【特別企画】

「ストリートファイター6」体験版をプレイしてみた。「World Tour」モード序盤がたっぷり楽しめる

バトルモードではリュウとルークが使用可。アール氏の実況も実装

【「ストリートファイター6」体験版】

4月21日 配信

価格:無料

 6月2日に発売を予定しているプレイステーション 5/プレイステーション 4用対戦格闘「ストリートファイター6」の体験版が4月21日に配信開始した。価格は無料。

 本日4月21日、「ストリートファイター6」の最新情報を発表する「ストリートファイター6 ショーケース」にて体験版が配信されることがお知らせされ、放送終了後に7時30分頃にはすぐにダウンロードが可能な状態となった。

 筆者もさっそくダウンロードし、一通りのコンテンツをプレイしてみたので、本稿にて体験版では一体何ができるのかなどをお伝えしていく。

「World Tour」モードでは序盤のストーリーが体験可能。アバターもしっかり作り込める

 今回の体験版では、「ストリートファイター」シリーズ初となる新モード「World Tour」のストーリー序盤をプレイできた。「World Tour」ではアバターを作成し、自分好みの見た目のファイターでストーリーを体験していくことができる。アバターは顔や髪型、肌や目の色、体のペイントなどかなり細かく設定が可能。自分で調整していくことができるほか、予めプリセットもいくつか用意されている。

 今回の体験版で作成したアバターは製品版へ引き継ぐことが可能となっているため、今の内にじっくり作り込んでおくことで、製品版を購入したあとは時間をかけずにすぐプレイ可能となるのは嬉しい。なお、製品版に引き継げるのはアバターのみで、ストーリーの進行状況などは引き継ぐことはできない。

手足の長さなどはバトルに影響するのでしっかりと作り込んでおきたい
ボディタイプや性別などを選択していく
プリセットも豊富に用意されているので、キャラクリが苦手な人はこちらで済ませるのも手だ
迷ってしまう人にはランダム生成もおすすめ
各部位はかなり細かく調整可能
ボディペイントなども用意されている。豪鬼を象徴する「天」というペイントを発見
見た目だけなくボイス設定も自分好みにカスタム可能だ
出来上がり
褒められた

「World Tour」モードにおける基本動作のチュートリアルがしっかり搭載

 「World Tour」モードは対戦だけなく、3人称視点のアクションゲームのように街中を歩くような操作も必要となる。序盤では基本動作について丁寧なチュートリアルが搭載されているので、ゲーム初心者でもまったく問題ない。ストーリーに沿ってチュートリアルが流れるので、ゲームを進めていくだけですぐに自由に動き回れるようになるだろう。

歩く、走るやカメラワークなどの基本動作を学ぶことができる
もちろんバトルのチュートリアルも
実戦形式でプレイしながら覚えていくことができる
チュートリアルはストーリーに沿って進行。ストーリーでは迫力のムービーシーンも

街中でNPCとバトル! ミッションをこなしていきながらストリートが探索可能

 「World Tour」モードの醍醐味である街中を歩き回ったり、ミッションをこなしていくといったRPG的な要素についても体験することができた。移動できるエリアなどには制限があるものの、割と自由に動き回ることができ、辺りをうろつくNPCとは好きなだけ対戦することができる。

「World Tour」モードではスマートフォンのような端末でミッションの確認などを行なうことができる
ミッションは特定の場所に行ったり、該当するNPCに話しかけることで進行していく。ミッションの目標はわかりやすいアイコンで誘導してくれるので迷うことはほぼなさそうだ
ストリート中にいるNPCにはバトルを申し込むことができる
ショップでは食べ物を購入して体力を回復することも可能
今回体験できたエリアは高層ビルが立ち並ぶストリート。少し目線を上にあげると綺羅びやかな看板を目にすることができる
「ストリートファイター」シリーズに登場するキャラクター・アビゲイルの姿も
こちらはヒューゴ。ストーリーには関係ないが、街中を探索してみるとこういった発見があるのも面白い
時には複数人でのバトルが突如発生することも。ストリートでは油断は禁物だ
ファッションアイテムを購入して装備することで見た目も変化。今回はこのキャップしか購入できなかった
ミッションをこなし、ストーリーを進めていくことで様々な技などを習得していくことができる

バトルモード「FIGHTING GROUND」では2PやNPCとの対戦が可能。オンライン対戦はまだできず

 「FIGHTING GROUND」はアーケードやバーサス、スペシャルマッチといった対戦を楽しめるモード。今回の体験版ではバーサスとスペシャルマッチ、そしてチュートリアルがプレイ可能となっている。それぞれのモードではリュウとルークの2キャラを使用することができる。

 バーサスではローカルでの2P対戦やNPCとの「ONE on ONE」を楽しめ、スペシャルマッチでは様々ギミックやルールを用いた対戦ができるEXTREAM BATTLEの「スリップマスター」がプレイ可能。また、今作初登場となる実況モードをONにすることで、ゲーム実況解説者・アール氏の実況も体験することができる。

 利用できるモードや使えるキャラは少なく、オンライン対戦ができないのは残念だったが、体験できるコンテンツのプレイ回数に制限はないので、今の内にしっかりと基礎をマスターして、製品版の発売に備えていただきたい。

アーケードやオンラインは利用できない
プラクティスでチュートリアルをいつでも体験できるので、まずはここで基礎を確認しておこう
スーパーアーツも練習できる
本作オリジナルシステム「ドライブインパクト」などもしっかり練習可能だ
技入力方式は3タイプから選択可能。今作では格闘ゲームが苦手な人でもボタンを押すだけで技が簡単に出せるダイナミックタイプなどが用意されている
バーサスモードの設定で実況をONにでき、まるで大会のような臨場感を味わえる
バーサスモードで選択できるステージは2つのみ
キャラはリュウとルークのみ
コスチュームカラーも2つ用意されていた
EXTREAM BATTLEでは5回ダウンすると負けになる特殊なバトル「スリップマスター」がプレイ可能。ギミックは闘牛をセレクトできる
バトル中に闘牛が猛スピードで突っ込んでくる。当たるとダウン確定だ。闘牛の鳴き声が聞こえてきたら突入の合図