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【セガフェス】「人間クレーンゲーム」から巨大メガドラパッドまで、チャレンジングな展示が目白押し

4月14日より15日まで、セガゲームスのお祭りだ!

4月14日~15日 開催

会場:東京・ベルサール秋葉原

セガゲームスの宮崎氏

 セガホールディングスは、4月14日と15日にベルサール秋葉原にてグループ横断のファンフェス「セガフェス2018」を開催する。開催時間は10時より19時までで、入場は無料(15日は18時まで)。

 「セガフェス」はグループ会社が一堂に会し、それぞれの強みのあるアトラクションやコンテンツを展示アピールするファンフェス。グループには、セガゲームスをはじめ、アーケードタイトルを主に扱うセガ・インタラクティブ、玩具を扱うセガトイズ、アニメ製作プロダクションのトムス・エンタテインメントなど、エンターテイメント企業がズラリ揃っている。

 2016年の冬に開催されて以来の開催となるが、前回に引き続きイベントを取り仕切っている宮崎氏は「前回は初めての開催だったので、探り探り開催して無難に終了したが、今回は個性ある展示や体験を用意できた」と語り、今回は「やってみるまで(ウケるかどうか)わからない」チャレンジングな内容となっているという。

 とはいえ、「セガフェス」のコンセプトは、お客さんはもちろん開催する方も“楽しむこと”。宮崎氏は「今年は春の開催なので、前回の寒い冬に比べより多くの方に来ていただけると思う。友達や家族できて、楽しんで欲しい」とアピールした。

巨大な「人間UFOキャッチャー」登場! 君は操作するのか? それともクレーンに吊されるのか?

「BIG UFO CATCHER」。かなりの迫力だ!

 今回の「セガフェス2018」の大きな目玉の1つが、この「BIG UFO CATCHER」だ。巨大なクレーンを設置し、クレーンの先のアーム部分に人間が設置され、人間が自ら商品をつかみに行くという無謀なアトラクションだ。まさにチャレンジング!

 参加方法としては、大きく分けて操作する側とアームに取り付けられて吊し上げられる側の2つがある。ちなみに吊し上げられる側はかなり高くつり上げられる上に、けっこう揺れる。高所恐怖症の方は間違ってもチャレンジしないほうがいいだろう。ちなみにアーム役にチャレンジする人は、事前に誓約書を書かなければならない。

 プレイしているのを見ていると、そこそこおおざっぱにプレイしてもある程度は賞品を取りに行けるだけに、よりアーム役の人が重要になってくる。ちなみに1人で遊びに来てアーム役がいないときは、芸人さんがやってくれるので安心していただきたい。

 大声で「もうちょっと右! 右!」とか声を掛け合ってプレイしている様はまさにテレビのバラエティ番組っぽくて楽しい。しかし、カップルで来て賞品がとれなくてケンカ別れとかして帰らないように……。

 ちなみに私のようなデブな人間にとって気になるのは体重制限。120kgの方までアーム部分にチャレンジできるのだという。身長は140~190cmまで。

アーム側の人間はこのようにして取り付けられる。もちろんヘルメット着用のこと!
クレーンによってつり上げられるとこんな感じ。かなり高い!
操作し終わったらこうやって下ろされる。アームが降りている時間は約5秒。賞品をできるだけたくさん掴むんだ!
けっこう揺れるので、落とさないようにしなければならない! 耐えろ!耐えるんだ!
シンプルな操作部分

巨大メガドライブコントローラーが登場! 小さいメガドライブがカワイイ!

 「BIG UFO CATCHER」の横に置かれているのが「巨大メガドライブコントローラー」だ。左手で方向キー、右手でボタン操作といった具合に1人で操作するのがやっとという大きさ。大人の男性が両手を横に拡げたのと同じくらいの大きさがある。そのコントローラーの横にメガドライブの実機が置かれているのだが、思わず「カワイイ」とつぶやいてしまうぐらいに小さく見える。

 実際に係員の方がプレイしていたが、やはり一瞬考える瞬間が発生してしまうので、それなりに難しいところ。

 プレイできるのは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」、「ぷよぷよ通」、「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌」の3タイトルだが、プレイできるタイトルは時間によって異なる。思うに「ベア・ナックルII」が1番難易度が高いと思う……。

巨大メガドライブコントローラー。横にあるメガドライブがカワイイ!

「メガドライブ」30周年! 「ドリームキャスト」20周年!

