【特別企画】

カワイイ!だけじゃないガチなリズムゲーに期待大!「Sanrio Kawaii Me Live!」&「Sanrio Party Land」の試遊台で遊んでみた【TGS2026】

【東京ゲームショウ2026】
開催期間:9月17日~9月21日
会場:幕張メッセ/TKP東京ベイ幕張ホール
Sanrio Gamesブースはピンク一色の華やかなカラーリング

 現在開催中の「東京ゲームショウ2026」において、ファンシーグッズなどを手掛けるサンリオの自社ゲームブランド「Sanrio Games」がブースを初出展している。ブースでは同社が手掛ける新たなiOS/Android用ダンス&リズムゲーム「Sanrio Kawaii Me Live!」と、Nintendo Switch/Switch 2向けパーティゲーム「Sanrio Party Land」の試遊ブースが用意されている。

 「Sanrio Kawaii Me Live!」は画面内のマーカーをタップしたりフリックしてスコアを稼ぐ1人用のダンス&リズムゲームで、2027年リリース予定。価格は基本無料で、一部アイテム課金の予定もあるという。

 「Sanrio Party Land」は10月29日発売予定のパーティゲームで、価格は6,380円。こちらは1人でもプレイ可能だが、ローカルマルチプレイやインターネット通信での最大4人プレイに対応している。

 Sanrio Gamesは、サンリオが4月に始動を発表した自社ゲームブランド。自社ブランドを立ち上げて開発したこれらのゲームタイトルはどのようなゲームを生み出したのか。本稿では、実際にこれら2本のゲームを試遊してきたので、その感触などを紹介したい。

「Sanrio Kawaii Me Live!」の試遊ブース
「Sanrio Party Land」の試遊ブースの1角には長テーブルがセッティングされ、椅子に座ってのんびりプレイできた

カジュアルとガチ、どちらも楽しめる「Sanrio Kawaii Me Live!」

 まず最初に「Sanrio Kawaii Me Live!」をプレイした。試遊バージョンは開発中ということもあり、現在はイージーモードよりもさらにカジュアルにゲームがプレイできる「パフォーマンスモード」と、リズムゲームとしてしっかり遊べる「テクニカルモード」、そして一般的なリズムゲームなどでは見かけない「着せ替え」のメニューが用意されている。

 なお、今回はTGSでの試遊バージョンだが、正式リリース時には、チュートリアルなどもしっかりと用意し、ゲームのルールや動作などについてキッチリと説明できるようにするとしている。

【【公式】Sanrio Kawaii Me Live! (サンリオカワイイミライブ!)【PV】】

 リズムゲームを楽しむ前に気になった「着せ替え」を開く。すると、サンリオでお馴染みのキャラクターたち総勢15体がずらっと下部に並び、上にはおしゃれに着飾ったキャラクターの姿が表示される。中央には「コーデ」と書かれた枠が複数並んでいる。

 本作では、素のサンリオキャラクターたちに、洋服や小物、帽子やリボンといったアクセサリーを装着させて少しずつ「コーデ」するのが目的の1つ。コーデは見た目のかわいさやコレクション要素だけでなく、リズムゲームプレイ時のスコアがアップする効果もあるという。さらにこれらのコーデで使用するアイテムはキャラクターごとに固有に用意されているため、全15体のキャラクター全員のコーデアイテムを集めるのはかなり至難の道が待っている。今回は、筆者が推しているクロミちゃんをチョイス。コーデを施したクロミちゃんでゲームに挑む。

カジュアルなリズムゲーム「Sanrio Kawaii Me Live!」
試遊バージョンのメニューにはカジュアルプレイの「パフォーマンスモード」とガッツリ遊べる「テクニカルモード」に加えて、「着せ替え」のメニューも用意
「着せ替え」を選択すると、総勢15体のキャラクターたちのコーデが楽しめる
メインのドレス以外にも豊富なアクセサリーが用意されている
複数のコーデが保存できるようになっている

 まずは「パフォーマンスモード」をチョイスした。画面下部には「EASY」の文字のみ。選べる楽曲はいずれもサンリオキャラクターたちのオリジナルソングばかりだ。今回はクロミちゃん向けに用意されている楽曲「クロミの!きゅるきゅんモード」と「Greedy Greedy」の2曲でゲームにチャレンジした。

