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「三國志13 with パワーアップキット」、最新情報公開
幅広くなる戦術、武将スチルを紹介
2016年10月7日 20:06
コーエーテクモゲームスは、12月22日に発売する「三國志13 with パワーアップキット」について、最新情報を公開した。本稿では各ポイントを紹介していきたい。
「威名」で極まる、さらに奥深く、さらに自由な武将プレイ
武将として実績を積むことで獲得できる「威名」を名乗ることにより、さまざまな「できること」が開放されていく。私兵を率いて中華全土に武名を轟かせる「侠客」や、蓄えた私財を投じて好みの勢力に肩入れする「商人」など、在野でのプレイスタイルが大きく強化される。
さらに、人心の掌握に長けた「軍師」や、軍勢の運用に能力を発揮する「将軍」など、いっそう多彩な活躍で、仕官後の勢力の中華統一を目指すことも可能となる。あらゆる身分と立場において、プレーヤー自身の思い描く生き方を三国志世界に刻むことができる。
大陸全土に拡大する「要衝」をめぐる戦略と、個性が息づく「君令」
大陸全土に存在する集落や地点を「要衝」とし、さまざまな機能をもつ「城塞」を建築することで、戦略上の要にできる。攻め寄せてきた大軍勢を、「要衝」に布陣したより少ない兵力で防ぐ間に、別ルートからの侵攻を進めるなど、局地戦での勝敗だけではなく、勢力全体の展開を練り上げる戦略が求められるようになる。
さらに君主の戦略方針を示す「君令」の導入により、劉備の「大徳顕示」や董卓の「酒池肉林」など、君主たちの個性が強く感じられる、深い戦略場面が展開する。
「軍議」と「戦術」で大きくスケールアップする英傑たちの戦い
新要素「軍議」では、軍師たちの知謀による「戦術」を巡る論戦が展開する。戦闘では、山岳や森林、陣といった戦場の要地に配置された「戦術地点」をいち早く確保することで、落石や伏兵などの「戦術」による、これまでにない地形を駆使した戦いが可能になる。
「三國志」シリーズ史上最大スケールのパワーアップ
結婚、子育て、災害、異民族、放浪軍など、三国志世界での臨場感を深めるイベントを大幅に拡充する。また、三国志後期をはじめとする新シナリオや、三国志の物語を追体験しながら新要素の理解ができる英傑伝ステージを追加。さらに「史実武将編集」や「勢力編集」といった各種編集機能に加えて、シリーズ初となる「イベントエディタ」を実装したことで、自分だけの人間ドラマを自由に創り上げることができる。
スクリーンショットで各要素を紹介
「戦術」は采配戦闘における新要素で、落石や伏兵などの多彩な「戦術」を利用することで、戦法以上の大打撃を敵部隊に1度に与えたり、兵科の能力を引き出したりすることで、戦況を優位に展開することができる。戦術には「陣戦術」、「罠戦術」、「兵科戦術」の三系統が存在し、山岳や陣などの「戦術地点」を制圧することで発動できる。
「医療陣戦術」は陣にある戦術地点でのみ発動できる戦術で、発動すると、周囲の味方部隊の傷兵を回復する。後方で使用すれば、前線で傷ついた部隊を回復させつつ持久戦に持ち込める。
「落石戦術」は山岳の戦術地点でのみ使用できる戦術で、周囲の敵部隊に一挙に大打撃を与えることができる。敵の進軍経路に先回りしたり、挑発などの戦法と組み合わせ戦術地点に誘導したりすることで寡兵であっても大軍と対峙し、逆転を狙うことができる。
「伏兵戦術」は、槍兵や弓兵で使用できる戦術です。伏兵化することで姿を隠した状態で行動することが可能となり、相手の不意をつく行動がとれるようになる。
伏兵状態のまま敵部隊を攻撃すると最初の一撃が「奇襲」となり、知力に応じて敵部隊に多大なダメージを与えられる。