【特別企画】

「フォートナイト」にカジュアルなレースゲームが登場! 「Rocket Racing」プレイレポート

ドリフトを決めてぶっ飛ばせ! ドラテクだけで勝負するシンプルなレース

【フォートナイト:新コンテンツ「Rocket Racing」】

12月9日 配信開始

 12月2日に発表されたシューティングゲーム「フォートナイト」の新コンテンツ「LEGO Fortnite」、「Rocket Racing」、「Fortnite Festival」。それぞれ趣向が異なるゲームをプレイでき、追加のインストール作業もないため、「フォートナイト」プレーヤーであればすぐに遊ぶことができる。

 本日12月9日からはレースゲーム「Rocket Racing」が登場。本コンテンツは、サッカーゲームとドライブゲームが融合したゲーム「Rocket League」を手がけたスタジオが制作しており、フレンドやオンライン上のプレーヤーとカジュアルなレースを楽しむことができる。

 そこで本稿では、アメリカ・ニューヨークにて開催されたメディア向けイベントにて「Rocket Racing」を体験した様子をお届け。カジュアルかつプレイしごたえのある本コンテンツの魅力を紹介したい。なお、一足早くリリースされた「LEGO Fortnite」のプレイレポートも掲載されているため、興味のある方はぜひご覧いただきたい。

【Rocket Racing Cinematic Reveal Trailer】
イベントでの「Rocket Racing」試遊コーナーの様子

プレーヤーの“ドラテク”だけが頼み! ドリフト&ブーストで爽快レース

 まずは「Rocket Racing」について紹介したい。本コンテンツは、「フォートナイト」内でプレイできる新たなモードとして本日12月9日より配信開始。少し名前が似ているので感づいている読者の方もいると思うが、eスポーツタイトルとして知られている「Rocket League」の開発元であり、Epic Games傘下のPsyonixが手掛けている。

 サッカーゲームにクルマの要素が加わった「Rocket League」とは異なり、「Rocket Racing」は純粋なレースゲームとなっている。クルマはスポーツカータイプやオフロードタイプなど、様々なデザインが用意されているが、マシン自体のスペックは全て共通のため、プレーヤーのドライビングテクニックによって差が生まれてくる。己の腕が頼みのレースゲームだ。

 一方でクルマのデザインやスキンは、「フォートナイト」のバトルパスで獲得したり、ゲーム内通貨「V-Bucks」を使用して購入することもできる。スペック上は一緒でも、唯一無二のクルマを作ることが可能だ。

「Rocket Racing」己の腕が頼りになってくる

 プレイ方法は簡単で「フォートナイト」のロビー画面から「Rocket Racing」を選択するだけ。キーボードまたはコントローラーで操作ができ、今回の試遊ではコントローラーを使用した。操作方法はとてもシンプルで、右トリガーボタンがアクセル、左トリガーボタンがブレーキ、左ジョイスティックがハンドル操作、右ジョイスティックが視点操作となる。また、一定の条件を満たすとYボタンでブーストも可能となる。

 レースは“ドリフト”が中心で、カーブする際にハンドルを強めに切るか、一瞬でもブレーキを踏むと自動的にドリフトしながら曲がっていく。この時のドリフトの距離によって、徐々にゲージが溜まっていき、ゲージがMAXまで溜まるとYボタンで“ブースト”することができる。通常、クルマは大体600km/hほどで進むのだが、ブーストすることで700~900km/hまで加速するため、前方の車を追い越す際や、ラストスパートをかけるときに便利だ。

ドリフトをすることで紫色のゲージが溜まっていく
ゲージが1つでもマックスになると、ブーストが可能となる
ゲージは3つまで溜まり、一気に使うこともできる

 コースも様々で、初心者に丁度いいコースから上級者向けまで用意されている。初心者向けのコースはギミックが少なめで、ドリフトしてゲージを溜めていきつつ上位を狙っていく形になるが、上級者向けのコースではコース上にショートカットが隠されていたり、カーブするときに外側へ膨らんでしまうと減速する仕掛けが用意されている。

 また、Aボタンでジャンプすることもでき、屋根の上を走ったり壁を走ったりすることもできる。コースを攻略しつつゲージも溜めて、上位を狙わなければならない。先述の通り、各プレーヤーの差はテクニックのみで生まれるため、コツをつかめばつかむほどドライブが上達して、上位を狙いやすくなる。

 さらに、試遊時点では実装されていなかったが、ローンチ時には「ランクリーグ」も実装されるため、より上位のランクを目指してドライビングを極めることもできそうだ。

Aボタンを押すことでジャンプも可能。オレンジ色のゲージが0%になるまで宙に浮くこともできる
天井を逆さになって走ったり……
壁のような道を走るコースもある
上級者向けでは、減速させるギミックも多数登場。走り甲斐のあるコースだ

「フォートナイト」で気軽にレース! 新コンテンツの最後は“音ゲー”が登場!?

 ここまで「フォートナイト」の新コンテンツ「Rocket Racing」のプレイレポートをお届けしてきた。マシンのスペックが同一で操作方法もシンプルなので、普段レースゲームをプレイしないようなユーザーも気軽にプレイできるゲームバランスに仕上がっている。一方でコースの攻略であったり、ドライビングテクニックで差が生まれるなど、やり込んで上達するような要素もあり、長く遊ぶことができるコンテンツとなっていた。

 そのため、バトロワの息抜きでプレイすることも可能だし、「Rocket Racing」メインで楽しむこともできるため、「フォートナイト」をインストールされている方はぜひプレイしてみてほしい。3日間連続でリリースされてきた「フォートナイト」の新コンテンツも「Fortnite Festival」でラスト。フェスティバルという名にふさわしい“音ゲー”が展開される新コンテンツのレポートも近日中に公開予定のため、気になる方はぜひチェックしていただきたい。