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発売間近! 「シルバー2425」、ストーリーや登場人物、ゲームシステムなどをおさらい
2018年3月1日 15:00
日本一ソフトウェアは、3月15日に発売を予定しているプレイステーション 4用アドベンチャー「シルバー2425」の第3報を公開した。
「シルバー2425」は、グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏によるアドベンチャーゲーム。“カントウ24区”を舞台に描かれた「シルバー事件」と、その6年後の世界、“カントウ25区”を描いた「シルバー事件25区」の2タイトルが収録される。今回は、発売を直前に控えた本作の詳細を紹介する。
追加要素
本作には、高画質化や、システムのブラッシュアップなどに加え、本作独自の要素として、4つの「新規シナリオ」が追加されている。
4つの追加シナリオ
「white out」
時系列的に「シルバー事件」と「シルバー事件25区」の間の物語。25区のメインの1人であるシロヤブが、凶悪犯罪課に所属するキッカケとなった事件が描かれる。
「black out」
「シルバー事件25区」に収録されたすべてのチャプターをクリアすることでアンロックされるシナリオ。
「UTSUTSU」
「シルバー事件」とは何だったのか? その容疑者「ウエハラカムイ」とは何者だったのか? フリージャーナリスト・モリシマトキオは、自身による“24区の総括”をある人物に送る。
「YUKI」
現代を舞台とした、新たな登場人物「ユキ」の物語。女子高生であるユキが通学に使用する雛代駅では、ここのところ連続で人身事故が発生している。そして、ユキにはその原因に心当りがあった。
主人公について
プレーヤーは、「シルバー事件」、「シルバー事件25区」ともに、凶悪犯罪課の一員として事件の捜査に加わっていく。自ら喋ることはなく、自身についても過去についても、謎の人物となる。
・「シルバー事件」
24署の公安特殊部隊に所属し、ウエハラカムイ逃走時に捕獲作戦に参加する。捕獲作戦以降、凶悪犯罪課特別捜査官として24署の面々とカムイを追う。上司にあたるクサビには「デカチン」とニックネームで呼ばれる。
・「シルバー事件25区」
25凶区悪犯罪課のひとりとして凶悪犯罪を追っていく。ベイサイドタワーランドでの事件から、シロヤブ、クロヤナギらと捜査をともにする。
「シルバー事件」について
【ストーリー】
国家によって完全に計画され造られた都市「カントウ24区」。24署凶悪犯罪二課のクサビは、帰宅途中に突如何者かに発砲される。そこから次々と謎の連続殺人事件が発生する。
クサビは事件を追う内に、20年前の伝説的事件「シルバー事件」の犯人、ウエハラカムイに行き当たる。はたしてカムイとは何者なのか、「シルバー事件」とは何だったのか。
幾多の事件は「シルバー事件」へと回帰する。
登場キャラクター
・クサビ テツゴロウ
24署凶悪犯罪課のベテラン捜査官。20年前に起きた「シルバー事件」でウエハラカムイを逮捕し、その功績が認められ公安部所属となるも、かつての上司だったコトブキの誘いにより凶悪犯罪課発足時のメンバーとなる。私生活では娘に嫌われることを恐れる普通の父親だが、捜査においては本能的な直感を発揮する。
・コダイ スミオ
クサビとパートナーを組む24署凶悪犯罪課捜査官。生真面目な性格で、犯罪抑止・事件解決に情熱を注ぐ。意図的にエリートコースを外れたとも思える経歴を持ち、そこには隠された目的があるように思える。
・ウエハラ カムイ
「シルバー事件」の容疑者。強度の精神症と診断され、24区内IMM病院精神科に収容されカウンセリングによる治療を受けていた。
・ハチスカ チズル
24署凶悪犯罪課の紅一点。頭脳明晰でいて眉目秀麗な彼女だが、廻りから煙たがれているのも事実である。科学的な根拠やデータを元にした捜査が得意なため、直感を重視するクサビとは対立することもしばしば。
・コトブキ シンジ
24署凶悪犯罪課を設立した凶悪犯罪対策本部長。足で捜査することこそ少ないが、凶悪犯罪課を後方で支え、個性の強い面々をひとつにまとめる人望の厚い人物。いかなるときも冷静な判断を下す、信頼の出来る頼れる上司。
・モリカワ キヨシ
クサビの古い同僚で、クサビと同じ24署凶悪犯罪課のベテラン捜査官。署内には不在のときが多く、まわりには気分屋と思われているが、その実、丹念な調査や聞き込みなど、着実に足で確かな情報を見つけている。他刑事のサポートにも力を惜しまず、派手な活躍こそないが、冷静沈着でそつがない敏腕刑事。
