【特別企画】
USJ社長もエルモも感謝を伝える「THANKS LOVE MONTH 2024」体験レポート
感謝と笑顔であふれるUSJの特別プログラムがスタート
2024年5月10日 14:17
- 【USJ:「THANKS LOVE MONTH 2024」】
- 開催期間:5月9日~6月16日
昨年、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で開催された「サンクス・ラブ・マンス」が、今年も大幅にパワーアップして登場した。
「サンクス・ラブ・マンス」は、コロナ禍で薄れかけていた“感謝の気持ちを伝える”ことにスポットを当てたイベント。2023年に初めて開催され、2024年の今年も開催となった。
今年の「サンクス・ラブ・マンス」は、「いつもありがとう。今思った人は、誰ですか?」がテーマ。自分にとっての「ありがとう」を伝えたい大切な人へ、相手に合った色のギフトフラワーや、スペシャルなメッセージカードを送るプログラムとなっている。開催期間は5月9日から16日まで。
今回は「THANKS LOVE MONTH 2024」開始を記念したプレビューイベントを体験してきたので、レポートしていこう!
パークの仲間たちが集結し「グラマシーパーク」で開催宣言!
オープニングセレモニーは、パークの中心ともいえる「グラマシーパーク」で行われた。まずは合同会社ユー・エス・ジェイの社長CEOであるJ.L.ボニエ氏から、CSR(企業の社会的責任)活動を活発にし、更に社会への貢献を深めたいという趣旨が伝えられた。実は、本プログラムはUSJの新しいCSRスローガンである「LOVE HAS NO LIMIT(ラブ・ハズ・ノーリミット)」の一環にもなっているということだ。
続いてスヌーピーやチャーリー・ブラウン、エルモ、クッキーモンスターなどパークの仲間たちが大集合。ゲスト招待客とともに、「ありがとう」の掛け声で「THANKS LOVE MONTH 2024」の開催が宣言された。
そしてマーケティング本部ディレクターの藤井久仁子氏からは、本プログラムがスタートしたきっかけが、毎年5月に母の日や父の日があることから、感謝を伝えるシーズンと考えたと紹介された。
その中で、家族のカタチも多様化している近年では、両親だけでなく普段自分に愛を注いでくれる人にも範囲を拡げ、大切な人に「ありがとう」を伝える「サンクス・ラブ」が誕生したとのことだ。
パーク内外が「ありがとう」で包まれ笑顔が咲き乱れる!
オープニングセレモニー後は、招待されたゲストがパーク内で様々な体験をしていった。最初は「サンクス・ラブ・フラワーショップ」で、臨時に設置されたお花屋さんから、相手のイメージに合った色の花やカードをプレゼントするというもの。
小さな子どもを連れた家族は無邪気に喜び合い、女性の親友同士のようなグループは少し照れながらも相手への気持ちを次々に伝えていた。さすがに男性ばかりのグループでは、気恥ずかしさを含んだ笑いだったが、それも時間とともに自然な笑顔へと変わっていくのがよくわかる。息子の身体に自然と手を伸ばすお父さんを見ていると、取材で来ている自分の心まで癒やされてくるのを感じた。
また、別エリアでは、スヌーピーやエルモ、ウッドペッカーなどが描かれたステッカーをお互いに貼り合う様子も見学できた。手で渡すだけでなく、直接相手に触れたステッカーが今日一日そこにあるだけで、普段の生活とは違う距離感が生まれてくるのがわかる。
ほかにも、昨年好評だった「サンクス・ラブ・グリーティング」も開催。これは、「サンクス・ラブ・ステッカー」を付けているゲストに気づくと、「サンクス・ラブ・・マンス」をイメージしたブーケを持つキャラクターたちが歓待してくれるというもの。今回は、ウッディ・ウッドペッカーとウィニー・ウッドペッカー、エルモとクッキーモンスターが登場し、ゲストとハイタッチしたりハグしあったりして盛り上げてくれた。
なお、招待されたゲストばかりの話をしたが、パーク内ではクルーによる、「サンクス・ラブ・ステッカー」の配布もあった。ただステッカーを配るのではなく、「ありがとう!」を伝える趣旨を説明することで、来場者にも感謝を伝える機会ができるのだ。はじめめは「何だろう?」と疑問を持っていた来場者は、少し戸惑いつつも「いいチャンスかもしれないな」と、納得した感じで聞き入っていた。
だがこのプログラムの凄いところは、このようなパークのクルーが一丸となって来場者たちをもてなしているだけではない。この「THANKS LOVE MONTH 2024」の期間中に、USJからクルーへの感謝の気持ちもキチンとカタチにしていた。
最初は、社長CEOであるJ.L.ボニエ氏や人事部長の田口氏から「ありがとう」を伝えられると最初は萎縮してしまうクルーもいた。だが、普段は上下関係があっても、堅苦しい場ではなくたくさんの花に囲まれた「サンクス・ラブ・フラワーショップ」前では、フツーの人と人との関係となり和んだ空気が流れ始める。
余談だが、このプログラムはパーク内だけのプログラムではなく、日本の各地へサプライズ出張もするという。新アトラクションや新エンタメイベントのスタートのような壮大な派手さこそないものの、じんわりと心が温まるようないいプログラムだと思う。来年も再来年も、これからも永遠と続いてほしいと感じた。
「THANKS LOVE MONTH 2024」を見ていて感じたのは、やはり感謝というのは伝えなければわからないのだなということ。特に父と息子などは、「ありがとう」を口にすること自体が恥ずかしい関係だが、子どもたちからシールをプレゼントされていたお父さんは、とても幸せそうだった。もし、誰か「ありがとう」を伝えたい相手がいるのであれば、この機会にUSJを訪れてみるのもいいだろう。
なお、USJでは、「モンスターハンター」や「鬼滅の刃」「ヒロアカ」「名探偵コナン」など、コラボアトラクションも数多くあるので、楽しみはそれだけじゃない。特に、「鬼滅の刃」の無限列車編はもうすぐ終わりを迎えるが、パーク内ではコラボメニューなども提供されているので、まだ食べてない人はラストチャンス! ぜひチェックしていただきたい。
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