【特別企画】
コナミのシューティングゲーム22年の歴史と素晴らしさを耳で感じろ! 「ミュージック フロム コナミアーケードシューティング」を全曲聴いてみた
2021年1月19日 00:00
- 【ミュージック フロム コナミアーケードシューティング】
- 1月20日発売予定
- 価格:14,300円(税込)
コナミデジタルエンタテインメントから間もなく発売されるゲームミュージックの新譜、その名も「ミュージック フロム コナミアーケードシューティング」は、1985年に登場した「ツインビー」、「グラディウス」から、2007年に稼働を開始した「オトメディウス」に至るまで、コナミが22年間にリリースしたアーケード用シューティングゲーム全22タイトルのBGMを一挙収録、CD10枚組という超大ボリュームのCD-BOXだ。
さらに、本アルバムを通販サイト「コナミスタイル」で購入すると、特典としてスペシャルサントラCD「ミュージック フロム オリジナル・パロディウス」(※MSX版「パロディウス ~タコは地球を救う~」のBGMを収録)がもらえる。こちらもシューティングゲームファン垂涎のアイテムと言えるだろう。
かつては定番ジャンルのひとつであったが、今やゲームセンターに行ってもほとんど見掛けなくなったシューティングゲーム。そのアルバムが2021年というタイミングで、しかも80年代の古い作品をも網羅してリリースされるとの情報を、筆者が最初に聞いたときには本当に驚かされた。それと同時に、ゲームミュージックのアルバムを150種類ほど持つ、自称ゲームミュージック大好きっ子の筆者としては、興味を抱かずにはいられなかった。
そこで、発売元のコナミデジタルエンタテインメントに事前レビューの相談をしたところ快諾をいただくことができたので、全曲じっくりと聴かせていただいた。以下、本稿では本アルバムの開封レポートと収録タイトル、および全タイトルのプレイ経験を持つ筆者なりに、DISCごとにぜひ注目してほしいポイントをまとめてご紹介していこう。
CD-BOX開封の儀:ゲームミュージックファンの心をくすぐる、ライナーノーツの内容にも注目!
まずはパッケージを見ていただきたい。何せ10枚のCDがワンセットということもあり、サイズがとにかくデカイ! タイトルロゴがズラリと並んだ表紙のデザインも実に壮観で、その裏面、および各DISCのジャケットにも楽譜が1曲ずつ書かれているのもファンにはうれしいサービスだ。
ライナーノーツには、全収録タイトルの曲名はもちろん、スタッフによる詳細な解説も書かれているので必読。また、見開きで収録タイトルの年表も書かれているので、コナミシューティングゲームの歴史をひと目で振り返ることができる。