 なお、編成については画面の中心に表示されるのは「センター」の設定をしたキャラクターとなる。そのため、最初のうちは集中してコーデを集めているキャラクターを「センター」にセットしておくのがいいだろう。

 「パフォーマンスモード」では、画面上に浮かぶ丸いアイコンをタイミングよくタップすることでポイントが加算。ギリギリのタイミングになるほどスコアが上がる。また、四角のアイコンについてはタップではなくフリック操作が必要になるので、触れてから任意の向きにタイミングよくフリックすることでポイントが獲得できる。判定評価の最大値は「超KAWAII!」なので、これを連発できるとスコアがより高くなる。

 「パフォーマンスモード」では比較的誰でも楽しめるよう、スローなゲームモードだ。画面上の丸いアイコンは1小節の最後にふわーっとゆっくり画面上に浮かび上がってくるような感触なので、焦らずにゆっくりとタップする必要がある。一般的なリズムゲームに慣れすぎていると、逆にゆっくりすぎてタイミングがつかめなく感じてしまう。

 なお、「パフォーマンスモード」の後半になると「フィーバーモード」が発動する。フィーバーモードでは画面上にたくさん出現する泡などをポチポチと勢いよく押しまくれば、画面がどんどん派手になってスコアもアップし、画面内もさらに盛り上がっていく。画面を指で連打しまくるくらいの勢いで楽しめる。

 こうしてスコアが一定ランクを上回ればステージクリアとなり、多くのポイントが獲得でき、より高価なコーデアイテムが買えるようになったり、新たな楽曲が利用できるようになるようだ。このあたりの仕様については、確定していない要素もまだ多そうだ。

「パフォーマンス」モードでゲームをスタート
メンバー編成については、画面上にメインで表示したいキャラクターを「センター」にセットする。メンバーたちのコーデによってもスコアが変動するようなので、なるべくコーデを多く装着しているメンバーたちを集めたい
「パフォーマンスモード」では、画面内に次々と浮かんでくるアイコンをタッチ、またはフリック操作をタイミングよく決めてスコアを稼ぐ。ベストタイミングで操作が成功するとレインボーカラーの「超KAWAII!」が!
「パフォーマンスモード」におけるフリック操作については、向きを気にせず任意の方向にフリックすればOK
「フィーバーモード」時は画面内に浮かぶ泡を次々と連打するだけなので気持ちいい
一定以上のスコアが獲得できればライブは成功となる

 続いては「テクニカルモード」を試した。楽曲やキャラは変えず、ひたすらクロミちゃん。テクニカルモードでは、難易度として、「EASY」、「NORMAL」、「HARD」、「EXPERT」が用意される。タップとフリックを駆使する基本的なルールは同様だが「テクニカルモード」では、従来のリズムゲームのように、画面上部からアイコンが流れてくるので、アイコンの形状に合わせたアクションが必要になる。

 アイコンの種類と同時に出現する個数は難易度を上げるごとに増えていき、最初のうちはシンプルにタップするのみの「タップノーツや矢印の方向にフリックする「フリックノーツ」など簡単に操作できるアイコンが少なめに出現するのみだが、難易度を上げると、表示されている間は押したままにする「ホールドノーツ」や2つ同時にタップする「同時ノーツ」、ほかにもホールドしたままスライド操作が必要な「スライドノーツ」や連続でのフリック操作が必要な「連続フリックノーツ」などが出現する。

 難易度「EASY」だと「パフォーマンスモード」とそれほど変化を感じないが、「NORMAL」になるとアイコンの種類も数も増えてきてやり応えが増してくる。

 「HARD」はさらに厳しくなる一方で、感覚は本格的なリズムゲームと同等くらいになってくる。指の動きの難易度は高い一方でリズムについては曲に乗れればかなり取りやすく、何度もトライしやすいモードとなっている。

 そして最高難易度の「EXPERT」は、リズムゲームをある程度こなしている人でないと厳しそうな数のアイコンが次から次へと降り注ぐ。これについてはかなり激しい難易度になっているので、リズムゲーム好きな人は「EXPERT」でやり応えを感じられるレベルだろう。

