【特別企画】

コナミのシューティングゲーム22年の歴史と素晴らしさを耳で感じろ! 「ミュージック フロム コナミアーケードシューティング」を全曲聴いてみた

【ミュージック フロム コナミアーケードシューティング】

1月20日発売予定

価格:14,300円(税込)

 コナミデジタルエンタテインメントから間もなく発売されるゲームミュージックの新譜、その名も「ミュージック フロム コナミアーケードシューティング」は、1985年に登場した「ツインビー」、「グラディウス」から、2007年に稼働を開始した「オトメディウス」に至るまで、コナミが22年間にリリースしたアーケード用シューティングゲーム全22タイトルのBGMを一挙収録、CD10枚組という超大ボリュームのCD-BOXだ。

 さらに、本アルバムを通販サイト「コナミスタイル」で購入すると、特典としてスペシャルサントラCD「ミュージック フロム オリジナル・パロディウス」(※MSX版「パロディウス ~タコは地球を救う~」のBGMを収録)がもらえる。こちらもシューティングゲームファン垂涎のアイテムと言えるだろう。

 かつては定番ジャンルのひとつであったが、今やゲームセンターに行ってもほとんど見掛けなくなったシューティングゲーム。そのアルバムが2021年というタイミングで、しかも80年代の古い作品をも網羅してリリースされるとの情報を、筆者が最初に聞いたときには本当に驚かされた。それと同時に、ゲームミュージックのアルバムを150種類ほど持つ、自称ゲームミュージック大好きっ子の筆者としては、興味を抱かずにはいられなかった。

 そこで、発売元のコナミデジタルエンタテインメントに事前レビューの相談をしたところ快諾をいただくことができたので、全曲じっくりと聴かせていただいた。以下、本稿では本アルバムの開封レポートと収録タイトル、および全タイトルのプレイ経験を持つ筆者なりに、DISCごとにぜひ注目してほしいポイントをまとめてご紹介していこう。

CD-BOX開封の儀:ゲームミュージックファンの心をくすぐる、ライナーノーツの内容にも注目!

 まずはパッケージを見ていただきたい。何せ10枚のCDがワンセットということもあり、サイズがとにかくデカイ! タイトルロゴがズラリと並んだ表紙のデザインも実に壮観で、その裏面、および各DISCのジャケットにも楽譜が1曲ずつ書かれているのもファンにはうれしいサービスだ。

 ライナーノーツには、全収録タイトルの曲名はもちろん、スタッフによる詳細な解説も書かれているので必読。また、見開きで収録タイトルの年表も書かれているので、コナミシューティングゲームの歴史をひと目で振り返ることができる。

【「ミュージック フロム コナミアーケードシューティング」を開封!】
パッケージの表面には、収録タイトルのロゴが勢ぞろい
裏面は収録タイトルの画面写真がズラリ!
こちらは背の部分
通常のCDケースと並べたところ。本アルバムのパッケージががいかに大きいかがわかる
DISCごとに、きれいに色分けされている
DISC1を取り出したところ
DISC1の裏面を取り出したところ
ケースを開いたところ。ジャケット裏面に収録曲が書かれている
各ジャケットには「グラディウス」の楽譜が1曲ずつ書かれているのも、ファンにはうれしいサービスだ
【特典CD「ミュージック フロム オリジナル・パロディウス」】
MSX版の元祖「パロディウス」の全BGMが聴けて、しかもSE(効果音)集まで収録されている
【ライナーノーツ】
ライナーノーツの表紙
表紙をめくると、見開きで収録タイトルの年表が書かれている
各DISCの曲名と、ボーカル付きの曲は歌詞も読むことができる
タイトルごとに、ゲーム内容と曲に関するエピソードもびっしりと書かれている
裏面に書かれた楽譜は、いったい何の曲なのか? 熱心なゲームミュージックファンの方ならきっとわかるハズ