「シルバー事件25区」について
【ストーリー】
24区構造をテストサンプルとした理想管理社会「カントウ25区」。25区内の犯罪因子となりうるものを排除する中央警察組織「凶悪犯罪課」や郵政事業連盟「地域調整課」によって、25区は犯罪や差別のない、理想的な社会が象られていた。
しかし、ある日25区の中心ともいえるベイサイドタワーランドで、謎の死体が見つかる。身体に無数の穴をあけ、エレベーター内で立ったまま死んでいたマンション管理人の死体と、損傷のない女性の死体。そして、部屋に飛び散った大量の血痕。
突如起きたこの異常な殺人に、「凶悪犯罪課」、「地域調整課」がそれぞれ動き出す。
「シルバー事件25区」では、この殺人事件を、中央警察組織・凶悪犯罪課の視点で描いた「Correctness」、郵政事業連盟・地域調整課の視点で描いた「Matchmaker」、元ジャーナリスト・モリシマトキオの視点で描いた「Placebo」の、3つのストーリーから追っていく。
登場キャラクター
・シロヤブ モクタロウ(凶悪犯罪課)
“ジャブロー”と愛称で親しまれる若手刑事。“犯罪は伝染する”とされる25区で、凶悪犯罪を追う。
・クロヤナギ シンコ(凶悪犯罪課)
仕事中にエステに行ったり、コンパニオンやチャットレディを副業とするなど、傲慢な性格と型破りな行動から「和製ダーティハリー」と呼ばれる。凶犯課の中でも頭は切れ、腕も立つ。
・ツキ シンカイ(地域調整課)
過去にヤクザ「オキアイ組」や、24区公安警察特殊部隊に所属した複雑な過去の持ち主。口うるさい面もあるが、後輩であるオオサトをなにかと目にかける、世話焼きの一面もある
・オオサト ヨウタロウ(地域調整課)
ツキの下につく新米刑事。常に緊張感が薄く、指示を聞き間違えることもしばしば。本人は知らないが、自身の持つ秘密の為に地域調整課に手厚く保護されている。
・モリシマトキオ
モリシマトキオは、本作中の「シルバー事件」、「シルバー事件25区」の両方に関わる大事なキーパーソン。24区でのウエハラカムイ逃亡当時、フリージャーナリストとして事件を追っていたが、記憶を失ってしまう。自分が誰なのか、ここはどこなのか、何も分からない状態で目が覚めたのは、25区内の、謎の男が所有した1隻のボートの中だった。モリシマに、25区での事件を調べるよう次々と依頼をする謎の男。
この男は何者なのか、そして何故自分は記憶を失ったのか。記憶を取り戻すためにも、モリシマは謎の男からの依頼を遂行していく。「Placebo」では、24区と25区、それぞれの裏の顔が、モリシマの手によって語られていく。
ゲームシステムを紹介
フィルム・ウィンドウ
「フィルム・ウィンドウ」は、画面内に複数のウィンドウを表示させてテキストを読み進めていく「シルバー事件」シリーズならではのシステム。同じ場面上で「ムービーが流れる傍らでテキストを読み進める」といった演出も楽しめる。
・「フェイス・ウィンドウ」
「フェイス・ウィンドウ」は、キャラクターの顔が表示されるウィンドウ。画面上に複数キャラクターが存在する場合、話しているキャラクターの顔に枠が入るなど、シナリオをスムーズに読み進めていく上で重要なウィンドウとなる。
「メニュー・ウィンドウ」
「シルバー事件」では、操作ウィンドウが「M」、「C」、「I」、「S」の文字で表示される。それぞれの意味は、「MOVEMENT(移動)」、「CONTACT(接触)」、「INPLEMENT(道具)」、「SAVE(セーブ)」。また、「シルバー事件25区」では、キャラクターにコンタクトをとりたい時は「ジンブツ」アイコン、アイテム使用時は「アイテム」アイコンを選択する。どちらもシンプルでわかりやすいものとなっている。
数量限定「初回限定版」の特典
初回限定版には、特典としてアートブックと、4枚組のオリジナルサウンドトラックが付属する。
【特典内容】
アートブック:「シルバー事件」、「シルバー事件25区」の秘蔵イラストを収録したアートブック
サウンドトラック(4枚組):「シルバー事件」、「シルバー事件25区」のゲーム内BGMを収録した4枚組のオリジナルサウンドトラック
Nippin1.jpショップ限定版
同社公式通販サイト「Nippon1.jpショップ」でも、本作の予約が可能。「Nippon1.jpショップ」では、「Nippon1.jpショップ限定版」も販売される。価格は12,980円(税別)。「Nippon1.jpショップ限定版」には、「初回限定版」特典に加え、特製Tシャツも付属する。
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