続いて「テクニカルモード」も試した。こちらのモードでは、リズムゲームでは馴染みのある上からアイコンが流れてくる動きとなっている
試遊スペースには「テクニカルモード」時の操作方法の説明書きが置かれていた
上から流れてくるアイコンを指示通りの操作でタップしたりフリックすればOK
難易度「EASY」から「HARD」くらいまではリズムゲーム初心者でも満足なプレイが楽しめた。難易度が上がるごとに新たなアクションが必要なアイコンが出現するようになる
調子に乗って「EXPERT」を試してみたが、あまりにも激しいアイコンの弾幕に絶望……いきなり難しすぎる

かわいいアバター作成や多人数で遊べるミニゲームが楽しい「Sanrio Party Land」

 続いて試したのはパーティゲームの「Sanrio Party Land」だ。こちらもTGS試遊バージョンのため、多くの仕様が変更されているので、製品版とはかなり違いがあるようだ。

 ゲームを開始すると、シール帳などゲーム内で必要な機能について簡単に説明がある。その後は、自身のアバターを作成する。アバターはかなりかわいいキャラクターが作成できるので、気合いを入れて作りたかったところだが、TGS試遊バージョンでは時間制限があるため、キャラクターをがっつり作り込むのは難しい仕様となっていた。

 なお、製品版ではこのあたりの時間制限はなく、気のすむまでキャラメイクを堪能できるそうだ。また、アバターは後からでもカスタマイズが行なえるほか、ゲームとしては、カスタマイズで使用するパーツをゲーム内で増やしていき、好みのキャラクターにしていくというスタイルとなっているため、初回のキャラメイクについては、その辺りも留意しておく必要がありそうだ。

【【公式】サンリオ パーティランド【PV第2弾】】

 キャラメイクを終えると、いよいよパーティランドに突入だ。ここでは多くのサンリオキャラクターたちと会話したり、シールを貰うことができる。シールについては、TGS試遊バージョンではシール帳が開けない仕様のため、今回は確認できなかったが、現在も女児から女性たちの間で流行っているシール集めのトレンドをゲーム内でも楽しめるような作りになっているようだ。

 今回のTGS試遊バージョンでは、3種類のミニゲームを遊べる。「けろけろけろっぴのぷかぷかギフトリバー」、「ぐでたまのおしかえしてハシラッシュ」、「シナモロールのホームランダービー」の3本となっており、これらミニゲームの感触について紹介したい。なお、ミニゲームをプレイするキャラクターについては自身が作成したアバターか選択した友達のサンリオキャラクターのいずれかをチョイスする。今回は最初の2本についてはアバターを使用し、最後のミニゲームのみ、クロミちゃんを選んでプレイした。

パーティゲームの「Sanrio Party Land」
プレイ人数を選択してスタート。今回は筆者1人でプレイ
「シール帳」や「ゲームパッド」などゲーム内で使用するグッズがプレゼントされる
その次はアバター作成、いわばキャラメイクだが、TGS試遊バージョンでは時間制限があるため、時間をかけられない
キャラメイク後は、サンリオキャラクターたちの中から1人だけ一緒に行動するキャラが選択できる。筆者はもちろんクロミちゃんをチョイス!
クロミちゃんと一緒にパーティランドにやってきた。最初の挨拶はクロミちゃん!うれしい
パーティランドでは、お馴染みのサンリオキャラクターたちと会話して楽しめるほか、初対面時にはシールがもらえるようだ。ただし、TGS試遊バージョンでは、残念ながらシール帳を見る機能が省略されており、見ることができない……
TGS試遊バージョンでは3種類のミニゲームが楽しめる

 最初に遊ぶミニゲーム「けろけろけろっぴのぷかぷかギフトリバー」は、4人でボートを漕いで方向や速度などをコントロールし、プレゼントをたくさん拾うのが目的のミニゲームだ。ボートの4角に1人ずつ配して4人での操作が必要となるが、1人プレイで遊ぶ場合には残る3人の操作はCPUが行なう。

 ボートは上から下に向かってくだっていく動きとなる。この時、ボートの左手側のキャラクターたちが漕ぐことでボートは右側に移動し、右手側のキャラクターたちが漕げば左側に移動する。時間内になるべく多くのプレゼントを獲得できるようにうまくコントロールするゲームとなっている。

