【特別企画】

「フォートナイト」にレゴやレース、音ゲーが登場! NYイベント発表&プレイレポートまとめ

「フォトナ」は様々なゲームをフレンドと楽しめる“プラットフォーム”に

【フォートナイト:新コンテンツ「LEGO Fortnite」、「Rocket Racing」、「Fortnite Festival」】

12月7日~ 配信中

 Epic Gamesは、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/Android/PC用バトルロイヤル「フォートナイト」において、3つの新コンテンツ「LEGO Fortnite」、「Rocket Racing」、「Fortnite Festival」を追加した。

 3つのコンテンツは全て「フォートナイト」内でプレイでき、ロビー画面から選択することですぐにプレイすることができる。これらを一足早く体験するため、GAME Watchはアメリカ・ニューヨークにて開催されたメディア向けイベントに参加し、プレイレポートを掲載してきた。

 本稿ではこれまでに掲載した「LEGO Fortnite」、「Rocket Racing」、「Fortnite Festival」のプレイレポートをまとめるとともに、イベントの様子をお届け。イベント会場に出没した“巨大ラマ”や、Epic Games代表であるAdam Sussman氏のコメントなどを紹介していく。各コンテンツのプレイレポは、以下よりご覧いただきたい。

アメリカ・NYにも“巨大ラマ”が出没! 「フォートナイト」はフレンドと一緒に楽しめるプラットフォームに

 今回の「LEGO Fortnite」と「Rocket Racing」、「Fortnite Festival」プレビューイベントは、12月初旬にアメリカ・ニューヨークにて開催された。「フォートナイト」初のメディア向けリアルイベントということでアメリカ本国のみならず、世界各国のメディアが今回のイベントに参加していた。

 イベント会場には「フォートナイト」に登場する“ラマ”の巨大なオブジェが登場。この巨大ラマは“レゴ”で作られていて、高さ3.7m、重さは約1トン、使われているブロックは23万個以上にのぼる。会場に設置された巨大ラマはこの後、NYのロック・フェラーセンターに移設されるほか、本日12月10日まで東京・渋谷ストリームでも同じものが設置されているので、気になる方は要チェックだ。

イベント会場の様子
イベント会場に設置されたレゴ製巨大ラマ
高さは3.7m。細部まで作りこまれていてとてもリアル
近くで見ると、ちゃんとレゴでできていることがわかる
見上げるような角度で撮ると迫力がスゴイ

 イベントでは、Epic Gamesの代表であるAdam Sussman氏が登壇し、現在の「フォートナイト」と今回登場する3つの新コンテンツを紹介。「フォートナイト」は6周年を迎えたが、現在もアクティブユーザーの数を更新しており、11月には1億アクティブユーザーを記録したという。また、今回のコンテンツはEpic Gamesが開発する「Unreal Engine」を使用しており、「フォートナイト」はバトルロイヤルゲームだけでなく、フレンドと一緒に楽しく過ごせるようなプラットフォームとして進化させていくと明かした。

 また、今回パートナーシップを結んだLEGO GroupからはJulia Goldin氏が登壇。Epic Gamesと組んだ理由について「ユーザーの“創造力と想像力”の可能性を広げようとするスタンスが同じだったから」と明かし、「Unreal Engine 5」はその可能性を後押しできるからとコメントした。実際、登壇中の画面にはレゴで組まれた恐竜と、「Unreal Engine」によって再現されたレゴの恐竜が並べられ、遜色ないレベルで“レゴの世界”を再現できることを物語っていた。

イベントに登壇したEpic Games代表のAdam Sussman氏
LEGO GroupのJulia Goldin氏
左がレゴで作られた恐竜で、右はUnreal Engineで再現されたレゴの恐竜

 さらに、イベント会場ではEpic Gamesの執行副社長であるSaxs Persson氏にコメントを伺う機会もあった。昨今「フォートナイト」の人気が再燃している要因について「フォートナイトはずっと人気を保っている」としつつも、リリース当初はプレイしていてその後離脱したプレーヤーが、11月に開催された“シーズンORIGIN”によって「フォートナイトの楽しさ」を思い出せたからではないかと語った。

 そして、このタイミングで3つの新たなコンテンツをリリースすることで、シューティングだけでなく色々な体験ができるようになった「フォートナイト」の魅力を知ってくれるのではないかとコメントした。

 加えて、今後どのようにユーザーを獲得していきたいかという質問には、今回のコンテンツによって「様々な趣向・年齢層のプレーヤーがフォートナイトをプレイしてくれるだろう」と答え、「フォートナイト」を離れていったユーザーも、新しく「フォートナイト」をプレイするユーザーも引き込むことができると語ってくれた。

Epic Games執行副社長のSaxs Persson氏(右)と、HarmonixのAlex Rigopulos氏(左)

 今回追加されるコンテンツは、どれも別のタイトルや有料DLCとして販売できるようなクオリティだ。これらを「フォートナイト」内でプレイできるのは、やはりEpic Gamesが目指す「フォートナイト」のプラットフォーム化の実現のためだろう。実際に新たなインストールの必要なく、様々なゲームをプレイできるというのはユーザーにとって利便性が高く、フレンドとも気軽にプレイしやすそうだ。

 新しく登場した「LEGO Fortnite」、「ROcket Racing」、「Fortnite Festival」という3つのコンテンツ。バトルロイヤルの「フォートナイト」と合わせて、ぜひプレイしてみてほしい。