 今年「メガドライブ」が30周年、「ドリームキャスト」が20周年を迎えるということで、2階を中心に様々な展示が行なわれている。まずは本体のみならず周辺機器まで集めて展示されているコーナーがある。ドリームキャストのコーナーには「サンバDEアミーゴ」用の「マラカスコントローラ DC」なんてものまで展示されており、本当セガファンには感涙のコーナーだ。

 ソフトも、発売されたすべてのソフト……とはいかなかったようだが、かなり懐かしいものまで集められている。

 このコーナーの奥にはメガドライブとドリームキャストの試遊コーナーがあり、各2台ずつ置かれている。ソフトもいくつか置かれているので、プレイしてみるのも良いだろう。

【メガドライブ】
テラドライブ! そしてモデムが周辺機器というのが実に時代を感じますな!
【ドリームキャスト】
「バーチャロン」用のツインスティックや「マラカスコントローラ DC」なんてものまで展示されている
【メガドライブの試遊コーナー】
「忍」のオリジナルが遊べます……。怪獣が登場する面までは進めたいところ。もうオリジナルのまま再現されることはないだろう
【ドリームキャストの試遊コーナー】
ある意味オープンワールド的な楽しみ方ができた「レンタコップ」も遊ぶことができる
【メガドライブのソフトの展示コーナー】
【ドリームキャストのソフトの展示コーナー】
【かなり懐かしいものも展示されている】

あの「デイトナUSA」と「バーチャファイター2」が懐かしの筐体でフリープレイ可能

 1階のセガ・インタラクティブのコーナーでは、往年の超名作「デイトナUSA」と「バーチャファイター2」が、懐かしの筐体で展示されている。おまけに、これがただ展示されているわけではない。自由にプレイできてしまうのだ。さらにさらにフリープレイというのだから素晴らしい。

 アーケードゲームも、古いものは部品がなくなり、完動品がどんどん少なくなっている現状がある。この機会に是非プレイしておいていただきたい。

「デイトナUSA」がフリープレイで展示されている。「デーイトナー」もしっかり聴ける! 懐かしい!
「バーチャファイター2」で対戦することができる
セガのアーケードタイトルの年表も

3Dスキャンとプリント技術を利用してオリジナルフィギュアを作ろう!

 DMM.makeの3Dスキャンとプリント技術を利用して、自分の顔を3Dスキャニングし、セガゲームスやアトラスのキャラクターと一緒にフィギュア化してくれるサービスを行なっている。

 ソニックやぷよ、ジャックフロストなどこれらのフィギュアの出来も素晴らしいが、何より、3Dスキャニングされたフィギュアの出来が素晴らしい。コーナーには細山田氏のフィギュアも置かれていたが、まさにそっくり! ちなみに3Dスキャニングの時間は約10分程度。今回会場ではデータの収録を行なうだけで、フィギュアの製作は別途行なわれる。このため商品の発送は5月下旬より6月下旬を予定している。

3Dスキャニングで作られたフィギュアが展示されている。非常に出来が良い!
3Dスキャニングは個室行なう

このほかにも各種コンテンツを多数用意

アトラスのコーナーではペルソナと一緒に写真を撮影できる。ペルソナは19種類用意されており、完全にランダムで登場。その場でQRコードが表示されるのでそれをスマホなどで読み取ればデジタルデータで写真を受け取ることができる
セガ・ロジスティクサービスのコーナー。教習所などにあるドライビングシミュレーターを体験できる
「VR figure from Shining」のコーナー。PlayStation VRで、「シャイニング・レゾナンス リフレイン」のキリカとの会話などが楽しめる。プレイ時間は約5分
セガトイズのコーナーでは「HOMESTAR VR」を楽しめる。PlayStation VRでテカポ湖で星空やオーロラを体験できる
セガホールディングスのコーナー。横浜にある「オービィ横浜」のアピールと、「PSO2」のカードゲームの試遊会を展開
DARTSLIVEのコーナー。ダーツにチャレンジできる。2,800点を取るとクッションがプレゼントされる。ちなみに 2,800点はかなりの高難易度らしい。ぜひともチャレンジしていただきたい
「P3D - ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト」、「ペルソナ5 ダンシング・スターナイト」の体験コーナー
スマホからクレーンゲームをプレイすることができるコーナー
トムス・エンタテインメントの年表。「ウメ星デンカ」とかすでに記憶が無い……
駅前のセガのゲームセンターに併設されている「C.P.CANDY」の出張所。ぷよの綿アメが食べられる
2階には缶バッジのガチャが置かれている