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任天堂、特許権侵害でコロプラを提訴

損害賠償請求のほか「白猫」の配信差止を請求

1月10日 発表

 任天堂は12月22日、コロプラに対し特許権侵害に関する訴訟を提起した。

 1月10日のコロプラの発表によれば、請求内容は44億円の損害賠償及び遅延損害金と、「白猫プロジェクト」の提供差し止め。訴訟の経緯として、2016年9月に任天堂からコロプラに対し任天堂が保有する特許権を侵害しているとの指摘があり、それ以来1年以上に渡って交渉を行なってきたが決裂。訴訟に至ったのだという。

 コロプラは「任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく」として、今後開示すべき事項が発生した場合は都度開示する方針だという。

 任天堂によれば、コロプラのタイトルが「タッチパネル上でジョイスティック操作をする際に使用される特許など」を含む5件の特許を侵害しているという。なお、現状任天堂は本件に関して公式発表を行なう予定はないという。