 早速トライしてみたものの、1人プレイの場合、プレーヤーは4カ所のうちの1カ所のみの担当となるので、右側に寄せたい場合と速度を上げたい場合のみ、一生懸命ボタンを連打。左に移動したい時は「何もしない」操作でボート全体の動きをコントロールしていく。ゲームとしては他のプレーヤーありきなので、4人揃った状態で遊んでみたかったところだ。そうなると、プレーヤー同士でワイワイと盛り上がりながら楽しめそうだ。

ゲームスタート時にはルール説明があり、ルールに従ってプレイ
「けろけろけろっぴのぷかぷかギフトリバー」は4人で一緒に川をくだる。こちらの操作は漕ぐのみ
結果画面では、スコアに応じたランクが提示されるが、今回はあまりスコアが高くなく、「Bronze」だった

 次にトライしたのは「ぐでたまのおしかえしてハシラッシュ」だ。お皿の中央にいるぐでたまに向かって、お皿の外から大きな箸が次々と出てくるため、箸を掴んでボタン連打でこれを押し返す。画面内をちょこちょこと走り回る必要があり、かなりハードなプレイングとなった。

 ただ、皿の中を走り回るアバターのキャラクターはかなりかわいく、協力プレイのテイストも楽しめて、楽しいミニゲームとなっていた。こちらも多人数でプレイした方が面白そうな作りとなっている。

続いては「ぐでたまのおしかえしてハシラッシュ」
次々と皿に出てくる箸からぐでたまを守れ!1人でプレイしていても結構白熱する
結果はなんと「PLATINUM」

 最後にトライしたのは「シナモロールのホームランダービー」で、こちらは画面奥のシナモロールが投げるボールをタイミングよく打ち返すミニゲーム。手前に位置するプレーヤーと3人のCPUキャラクターたちのどこにボールが飛ぶか分からず、こちらに向かってきているのを見てから打ち返す必要があり、こちらもなかなかやり応えのあるミニゲームとなっていた。

 加えてボタンを押してもすぐにバットを振り返さず、すこしの溜めが必要になっており、ボールがちょうどきたところでバットを振り切るタイミングを掴むのに時間がかかりそうだ。

 以上、3つのゲームをクリアしたところで、TGS試遊バージョンのプレイは終了となるが、製品版ではクリア時のスコアに応じて、コインが手に入り、それを使ってショップなどでアバター用のパーツを買ったり、シール帳のシールを見て楽しむ、といったゲームになっているようだ。

最後のミニゲームは「シナモロールのホームランダービー」
次々と飛んでくるボールにタイミングを合わせてバットを振るだけなのだが、このタイミングがなかなか合わずに焦ってしまう
結果は、こちらも「GOLD」となった
最後はサンリオキャラクターたちが勢ぞろいしてお礼を言って試遊終了の流れ

幅広い層にゲームを広げる可能性を感じた「Sanrio Games」のタイトルたち

 以上、Sanrio Gamesが手掛ける新規タイトル「Sanrio Kawaii Me Live!」と「Sanrio Party Land」について一通りプレイして楽しんでみた。

 まずは「Sanrio Kawaii Me Live!」だが、リズムゲーム初心者でもとっつきやすいかなり魅力的なリズムゲームに仕上がっている印象だ。特に「パフォーマンスモード」だけでなく、「テクニカルモード」も含めて全体的に難易度はかなり低めに調整されていたので、幅広いプレーヤーが楽しめるゲームになりそうだ。

 本作の場合、リズムゲームの後に待っている、キャラクターの着せ替えタイムが楽しみ要素の1つになっているので、これらコーデパーツがゲームプレイで簡単に手に入る作りになるなら、かなり楽しめるゲームになりそうな印象を受けた。

 そして、「Sanrio Party Land」については、TGS試遊バージョンだけでは判断が難しいくらいに制限が多く、もう少し本作ならではの遊びの要素を楽しんでみたかったところだ。ただ、ゲーム全体のテイストとしては、難易度の高いゲームで戦う対戦ゲームというよりは、おしゃべりしながら遊ぶようなのんびりしたテイストが感じられたので、日々のゲームプレイの中に「癒し」を求める人との相性はよさそうだ。

 特にNintendo SwitchやSwitch 2を使用して、友達などと2人以上のパーティプレイを日々遊んでいる人なら、本作を試してみる価値は高い。もしTGS試遊バージョンを試してみるなら、是非2人以上の仲間と一緒にプレイして感触をチェックしてみるのがいいだろう。