2018年に始動する「ワンダーグラビティ ～ピノと重力使い～」の新情報を公開！

　セガゲームスが12月3日に開催した、f4samurai作品が集まった初のオフラインイベント「f4ファンフェスティバル」。このイベントの中で同社が2018年配信を予定しているAndroid/iOS向けRPG「ワンダーグラビティ ～ピノと重力使い～」についての追加情報を公開するステージが開催された。MCは堀江一眞さん、松田るかさんが担当。ゲストとして声優の村瀬 歩さん、山口勝平さんのほか、同タイトルのプロジェクトリーダーであるf4samuraiの中村昭宏氏、開発ディレクターのセガゲームスの熊澤 南氏が登場した。

空舞う世界の「重力使い」と「小人（ピノ）」の物語

　本タイトルは「空舞う世界の『重力使い』と『小人（ピノ）』の物語」と中村氏。基本の能力として重力のアップダウンが使え、重力をダウンすると物も浮かせることができる。この重力を使ってピノと協力することで、敵であるデブリを倒すことができる。なおデブリは、ピノ以外は倒すことができない。重力使いになるには、ピノが持っている果実が必要だ。重力使いは必ずピノと契約して、ノーツと呼ばれる唯一無二の相棒になる。

　空の上には、遺跡のような国、森の中にある国、賑やかな装飾が多く見られる国などのさまざまな国が存在するという。今回は重力使いがテーマということもあり、開発チームはJAXAに問い合わせたりして、重力に関する設定も作り上げたという。これについて村瀬さんは「相手の前に重力を作って跪かせたい」とコメント。松田さんは空を飛んでみたいそうだ。ストーリー的には少年冒険の王道を行くスタイル。その中で秘密を探っていくことになる。世界は重力が低く作られており、落ちていくということはないと中村氏。

　果実はニュートンにちなんでにリンゴで、それ自体が珍しい物という設定とのこと。重力使いは必ずその独自のリンゴを持っている。ピノには人型のほか、動物の姿をした者もいる。なおヒューゴとニールに相対する期間として存在するのは「世界機関」が存在する。敵も重力使いなので、相棒となるピノもいる。

【「ワンダーグラビティ」のストーリー】

　そしてこれまで公開されているヒューゴとニールのほか、まだ詳細が明らかになっていなかったアポロとラヴェルの概要についても公開された。ニールは謎の病に冒されてしまった親友を助けるためにエンドロールへ向かっていく。「ちょっとニヒルなキャラがいい」と村瀬さん。内田さんのボイスを聴いたそうだが、「一筋縄ではいかない性根っぽい感じですてきだった」。

初公開のヒューゴとニールの設定イラスト

　アポロは、敵か味方か、ヒューゴたちが旅する先々で何故か出会ってしまう腐れ縁的な存在。行く先々で様々なトラブルを持ちこんだり巻き込まれたりするトラブルメーカーで、相棒のラヴェルを家族のように思っている。CVを担当した松田さんは「かわいいと思った」と語る。とても明るくて元気！ トラブルメーカーでもあるのだが、そのキャラクター性で、何故か憎みきれないムードメーカー的な存在だ。

　ラヴェルは基本的にはへたれで内弁慶。何かあると直ぐに泣いてしまう泣き虫キャラクターなのだが、アポロのことが大好きで、アポロのためなら泣くのを我慢して一生懸命に頑張るというキャラクター。CVの山口さんはラヴェルについて「最初にオファーをいただいてキャラ表を見たら納得した」と感想を述べた。「来たな、と思った」とか。松田さんはラヴェルの必殺技を見せてもらったそうだが、その時にも泣いていたそうだ。

　そのほか登場するキャラクターも紹介。チプールのCVは大谷育江さんが担当するが、人気のキャラクターとのこと。「捨てられて傷心中」という設定もポイントになる。またティアは重力使いではないのだが、この場に登場する。「その秘密については追って紹介する」と中村氏。

　父親のレノンは詐欺師として国際指名手配をされている重力使いだが「ここのドラマについても楽しみにしてほしい」（中村氏）。

そのほかに登場するキャラクターたち

　ここで何と、堀江さんも本作にCVとして参加することが突然発表された。キャラクター名は「ヴァレント」。とある3人組の1人で、クールな二枚目キャラクター。世界地図を作るために旅をしているという設定だ。重力使いかピノかはまだ発表されていない。突然の発表に驚く堀江さんだが、設定にある剣に注目。「剣を振り回して戦っちゃうんだ」とコメントした。また場内の女性から「かっこいい！」というコメントをもらって「一生懸命頑張ります」と語った。

　なおこのほかにも豪華な制作陣を招いているとのことで、順次公開されていくそうだ。オープニング曲を松田さんは聞いたそうだが、「豪華な世界観に合う豪華な方に歌っていただいた」という。情報については公式サイトのほか、「＠wonder_graviy」のTwitterアカウントでつぶやかれるそうだ。

　最後に登場者からコメントを一言ずつ。

・山口さん「収録の時は1人で録るので世界観を想像しながら演じるが、ほかのキャストの方とも見てワクワクしてきた。いっぱいプレイしてくれたらイベントもできると思うので、応援してください」。

・村瀬さん「すごく力が入っているというか、世界観設定もそうだがイラストもかわいくて。スマートフォンで遊んだときには空は2Dなのか3Dなのかとか妄想は膨らみます。続報を待っていますので、皆さんも楽しみにしてください」。

・熊澤氏「本日お越しいただいている皆様はおわかりかと思いますが、f4samuraiさんが得意とする、みんなで協力して競い合うコンテンツもご用意しています。続報をお待ちください」。

・松田さん「f4samuraiとセガゲームスがタッグを組んでお送りするスマートフォン向け新作タイトル『ワンダーグラビティ』。今回紹介したのはゲームのほんの一部です。ゲーム公式Twitterアカウントをフォローして、続報をお待ちください」。