【特別企画】
「Dead by Daylight」ついに地球外に進出! AIと生命体が組み合わさった新キラー「シンギュラリティ」公開
8年目も精力的にアップデート! 映画化情報などゲーム以外の取り組みも
2023年5月20日 03:40
- 【「Dead by Daylight」新チャプター「通信終了」】
- 6月14日 配信予定
Behaviour Interactiveは、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC用非対称対戦型ホラーサバイバル「Dead by Daylight(DbD)」における今後1年間のロードマップや新チャプター「通信終了」の情報を公開した。
2016年に発売された本作はサービス開始7周年を迎えるが、8年目も様々な展開を予定している。バランス調整が難しい非対称対戦型ゲームでありながら、今もなお根強いファンを抱える作品へと成長しており、新コンテンツの追加やバランスの調整など精力的なアップデートが続けられている。2022年は「バイオハザード」シリーズとのコラボで、作中でおなじみの黒幕・ウェスカーがキラーとして参戦。既存の映画やゲームとのコラボなどコンテンツの垣根を飛び越えた取り組みも魅力的な作品だ。
今回はメディア向けに情報が公開となり、8年目の展開についてをまとめて紹介する。8年目も引き続きアップデートが実施予定であることが明かされたほか、新キラーおよび新サバイバー、映画化に関する続報など、多くの情報がお披露目となった。
SFホラーがテーマの新チャプター「通信終了」で「DbD」はついに地球外に
まずは6月14日に配信開始となる新チャプター「通信終了」について紹介する。こちらでは新キラー「The Singularity(シンギュラリティ)」と新サバイバー「Gabriel Soma(ガブリエル・ソーマ)」に加え、新マップ「Toba Landing(トーバ着陸地点)」が追加される。
どこかの遠い惑星をイメージして制作された「トーバ着陸地点」は不気味な植物たちが生い茂る新マップとなる。本作ではこれまでに様々なマップが追加されてきたが、やや趣の異なるマップとなっており、薄暗さが生み出す不気味さというよりかは、未知の生物が潜んでいそうな場所であり、気持ち悪さが押し出されているかのようなデザインになっている。マップ上に点在するフックも、なにやら“肉片”がくっついているかのようなデザインで、気持ちが悪い。未知の惑星を舞台にキラーとサバイバーが対峙することになる。
新キラー「シンギュラリティ」は、機械と生命体を組み合わせたかのようなデザインとなっている。元々は人を助けるAIとしての存在だったが、地球外のテクノロジーにさらされ、人を襲う殺戮のAIに進化してしまったという。能力としては特定の範囲を偵察する能力「バイオポッド」と、その場所にワープする能力「スリップストリーム」を持ち合わせている。
バイオポッドは壁などの垂直面に貼り付けること可能。例えるならば監視カメラのような役割といったところだろうか。サバイバーを見つけ次第、その場所にワープができるだけでなく、サバイバー本体にバイオポッドを貼り付けることも可能なため、かなり厄介なキラーになりうる存在といえる。
このキラーと戦う際にはチェストの中に「EMP」と呼ばれるアイテムが出現する。これを使うことでバイオポッドを一時的に無効化できるなどシンギュラリティに対しての対抗手段となるようだ。
一方の新サバイバー「ガブリエル・ソーマ」はエンジニアという設定で、宇宙船で仲間とともに未知に惑星に降り立った。しかし、彼以外の全員は殺されてしまい生き残った1人としてキラーと戦う。
約1年間のロードマップ公開! 計6つの新チャプターの実装が決定
新チャプターの情報公開に合わせて約1年間のロードマップも公開された。全6つのチャプターが配信予定となっており、チャプター追加の際にはキラーおよびサバイバーが追加となる。チャプターによってはサバイバーのみが追加される場合もある。
この1年は年間を通してイベントの進化・信頼とセキュリティ・ゲームプレイのバランス調整、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)という4つの目標を掲げ、これらに取り組んでいくという。改めてロードマップを確認すると複数のゲーム内イベントが予定されているほか、パークやマップに関する調整についても記載されており、コンテンツを追加しつつも、既存要素の改善にも取り組んでいくようだ。
中村育美氏が手掛けるスキンなど様々なコンテンツを追加
加えて、今後も様々なスキンがゲーム内に実装されることが決定した。募集したファンアートをベースにスキンを作成する取り組み「霧のアーティストコレクション」のスキンが順次追加となるほか、ゲームクリエイターの中村育美氏が手掛けるスキンも実装されることが決定した。中村氏は「サイコブレイク」や「Ghostwire: Tokyo」などホラーテイストのゲームを多数手掛ける人物で、今回はゲストアーティストとして4つのスキンを手掛けている。いずれも「DbD」らしいデザインのスキンに仕上がっている。
また、様々な映画で活躍する俳優のニコラス・ケイジさんが本人役として参戦することも先日発表された。サバイバーとしてゲーム内に登場することが決定しており、公式Twitterではショートトレーラーも公開されている。詳細については7月6日に明かされる。
映画化などゲーム本編以外にも様々な企画が進行中
ゲーム本編のアップデート以外の情報についても多数の内容がアナウンスされた。まず、3月に発表された本作の映画化について。本作はハリウッドの大手のAtomic MonsterとBlumhouseがタッグを組み制作が進められている。現在は監督と脚本家を選出している段階で、詳細な情報公開についてはしばらく先のようだ。首を長くして待ちたい。
「DbD」に関するゲーム制作も進行中で、ホラーアドベンチャー「アンティル・ドーン 惨劇の山荘」や「The Dark Pictures」シリーズ、「クアリー ~悪夢のサマーキャンプ」などを手掛けるSupermassive Gamesとのコラボタイトルの制作にも現在取り掛かっているという。こちらは1人で楽しむシングルプレイのゲームになっており、「DbD」ならではの世界観を活かしたゲームとなる。作中では緊張感あふれる展開の中で生と死を分ける決断を下しながら物語が進行する。
加えて、ゲーム開発会社のMidwinter Entertainmentによる新作タイトル情報も公開。こちらは“欲と権力への渇望”をテーマとしたマルチプレイPvEゲームになっており、1チームあたり最大4人のプレーヤーが不思議なエンティティに新たな形で立ち向かうことになるようだ。いずれもタイトル未定となっている。
先日、俳優のニコラス・ケイジさんがサバイバーとして参戦することが発表されるなど、ユニークなコラボも魅力の「Dead by Daylight」。映画化や別ジャンルのゲーム化など詳細情報の公開についてはしばらく先のようだが、現時点で様々な企画が進行中であり、ゲーム内のアップデートだけでなく、それらの取り組みにもまだまだ目が離せない。
それは、一生に一度きりのパフォーマンス。
— 【公式】Dead by Daylight (@DeadbyBHVR_JP)May 17, 2023
Dead by Daylight: ニコラス・ケイジ。あなたのそばにある領域に登場します。
詳細は7月6日に発表。pic.twitter.com/i1t1Hanppr
© 2015-2023 and BEHAVIOUR, DEAD BY DAYLIGHT and other related trademarks and logos belong to Behaviour Interactive Inc. All rights reserved.