【特別企画】
「スター・ウォーズ 無法者たち」を先行体験! 世界観バッチリの良作の予感
3つのクエストデモから判明した手触りを紹介
2024年6月11日 05:00
- 【スター・ウォーズ 無法者たち】
- 8月27日 アーリーアクセス開始予定
- 8月30日 発売予定
- 価格:
- スタンダードエディション:9,790円
- ゴールドエディション:15,400円
- アルティメットエディション:18,150円
ピンチと起死回生が連続する、スリル溢れる冒険。「スター・ウォーズ 無法者たち」は、「スター・ウォーズ」の世界をまさに体現するような、良質なアクションアドベンチャーになりそうだ。
ユービーアイソフトは6月11日、発表イベント「Ubisoft Forward」に合わせて、新たなプレイデモを公開した。8月30日の発売(アーリーアクセスは8月27日より)に先駆けて、「スター・ウォーズ 無法者たち」本編の一部が明らかになった。
今回は「スター・ウォーズ 無法者たち」のプレイデモを実際にプレイすることができたので、その模様をお伝えする。
戦闘や潜入など、3つのクエストデモが公開
今回のデモでは、アスレチックをこなして目標地点へ向かうミッション、施設に侵入して遺物を盗み出すミッション、そして主人公ケイ・ヴェスの船「トレイルブレイザー」に乗ってドッグファイトを繰り広げるミッションの3つをプレイできた。
ケイ・ヴェスが扱う武器は、機能を切り替えられる銃がメイン。攻撃力の高い赤い光線と、電撃を放つ青い光線の2種類を今回は使い分けられた。より特殊なのは電撃の方で、ドロイドなどの機械系の敵などにより効果的なほか、電気が必要なギミックにも使用する。
また常には持ち歩けないが、敵が落とした武器を拾うことで、一時的に使えるようになる。ライフルなどのより強力な銃で戦闘できるので、積極的に利用したいところだ。
戦闘アクションでもうひとつポイントになるのは、相棒のニックス。小さなモンスターといったキャラクターだが、ニックスに指示を出すことで、離れた場所にある武器を拾ってきてもらったり、敵に噛みついて行動を邪魔することなどができる。大勢の敵に囲まれるとどうしても不利になるが、ニックスとうまく連携することで鮮やかにピンチを脱出することができるだろう。
デモを通じて大きく感じたのは、オープンワールドのアクションアドベンチャーとしては丁寧に作りながら、そこに「スター・ウォーズ」らしい味付けをたっぷり入れ込んでいるということ。プレイを進めていくと、建物や街並みや音楽、登場するキャラクターなどから、存分に味わうことができる。
本作のポイントは、ケイ・ヴェスはあらゆる組織から犯罪お構いなしのミッションを受けること。今回プレイできた遺物を盗み出すミッションなどがまさにそうで、トラブル必至の状況に自ら飛び込んでいくことになる。スリル溢れる冒険が、数々待ち受けていそうだ。
面白いのは、ミッション達成でめでたしめでたしというだけでなく、それがそのまま新たなトラブルの種になることもありそう、ということだ。遺物に関するミッションでは、遺物を盗んだ後、元の持ち主に返す、という流れになっていた。
ただし、元の持ち主というのは「女王」と呼ばれている人物。ケイ・ヴェスはあくまで小悪党くらいの立ち位置なので、女王の待つ建物に入るにも大勢の衛兵に睨まれまくるし、女王に会っても「お前何者だ」と決していい歓迎はされない。そうした大物たちとどのように対峙していくかも、本作の見所のひとつだろう。
そして「トレイルブレイザー」に乗り込んで宇宙に飛び出せば、今度は惑星間の冒険がはじまる。当然のように敵の戦闘機に追いかけられて戦闘にもなるが、戦闘機の操作も一般的なものになっているので、この手のゲームに慣れていればすぐになじめると思う。本作では惑星から飛び立つ時、また降り立つ時は暗転なしの連続したシーンとして見せていくので、冒険している感じが途切れないのもいい。
3つのデモはあくまで「スター・ウォーズ 無法者たち」の一部だと思うが、これだけでも期待が持てるような体験となっていた。8月の発売が、今から楽しみである。
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