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「Watch Dogs 2」をプレイして前作と何が変わったか確かめてきた
最大の変化は若さとノリ! ハッキングシステムの詳細もチェック
2016年6月17日 01:06
ネットインフラ時代のハッキングアクション「Watch Dogs 2」をE3 2016会場でプレイしてきたので、その内容をさっそくお伝えしていきたい。
今回プレイできたのは、先日公開されたデモプレイ映像とは異なるシーン。サンフランシスコの北東部に位置する展望台「コイトタワー」付近から開始された。
「Watch Dogs」版「鷹の目」が登場。ハック対象がわかりやすく
今作でのハッキングはL1ボタン(DUALSHOCK 4で説明。以後同じ)を使用するのだが、L1長押しでどのようにハッキングするかをさらに選択できるようになった。
例えば車は、ドアのロックを解除するだけでなく、急発進させて付近の敵を轢くことができる。前進、左右のハンドル操作、後進が可能で、バッテリー制限があるためラジコンのように操作できるわけではないが、ある程度なら急発進させる方向もコントロールできる。
ほかにも爆破が可能な装置なら、単に爆破させるだけでなく、「近づいたら爆破する」仕掛けにしたり、さらに「人をおびき寄せる」操作を組み合わせて強烈な罠にもできる、といった感じだ。なおL1ボタンを短く押すと、あらかじめ決められた効果が発生するようになっている。
また街を行く人物へのハッキングも少し変化した。前作では近くの人物の情報が自動でポップアップされていたが、今作では人々の携帯電話をハッキングしないと情報を取れない。その代わり、音を鳴らして周囲の注意を引くことができるなど、これも選択肢が生まれている。
しかしそれ以上に変化したのは、視界を切り替えるハッキング視点。「アサシン クリード」シリーズにおける「鷹の目」システムと同様で、視界を切り替えると周囲でハッキングできる、あるいは関係するものがくっきりと見えるようになる。
これがあることで、周囲に注目すべき人物はいないか、建造物の向こう側に何か攻略のヒントがないかなど、次にすべきことが格段にわかりやすくなった印象だ。今回のプレイでは、視界を切り替えることで市民の1人が重要なメッセージを発信していることがわかり、これがきっかけでミッションがアンロックされた。
実際にプレイして感じたのは、すべてのノリがかなり若いということ。グラフィティをデジタルに変換したよう鮮やかなアートワークのほか、マーカスが属するハッカー集団「Dedsec」たちの会話も若さと勢いがあって良い。鼻歌交じりでハッキングをこなしていく“軽さ”によって、作品の雰囲気はだいぶ変化したと言え、そこも魅力に繋がっていると思う。
なお「Dedsec」の目的は、自分たちの「フォロワー数」を増やしていくこと。ミッションを成功させるとフォロワーが増え、それと同時にハッキング能力も上昇していく。エイデンの個人的な戦いとはまた違った、人々を巻き込んだ戦いになるようだ。
遠隔操作デバイスと、お手製武器「Thunderball」がアツい!
さらに今作では、遠隔操作型の便利アイテムが2つ登場する。それが「ドローン」と「ジャンパー」で、ドローンは空中に放って、上空から敵を偵察したり、主人公のマーカスが届かないコイトタワーの上部のような場所のハッキングを可能にするもの。また「ジャンパー」は地面を走る小型デバイスで、地面をコロコロ転がってドアを開けたりシステムに侵入したり、マーカス本人が行くよりも見つかりにくい状態で攻略を進められる。
特にドローンはあらかじめ敵地を偵察しておくことで、敵をマーキングしたり、ハッキングできる装置の位置を確認できるので、戦闘開始前はドローンの使用は欠かせないものとなるだろう。
ちなみに変わったといえば主人公の持つ武器で、マーカスはThunderballと呼ばれるマーカスお手製の攻撃用クラッカー(「ジョジョの奇妙な冒険」第2部でジョセフが使っていたアレに近い)を持っている。
このThunderball、公式設定によるとサバイバル用のロープ、パラコードとビリヤード球を組み合わせたオリジナル武器で、普段持ち歩いていても武器に見えないが振り回すと威力はすごい、という理由でマーカスが作り出したもの。Thunderballというネーミングがやや若さを感じさせるが、ハッカースタイルでバージョンアップもしていくという。マーカスはパルクールアクションもエイデン以上に軽くこなすほど運動神経抜群なので、Thunderballコンバットの魅せ方も楽しみだ。
最後に、オンライン要素についてもご紹介しておきたい。本作では、街を移動していると他のプレーヤーと遭遇することがある。これは「ディビジョン」における「ダークゾーン」のような感じで、シングルプレイからシームレスに繋がっているもの。その場でセッションに招待すれば、一緒にミッションをプレイすることもできる。設定としては「Dedsec」繋がりの仲間、というものになるようだ。
2人でのミッションは1人はスニーキング、もう1人はドローンでサポートといったような感じで、声を掛け合うことで状況を完全に掌握できる。これも新しいプレイ体験だったので、製品版でも楽しみにしておきたい。
「Watch Dogs 2」は、前作のシステムをベースに、反省点などを踏まえて大幅にパワーアップした印象がある。ハッキングアクションなども充実したが、何より気に入ったのはその明るい雰囲気だ。サンフランシスコのカラッとした空気の中で巻き起こる、アングラだけどカッコいいDedsecたちにますます期待したい。

























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