはどんどん溜まっていく。
解消させるには「好きな食べ物」を食べさせたり、水やお茶を飲むなどの方法がある。
【ここがポイント!】
ダンジョン探索は常に極限状態! 各種パラメーターに気をつけろ!!
ステータスの中で1番厄介なのが便意だ。時間の経過や食べ物を食べると数値が上がっていき、限界を超えるとその場でなんと漏らしてしまう。漏らしてしまうと悪臭状態となり、敵に気づかれやすくなるのに加え、仲間のストレスが増加してしまうなどのデメリットがある。
ガレキ島やダンジョン内にあるトイレで用を足すことで便意の数値をリセットできるので、トイレの場所を把握しておくことが攻略のカギだ。
このような様々な概念により、本作のテーマであるサバイバル感が色濃く出ている。
【ここがポイント!】
トイレに行きたくなったら気をつけろ!
ダンジョンの最深部、チャプターの最後にはボスとの戦闘が待っている。ボスの部屋は「ザンキハッチ」という特殊な扉になっており、8人全員が生存していないと開けることができないのだ。最深部へ着くまでに1人でも死亡してしまった場合はガレキ島まで一旦戻り、復活させてから再度ダンジョンに潜らなければならないというシビアな設計。
ダンジョンでは1階層進むたびに1日が経過する。キャラクターは誕生から14日目に死亡してしまうので、ダンジョンの攻略はキャラクターの寿命も視野に入れて進まなければならないのだ。
そしてボスを撃破すると、ミッションの目標であるエクステンドマシンのパーツが手に入り次のチャプターへと進む。基本はこの流れを続けてゲームを進行していくこととなる。序盤のゲームの流れは大きく変わらないが、チャプターごとに全く新しいダンジョンが出現するので、常に新鮮な気持ちでサバイバル生活を楽しむことができる。
ゲームを進めて、パーツを集めてエクステンドマシンを強化していくことで、新たな機能が使えるようになり、様々な施設を建設することでよりよいサバイバル生活を送ることもできるようになる。
今回はゲームの基本の流れだけを紹介してきたが、ダンジョン探索以外にもアイテム作りや施設の建設など、サバイバル生活でできることは他にもいっぱいある。こちらも次回特集記事で取り上げていくので、発売が迫る本作に期待していてもらいたい。
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