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大陸も海もない空世界で繰り広げられる物語。「ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~」、CBTインプレッション!

2018年夏 配信予定

価格:無料(アイテム課金制)

 セガゲームスは今夏、Android/iOS用RPG「ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~(以下、ワングラ)」をリリースする。本作は名前の通り、「重力」をメインテーマに据えたSFチックなRPGだ。弊誌ではCBTに先駆け、先行プレイを行なうことができたので、本作の持つ独自の魅力的な世界観やバトルシステムについてお伝えしよう。

【「ワンダーグラビティ」オープニングムービー】

豪華制作陣が作り上げる斬新な世界観!

 「ワングラ」は、大陸も海もない空世界を舞台とした斬新な世界観を舞台としている。行方不明の父親を探す主人公「ヒューゴ」は重力を操ることができる「重力使い」であり、病に侵された友人を救おうとする相棒の「ニール」は「ピノ」と呼ばれる小さな種族。2人は未知のチカラを持つといわれる世界の底「エンドロール」を目指し、その道中では空に潜む危険や、謎の組織と対峙することになる。

広大な空の世界を舞台に、ストーリーは展開される

 この独自の設定を支える脚本原案は「仮面ライダー電王」などを手がけた小林靖子氏が担当。また、オープニングアニメにスタジオM2 、サウンドに「クロノトリガー」や「イナズマイレブン」シリーズなどのサウンドを手掛けるプロキオン・スタジオが参加。本作の開発は「オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-」や「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」のf4samuraiが行なっている。さらに主題歌は10代に人気のポップロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」とタイアップするなど、豪華なスタッフ陣によって「ワングラ」は作り上げられている。

 実際にプレイしてみると美麗なアニメーションと良質なBGMが世界観にマッチしており、ストーリーだけではなく独自の世界観や雰囲気を楽しむことができた。また、ストーリーモード以外にも探索や曜日クエストといった要素、バトルアリーナやクラブ・チームのような他のプレーヤーと一緒に遊べるシステムも存在しており、ソーシャルゲームとしても充実した遊びが用意されている。

ショップや曜日クエストなど、気になる要素も盛りだくさんだ。クエストではガチャに必要なリンゴも手に入る

シンプルながら独自のシステムを採用したバトルシステム

 本作のバトルは敵パーティが複数出てくるウェーブ式で、特徴となるのは「ドライブレーン」システム。ターンごとに重複ありで選ばれたピノを攻撃パネルに配置していくのだが、攻撃パネルには有利属性に大ダメージを与える「アトリビュートドライブ」、回復しながら攻撃できる「ヒールドライブ」など様々な効果があり、これを使いこなせるかがバトルの鍵となる。

 また、攻撃パネルに特定の形でピノを配置すると、組み合わせに応じて特殊な攻撃が発生。例えば、同じピノを3体選べば連続攻撃である「オーバドライブ」、異なる3体を選べば合体攻撃「シンクロアタック」などが発生する。

 ピノは攻撃レーンに配置する前にスキルを使用できる。強力な単体攻撃や全体攻撃、デバフなど、こちらも効果は多様だがクールダウンがあるため連発はできないので、使いどころを考える必要がある。さらに、ゲージがたまると使用できるピノの必殺技「バーストアタック」や、一定の条件が整えば重力使いだけが使える「グラビティ」などの大技も存在しており、こちらは発動時にド派手なエフェクトを見ることができる。

 バトルの機能としては2倍速やオートモードも搭載するなど、昨今のスマホRPGの基本は抑えている印象だ。

育成要素もしっかり存在。また、装備品的な要素である「フィルム」は様々な効果を持っている
バトルは当然空中戦。パーティ編成によって攻撃パネルにも変動があるようだ
攻撃パネルには様々な効果がある。属性相性には有利と超有利があるので、しっかり把握する必要がありそうだ
シンクロアタックやオーバードライブは敵に大ダメージを与えられる
バーストアタックではピノごとにド派手な演出が!

 練られた斬新な世界観と、それを支えるBGMやアニメーション。そして操作は簡単ながらも色々と考える必要があるバトルシステムなど本作の見どころは数多い。ちなみに、公式ホームページには設定資料などもいくつか公開されており、こちらも見ておくと「ワングラ」の世界観をより楽しめる。

 現在、「ワングラ」は事前登録及びCBTの募集を行なっており、実施は5月31日〜6月3日を予定しているとのこと。気になる方は是非応募して、空世界の冒険へと乗り出してみていただきたい。