【特別企画】
「翔蟲」で躍動感あふれる狩りが実現!「モンスターハンターライズ」先行体験会で判明した新要素と操作感を徹底レポート!
2021年1月8日 08:00
- 3月26日 発売予定
- 価格:
- 7,990円(税別、パッケージ版)
- 7,264円(税別、ダウンロード版)
- 8,173円(税別、デラックスエディション[DL版])
- 15,254円(税別、狩友ダブルパック)
カプコンは、3月26日に発売を予定している「モンスターハンターライズ」のメディア向け先行体験会を実施した。本作は新要素である「翔蟲(かけりむし)」を活用した今までにない躍動感あふれるアクションが超爽快かつ奥深い話題の最新作である。今回は先行体験会にて全貌が明らかになった本作の”今までにない”新たな試みを筆者の所感を交えながら紹介していきたいと思う。
また今回は実際にプレイした際に動画の撮影を行なったので、本作の重要となるポイントを簡潔にまとめた動画も掲載する。最後には気になるモンスター「タマミツネ」の狩猟に挑戦したので、新たな進化を遂げたモンスターハンターではどのようなハンティングが繰り広げられるのかを是非チェックしてみて欲しい。
和の世界感で彩られた新感覚の「モンスターハンター」!
本作は世界中に多くのファンを持つ「モンスターハンター」シリーズの最新作となり、TGS2020にてその概要が明かされた際にはフィールドやモンスターが放つ独特の和のテイストや、スピーディーに空や壁を翔け回るハンターの姿がとても印象的だったことが記憶に新しい。加えて今回対応機種が「Nintendo Switch」ということで「モンスターハンターダブルクロス」以来の携帯機向け作品となり、非常に注目度の高い作品となっている。
圧倒的なユーザビリティ!ハンターライフはここまで快適に進化した!
今回実際にプレイした中で感じた最初に伝えたいポイントは、既存シリーズで正直少し面倒だと感じていた事柄が殆ど解消されている点だ。まず新たなるオトモ「ガルク」の存在が非常に大きい。「ガルク」は「オトモアイルー」のようにハンターに付き添って狩りをサポートしてくれる犬型のモンスターなのだが、今作ではこの「ガルク」に乗ってフィールドを素早く動き回る事が可能となった。「モンスターハンターワールド:アイスボーン」でも「モンスターライド」という行きたい場所を指定して小型モンスターに乗り移動できるシステムがあったが、今作の「ガルク」はそこからさらに動きの自由度が確保されている。
まずオトモに「ガルク」を設定していれば基本何処に居ても「ガルク」を呼んで移動を開始でき、さらに自分自身で「ガルク」を操作して動き回れるため動きに小回りが効くようになっている。加えて壁や蔦なども「ガルク」に乗った状態で昇り降り可能で、ハンターのスタミナも消費しない。実際1度「ガルク」を操作してそのスピードと快適度に慣れてしまうと通常のハンターの移動に違和感を覚えるほどであり、フィールド移動のストレスが「ガルク」によって解消されている事を実感できた。
さらに驚くなかれ。今作では何と“最初からモンスターがフィールドマップに表示される”仕様となっている。流石に最初からハッキリと目標の場所がわかるわけでは無く、出会ったことの無いモンスターはMAP上に「?」で表示されるが、これによって今までありがちだった目的のモンスターに出会う事ができずに何分もフィールドをウロウロする……という事が一切なくなった。とりあえず大型モンスターの場所を順々に巡り、ターゲットを見つけるという動きが今作では可能になっている。これは“ペイントボール世代”には信じられない変化ではないだろうか。加えてフィールド内にキャンプが存在し、そこに瞬時に移動できる「ファストトラベル」が使用可能だ。これにより、アイテムが尽きた際にキャンプに戻って補充等ができる。
さらにフィールドにはクエスト中ハンターに様々な恩恵を与えてくれる環境生物が数多く存在している。アイテムとして使用できる物から、今作では拾得後ハンターのステータスを一時的に上昇させるモノまで数多く揃っている。この環境生物の場所もMAPには表示されるため、狩猟が難しいモンスターと判断した場合は一旦撤退し、「ガルク」に乗ってそれらを回収して自身を強化してから再度挑戦するという事も可能なのだ。
実際にプレイしてみて、ここまでユーザービリティの良い「モンハン」は初めてでは無いかと筆者は思っている。そしてこの移動速度と探索速度の向上で大型モンスターを存分に狩る事ができる訳だが、今作ではこの狩猟アクション部分にも新要素を追加して既存シリーズでは味わえない爽快感を実現している。次はそんなアクション部分の進化「翔蟲」について取り上げたいと思う。