【特別企画】

2019年最高のガンダムアイテムを手に入れろ! 前編

「解体匠機 νガンダム」、「MG バルバトス」など、様々なアプローチ

 毎年年末年始に行なっていた「オススメホビー企画」。今年はこれまでの10倍、10の項目と、さらにメーカーチョイス、特選記事を入れての“特集”となる。盛りだくさんの記事を投入していくのでお楽しみに!

 第1回目は「2019年最高のガンダムアイテムを手に入れろ! 前編」。2019年は「ガンダム40周年」であり、様々な企画が実施された。「ガンダム」は今や“アニメ”や“ロボットもの”というカテゴリーを超え、特別なファンを生み出すコンテンツとなった。その中でもBANDAI SPIRITSのホビー事業部、コレクターズ事業部の商品は代表的なものと言えるだろう。

 今回は「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」を始め、工業デザイナーがデザインした新しいガンダム「HG 1/144 ガンダムG40」など5商品をピックアップしたい。

これぞまさに究極! 「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」

・BANDAI SPIRITS
・2018年12月発売
・価格:102,300円(税込)
・「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」のページ
https://tamashii.jp/item/12986/

 コレクターズ事業部が提示する“完成品”の究極と言える商品が「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」だ。全高約37cmの大型ボディに信じられないほどのディテールを凝縮。「νガンダムの実機があったらこんな姿なのでは?」という想いを元に商品化が行なわれている。

 このため、各部を徹底的に検証、νガンダムそのものを1度“解体”し、部品1つ1つまで吟味した上で組み上げるというコンセプトで商品が組み上げられている。そのディテールは何度見ても驚かされ、見飽きない。

 商品には整備台をイメージした台座が付属。各部装甲の可動によりメンテナンスをイメージした飾り付けも可能。頭部を含めた全身の装甲が可動し内部メカも見ることができる。装甲は“メンテナンス時の可動”、“戦闘時の機動に合わせた可動”といった解釈が行なわれており、ユーザーの想像力を強く刺激する

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今までで一 番動くジム改! 「ROBOT魂 ジム改 ver. A.N.I.M.E.」

・BANDAI SPIRITS
・2018年12月22日発売
・価格:8,640円(税込)
・「ROBOT魂 <SIDE MS> RGM-79C ジム改 ver. A.N.I.M.E.」のページ
https://tamashii.jp/item/13038/

 「ROBOT魂 <SIDE MS> RGM-79C ジム改 ver. A.N.I.M.E.」は「機動戦士ガンダム0083」に登場した機体で、主人公・コウを導くサウス・バニング大尉の乗機として物語前半に印象的な活躍をする。

 ジム改はシンプルで地味なジムの印象を受け継ぎながら様々な箇所にメカニカルなディテールが施されており、商品は「ver. A.N.I.M.E.」ならではのデザインの再現と、最新の技術による可動でコレクターズ事業部内でも「今までで一 番動くジム改」といわれるほど気持ちよく各部が可動、多彩なポーズ付けが楽しめる。

 商品にはハイパー・バズーカ、ブルパップ・マシンガン、ビーム・サーベル、シールドが付属。エフェクトパーツも付属しており、“動き”を意識したディスプレイが可能。他の「ver. A.N.I.M.E.」と合わせることで遊びの幅がグッと広がる。

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激しく動き、戦うMSを完全再現! 「MG 1/100 ガンダムバルバトス」

・BANDAI SPIRITS
・12月発売
・価格:4,950円((税別)
・「MG 1/100 ガンダムバルバトス」のページ
https://bandai-hobby.net/item/3419/

 「MG 1/100 ガンダムバルバトス」は、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の主役機。この世界のガンダムは、ガンダム・フレームという骨格に装甲がつくことで様々な機能を発揮する。バルバドスは時には敵からも装備を奪い姿を変えた。プラモデルでは“本来の姿”といわれた、第4形態を再現している。

 特徴的なガンダムフレームを再現、動力源であるエイハブリアクターは回転するギミックも搭載している。関節を動かすと各部のシリンダーも可動する。バルバドスはその動きに大きな特徴があり、プラモデルでもそのダイナミックな動きを想像させる大胆なポージングが可能だ。

 武装としてメイス、太刀、300mm滑空砲を同梱。原作の様々な姿を再現できる。メイスはグリップと先端をスライドさせることができる。滑空砲の砲身にはスライド・折り畳みギミックを搭載。武器により遊びの幅が広がる

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工業デザイナーと映画監督による新しい解釈「HG 1/144 ガンダムG40」

・BANDAI SPIRITS
・12月発売
・価格:3,300円(税別)
・「HG 1/144 ガンダムG40」のページ
https://bandai-hobby.net/item/3478/

 2019年の「ガンダム40周年」および2020年の「ガンプラ40周年」を彩る特別なガンダムが、「HG 1/144 ガンダムG40 (Industrial Design Ver.)」だ。工業デザイナー奥山清行氏×演出家・映画監督松尾衡氏による新しい解釈のガンダム像を提示する商品である。

 「ガンダムG40」が目指すのは、アニメ「機動戦士ガンダム」でガンダムが見せたしなやかな動き。この動きをさせるロボットをどう構成していくかを、奥山氏はチームで取り組みデザインを行なった。コアファイターの収納など、様々な独自の視点が盛り込まれている。

 商品化には特に関節構造に注力、CADでの設計からプラモデルとして打ちだし、商品として検証してからさらに設計を煮詰めるといった入念な検証が行なわれている。

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優れた可動と、独特アレンジ「ハイレゾリューションモデル 1/100 ゴッドガンダム」

・BANDAI SPIRITS
・10月26日発売
・価格:14,300円(税込)
・「ハイレゾリューションモデル 1/100 ゴッドガンダム」のページ
https://bandai-hobby.net/item/3373/

 「ハイレゾリューションモデル 1/100 ゴッドガンダム」は、ダイキャストを使用した重厚感ある塗装済みフレームを使用するホビー事業部の新しい挑戦だ。ハイレゾリューションモデルはフレームに装甲をつけていくことで完成する。

 ゴッドガンダムは、格闘戦に特化したフレームを採用、肘、膝、肩は可動時の連動スライドギミックを搭載し、足を振り上げるハイキックなど多彩なポーズを可能としている。マッシブな雰囲気のアレンジも大きなセールスポイントだ。

 日輪エフェクトはPETシートで表現し、胸部と肩部を解放するハイパーモードを再現可能。胸部エネルギーマルチプライヤーにはジュエルシールを採用し、ハイパーモードはアニメのクライマックスシーンを思わせる豪華なものとなる。

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